エータイ(369A)
エータイの事業内容は「永代供養墓の企画・建立・運営・販売代行を行う永代供養墓募集代行業務およびその他関連業務」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額62.2億円、吸収金額23.9億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | エータイ(369A) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://a-tie.co.jp/ |
会社設立 | 2004年10月(20年目) |
主幹事証券 | 大和証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、楽天証券、岩井コスモ証券、松井証券、大和コネクト証券(?)、岡三オンライン(?) |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格![]() |
1,480円 |
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仮条件![]() |
未発表 |
公募価格![]() |
未発表 |
初値予想(独自) | 1,700円 ~ 2,200円(5月23日時点) |
初値![]() |
- |
・想定価格1,480円に対して、PER20.92倍、PBR2.2倍、配当利回り1.93%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益70.7円、1株あたり純資産673.3円、1株あたり配当金28.5円
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
6月11日(水)~6月17日(火) |
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当選発表日![]() |
6月18日(水) |
購入申込期間![]() |
6月19日(木)~6月24日(火) |
上場日![]() |
6月26日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
※楽天証券、岩井コスモ証券は、購入申込期間の最終日にIPO抽選をおこなう「後期抽選型」の証券会社で、手順をふめば同一資金で“2回”抽選を受けることができます!詳しくは「後期型IPO抽選を利用して同一資金で複数回の抽選を受ける」をご覧ください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
204,000株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
1,410,600株 |
当選株数合計 | 1,614,600株 |
・当選株数は1,614,600株。売買単位が100株なので、当たりは計16,146枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | 大和証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
幹事 | SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
楽天証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
岩井コスモ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
岡三証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
松井証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
丸三証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
あかつき証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
水戸証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・SBI証券(副幹事)、楽天証券、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。
・大和証券が幹事なので、後から大和コネクト証券の取り扱いも発表される可能性があります。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
樺山 伸一 | 58.37% | 180日間 |
(株)エージーアイ | 29.19% | 180日間 |
樺山 玄基(社長) | 9.73% | 180日間 |
森 英之 | 0.44% | 180日間 |
山本 守 | 0.36% | 180日間 |
田中 佑治 | 0.29% | 180日間 |
従業員 | 0.15% | 継続保有 |
和田 圭史 | 0.12% | 継続保有 |
従業員 | 0.12% | 継続保有 |
従業員 | 0.1% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒エータイの有価証券届出書
※2021年8月期以降、株式1株につき2株の分割を反映
・2025年8月期は第2四半期時点で売上高1,400百万円、経常利益413百万円を達成しています。IPOで得た資金は建立費用に充てる予定です。
管理人からのコメント
エータイ(369A)は、「永代供養墓の企画・建立・運営・販売代行を行う永代供養墓募集代行業務およびその他関連業務」を主な事業としています。永代供養墓とは、墓地の管理者(後継者)がいなくとも、寺院が永代にわたり供養・管理を行います。
少子高齢化社会では承継者への負担が大きく、継続が困難となるケースも増えてきました。そこで「始めやすく、選びやすく、維持しやすい」独自の永代供養墓の需要が増えています。一方寺院側では、同様の問題が理由で檀家離れが問題となっています。墓地の承継者問題の結果「墓じまい」が増加することで、寺院・墓地の維持管理が難しくなります。そのような寺院に対し、永代供養墓の運営に関する業務をワンストップで提供しています。
業績の伸びは順調で、中間発表の数値も悪くありません。配当性向40%を目安に配当を実施していく予定なのもプラス材料です。上場が承認されたタイミングでは業績予想などは発表されていませんが、永代供養墓の需要が右肩上がりであることを考えると、今後の業績にも期待できそうです。
公開株数はそれほど多くなく、主要株主に解除条件の無いロックアップがかかっているため、供給はまずまず絞れています。
総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、楽天証券、岩井コスモ証券、松井証券から申し込み可能となっています。
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