トップページ > コラム > 2026年のIPO初値上昇ランキング
9月25日にレイヤードの初値がつき、2026年9月のIPOが終わりました。IPO成績は20勝11敗(REIT・インフラを除く)となりました。勝率64.5%と6月末時点の52.9%から大きく改善しています。
今年の9月は、3日間に7件もの上場が集中する、異例のIPOラッシュでした。これだけ上場が重なると、買いの分散や資金枯れが心配でしたが、7件中公募割れは1件のみ、とIPO市場の好調さを感じる結果となりました。9月全体でも7勝2敗と大きく勝ち越しています。
それでは、2026年9月までの「初値売り利益」ランキングを見ていきましょう。

| 企業名 | 公募価格 | 初値 | 利益 (初値売り時) |
初値 上昇率 |
狙い目証券 |
|---|---|---|---|---|---|
![]() ソフトテックス (550A) |
1,940円 | 3,200円 | +12.6万円 | +64.9% | 岡三(主) SBI(副) 松井 楽天 岩井 マネックス |
![]() チャットプラス (598A) |
1,080円 | 2,284円 | +12.04万円 | +111.5% | 丸三(主) SMBC日興(副) SBI マネックス 松井 楽天 岩井 |
![]() バトンズ (554A) |
660円 | 1,674円 | +10.14万円 | +153.6% | 大和(主) SBI(副) 楽天 マネックス 松井 |
| レイヤード (634A) |
1,400円 | 2,230円 | +8.3万円 | +59.3% | SBI(主) 岩井 松井 ネオトレード |
| akippa (627A) |
570円 | 1,244円 | +6.74万円 | +118.2% | SBI(主) SMBC日興(副) 岩井 マネックス 楽天 ネオトレード 松井 |
| 企業名 | 公募価格 | 初値 | 利益 (初値売り時) |
初値 上昇率 |
狙い目証券 |
| GO (581A) |
2,400円 | 2,910円 | +5.1万円 | +21.3% | 野村(主) SBI SMBC日興 岩井 eスマート 楽天 |
| 犬猫生活 (556A) |
2,990円 | 3,500円 | +5.1万円 | +17.1% | SBI(主) 岩井(副) 松井 マネックス ネオトレード |
| オーディオストック (621A) |
1,060円 | 1,554円 | +4.94万円 | +46.6% | SBI(主) 岩井 松井 ネオトレード DMM 株 |
| かがやき ホールディングス (624A) |
720円 | 1,206円 | +4.86万円 | +67.5% | 東海東京(主) SBI(副) DMM 株 |
| ビーエイブル (604A) |
700円 | 1,016円 | +3.16万円 | +45.1% | みずほ(主) SBI マネックス ネオトレード |
| 企業名 | 公募価格 | 初値 | 利益 (初値売り時) |
初値 上昇率 |
狙い目証券 |
1位は、岡三証券が主幹事を務めたソフトテックスの+12.6万円です。吸収金額が5.5億円と非常に少ない「超小型案件」だったので、株価が上昇しやすいIPOでした。さらにラッキーだったのは、上場のタイミングです。前日に米国とイランの一時停戦が決まったことで、上場当日は株式市場全体に勢いがありました。
2位は、丸三証券が主幹事を務めたチャットプラスの+12.04万円です。規模がそれほど大きくなく、業績も好調でした。AIを活用したチャットボットサービスという話題性のある事業内容も影響したのか上場初日は初値がつかず、2日目に初値がつきました。
3位は、大和証券が主幹事を務めたバトンズの+10.14万円です。こちらも上場初日は初値がつかず、2日目にようやく初値がつきました。バトンズは、ソフトテックスと同じく「超小型案件」でした。さらに、日本の深刻な後継者不足を解決する「M&Aプラットフォーム」という将来性のある事業内容も、投資家から高く評価されたようです。
トップ3の中に、7月上場のチャットプラスがランクインしました。3位以降にも、7月上場が1件、9月上場が4件入り、初値上昇ランキングは大きく変動しています。また、9月上場銘柄の中で、地方単独上場のかがやきホールディングスがランクインしていることにも注目です。東証改革の影響で地方市場への上場を目指す企業が増えているなか、地方市場の盛り上がりを感じました。
10月は地方単独上場のアイビスホールディングスや、『記録DXプラットフォーム』を提供するルクレの上場が予定されています。また、ニュースアプリ『SmartNews』を運営するスマートニュースや、UBE(旧宇部興産)と三菱マテリアルの折半出資で設立されたUBE三菱セメントも、2026年内の上場を目指して準備中と報道が出ています。
上場が噂される企業はIPO上場観測企業のまとめで随時更新しています。年末のIPOラッシュに向けて、今後の上場予定に注目していきましょう!
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