2025年のIPO初値上昇ランキング

最終更新日:
2025年7月24日

 6月30日に「レント」の初値が付き、2025年6月のIPOが終了しました。2025年の前半戦終了です。2025年は年明けから良いスタートを切っていましたが、半年で25勝3敗の勝率89%と好調をキープしています。
 トランプ関税ショックや、証券口座乗っ取り騒動など、向かい風となる出来事が多かった前半ですが、IPO市場としては良い状態が続いていると言って良いでしょう。

 では、2025年6月までの「初値売り利益」ランキングをご覧ください!

2025年のIPOの初値売り利益ランキング

表は左右にスライドしてご確認ください
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
第1位
ZenmuTech
(338A)
1,580 5,000円 +34.2万円 +216.5% 岡三
SBI(副)
松井
岩井
マネックス
岡三オンライン
第2位
ビジュアル・
プロセッシング・
ジャパン

(334A)
1,430円 3,040 +16.1万円 112.6% 岡三
SBI
松井
マネックス
楽天
岩井
岡三オンライン
eスマート
第3位
レント
(372A)
4,330円 5,730円 +14.0万円 +32.3% みずほ
SBI
楽天
eスマート
松井
エータイ
(369A)
1,510円 2,547円 +10.37万円 +68.7% 大和
SBI(副)
楽天
岩井
松井
大和コネクト
岡三オンライン
ネオトレード
ウェルネス・
コミュニケーションズ

(366A)
2,480円 3,300円 +8.2万円 +33.1% 野村
SBI(副)
岩井
松井
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
デジタルグリッド
(350A)
4,520円 5,310円 +7.9万円 +17.5% 大和
SMBC日興
SBI
楽天
松井
マネックス
大和コネクト
岡三オンライン
技術承継機構
(319A)
2,000 2,700 +7.0万円 + 35.0 SBI
岩井
松井
ネオトレード
北里
コーポレーション

(368A)
1,340円 2,001円 +6.61万円 +49.3% 野村
SMBC日興
マネックス
TENTIAL
(325A)
2,000 2,600 +6.0万円 +30.0% 野村
SBI
楽天
マネックス
岩井
松井
大和コネクト
ジグザグ
(340A)
1,500 2,030 +5.3万円 +35.3% 大和
SBI
楽天
松井
マネックス
大和コネクト
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券

1位は、岡三証券が主幹事を務めたZenmuTech+34.2万円です。公開株数がとても少なく、業績も今後の伸びが期待できる急成長企業ということで人気が集中しました。ミライロに続いて2025年2件目の「初日値付かず」で、大きく初値を伸ばしています。

2位は、岡三証券が主幹事を務めたビジュアル・プロセッシング・ジャパン+16.1万円です。まだまだ人気のDX関連銘柄ということもあり、上場前から注目を集めていました。公開株数がやや少なめで、主要株主にもしっかりロックアップがかかっていたため、買いが大きく上回り、公募価格の2倍以上まで初値を伸ばしています。

3位は、みずほ証券が主幹事を務めたレント+14.0万円です。4月以降のIPOで唯一TOP3にランクインしました。公募価格が4,330円と値がさだったこともあり、利益額で上位に食い込んでます。

 2025年のIPOは、一見条件が厳しい銘柄でもしっかり初値が上がっているのが特徴です。公募割れが少ないということは、市場全体の調子が良い証拠でもあります。さて、2025年も後半戦です。噂になっていたアクセルスペースが8月に上場予定です。宇宙事業関連ということで注目が集まっている銘柄です。さらにビットバンクSBI新生銀行も今年中の上場が噂されています。年末のIPOラッシュに向け、さらなる盛り上がりに期待したいですね。

↑

Web サイト内

初めての方へ

IPOの基本

証券会社

企業情報

管理人の当選実績など

関連情報

PC PC表示