2026年のIPO初値上昇ランキング

最終更新日:
2026年7月2日

 6月30日にネイスの初値がつき、2026年6月のIPOが終わりました。早くも2026年の前半戦が終了です。IPO成績は9勝8敗(REIT・インフラを除く)となり、ついに勝ち越しました!今年は年明けからまさかの7連敗と不穏なスタートでしたが、4月9日上場のソフトテックス以降は、6月まで負けなしでした。

 それでは、2026年6月までの「初値売り利益」ランキングを見ていきましょう!

表は左右にスライドしてご確認ください
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
第1位
ソフトテックス
(550A)
1,940円 3,200円 +12.6万円 +64.9% 岡三
SBI(副)
松井
楽天
岩井
マネックス
岡三オンライン
第2位
バトンズ
(554A)
660円 1,674円 +10.1万円 +153.6% 大和
SBI(副)
楽天
マネックス
松井
岡三オンライン
第3位
GO
(581A)
2,400円 2,910円 +5.1万円 +21.3% 野村
SBI
SMBC日興
岩井
eスマート
楽天
犬猫生活
(556A)
2,990円 3,500円 +5.1万円 +17.1% SBI
岩井(副)
松井
マネックス
岡三オンライン
ネオトレード
梅乃宿酒造
(559A)
600円 900円 +3万円 +50.0% SMBC日興
岩井(副)
SBI
マネックス
楽天
岡三オンライン
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券
LiNKX
(584A)
790円 1,075円 +2.85万円 +36.1% 野村
SMBC日興
SBI
楽天
マネックス
松井
eスマート
ネイス
(589A)
1,320円 1,476円 +1.56万円 +11.8% 岡三
SBI
松井
マネックス
eスマート
SQUEEZE
(558A)
3,110円 3,250円 +1.4万円 +4.5% SBI
マネックス
ネオトレード
岡三オンライン
DMM 株
松井
システムエグゼ
(548A)
950円 1,061円 +1.1万円 +11.7% みずほ
岩井(副)
SMBC日興
楽天
岡三オンライン
eスマート
企業名 公募価格 初値 利益
(初値売り時)
初値
上昇率
狙い目証券

 1位は、岡三証券が主幹事を務めたソフトテックス+12.6万円です。吸収金額が5.5億円と非常に少ない「超小型案件」だったので、需要さえあれば株価が跳ね上がりやすいIPOでした。さらにラッキーだったのは、上場のタイミングです。前日に米国とイランの一時停戦が決まったことで、上場当日は株式市場全体に勢いがありました。

 2位は、大和証券が主幹事を務めたバトンズ+10.0万円です。上場初日は買い注文が多く、初値がつかないまま終了し、2日目にようやく初値がつきました。上場初日に初値がつかなかったのは、昨年7月上場のフラー以来です。バトンズは、ソフトテックスと同じく「超小型案件」でした。さらに、日本の深刻な後継者不足を解決する「M&Aプラットフォーム」という将来性のある事業内容も、投資家から高く評価されたようです。

 3位には、6月上場のGOがランクインしました!主幹事は野村證券で、初値売り利益は+5.1万円でした。吸収金額が約950億円と、今年最大のIPO(6月末時点)でしたが、約1か月半ぶりのIPOだったことや、直前に上場した米国の超大型IPO、スペースXが好調だったことなどが、追い風になったかもしれません。

 3月まで不調が続いたIPOでしたが、4月以降、復調の兆しが見えてきました。GOのような大型案件でも初値が20%以上上昇したことは、IPO市場が上向いてきた証拠と言えます。それだけに、IPO件数が少ないのはやはり残念です。2025年の上半期に比べると、約30%減少しています。

 7月は承認前提出方式でIPO申請したティアフォーをはじめ4件、8月はレシピメディア『デリッシュキッチン』を運営するエブリーの上場が予定されています。さらに、ニュースアプリ『SmartNews』を運営するスマートニュースも2026年10月の上場を目指していると報じられています。後半戦では、今の調子を維持したまま、IPO件数も増えてほしいですね!

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