2023年のIPOの結果をまとめました!

最終更新日:
2023年7月19日

 2023年も半分が終わり、折り返しに入りました。ここで2023年上半期を振り返ってみましょう。

 今年のIPO市場は2月が1件だけで、本格的に動き出したのが3月後半からというスロースタートでした。しかし、出だしは遅かったものの3月までは負けなしと、昨年からの好調はキープできているようです。

 4月以降はさらに勢いを増し、IPOバブルの再来かと思うほどの過熱ぶりでした。公募割れこそ出ましたが、ランキングが大きく変わるほどの高騰銘柄が続出しています。2023年6月までのIPOは39勝4敗1分、勝率89%でした。勝率こそやや下がりましたが、内容はかなり良くなっています。

それでは2023年6月までのIPOを初値売り利益ランキングをご覧ください!

表は左右にスライドしてご確認ください
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
第1位
ジーデップ・
アドバンス

(5885)
4,510円 10,680円 +61.7万円 +136.8% 野村
マネックス
松井
楽天
SBI
岡三オンライン
第2位
Fusic
(5256)
2,000円 6,530円 +45.3万円 +226.5% SBI
SMBC日興
大和
岩井
松井
ネオトレード
岡三オンライン
大和コネクト
第3位
アイデミー
(5577)
1,050円 5,560円 +45.1万円 +429.5% SBI
大和
楽天
松井
岩井
大和コネクト
ネオトレード
DMM株
W TOKYO
(9159)
3,000円 7,000円 +40.0万円 +133.3% 野村
SBI
マネックス
松井
ABEJA
(5574)
1,550円 4,980円 +34.3万円 +221.3% 野村
SBI
楽天
マネックス
松井
カブコム
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
ブリッジ
コンサルティング
グループ

(9225)
1,300円 4,110円 +28.1万円 +216.2% SBI
SMBC日興
マネックス
楽天
岩井
松井
岡三オンライン
ネオトレード
Ridge-i
(5572)
1,750円 4,445円 +26.95万円 +154.0% SMBC日興
SBI
松井
楽天
ARアドバンスト
テクノロジ

(5578)
1,260円 3,950円 +26.9万円 +213.5% 大和
SBI
楽天
マネックス
松井
岩井
岡三オンライン
大和コネクト
テクノロジーズ
(5248)
1,000円 3,650円 +26.5万円 +265.0% SBI
マネックス
楽天
松井
岩井
DMM株
シーユーシー
(9158)
1,920円 4,430円 +25.1万円 +130.7% SMBC日興
SBI
松井
マネックス
楽天
カブコム
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券

1位は、みずほ証券が主幹事を務めたジーデップ・アドバンス+61.7万円です。初値売りで一撃60万円超えは久しぶりですね!2021年のアイ・パートナーズフィナンシャル以来です。公開株数が少なかったこともありますが、公募価格が4,000円を超える値がさ株だったため、初値売り利益が伸びました。

2位は、SBI証券主幹事を務めたFusic+45.3万円です。順調に売り上げを伸ばしており、事業内容もクラウド系と人気化しやすいIPOでした。さらに公開株数がとても少なかったため、公募価格の3倍を超える高騰を見せています。

3位は、SBI証券とみずほ証券が共同主幹事を務めたアイデミー+45.1万円です。こちらは公募価格が低かったのですが、三日目に持ち越すくらいの勢いで高騰しました。最終的には二日目の気配値上限付近で初値が決まっています。なんと公募価格の5倍以上です!

 2023年はスタートから2銘柄連続で高騰し、さらにカバーの登場で一気にIPO市場が賑やかになりました。さらに楽天銀行やispaceなど注目度が高い銘柄も続々と上場し、近年まれに見る盛り上がりとなっています。
 2023年の後半戦も期待したいですね!

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