アクセルスペース

公開日:
2025年5月20日

 2025年5月8日に、小型人工衛星開発のアクセルスペースが「月内にも上場承認へ」との報道がありました。早ければ6月の新規株式公開(IPO)を目指しているようです。過去にも上場のタイミングを探っていたものの、現在まで延期していました。今後もスケジュールが変更になる可能性もあるとのことで、まだ上場が確定した訳では無さそうです。

 ispace(9348)に続き、5社目の宇宙開発ベンチャーのIPOです。過去4社の実績から、アクセルスペースの上場も大きく注目を集めるでしょう。

成長性 割安性
△ -
話題性 管理人期待度
◎ b


基本情報

会社名 アクセルスペース
会社URL https://www.axelspace.com/ja/
会社設立 2008年(17年目)
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください

企業業績のデータ(5年分)

  2020年
5月
2021年
5月
2022年
5月
2023年
5月
2024年
5月
売上高(百万円)?  -  -  -  -  -
経常利益(百万円)?  -  -  -  -  -
当期純利益(百万円)?  △838 △1,033  △1,588  △1,369  △2,557
純資産額 (百万円)?  -  -  -  -  -
1株あたりの純資産額(円)?  -  -  -  -  -
1株あたりの純利益(円)?  -  -  -  -  -
自己資本比率(%)?  -  -  -  -  -
自己資本利益率(%)?  -  -  -  -  -

※決算公告より

管理人からのコメント

 アクセルスペースは、超小型衛星を活用した宇宙ビジネスを展開しています。「宇宙を普通の場所に」をビジョンとして掲げ、これまでに10機の小型衛星を開発・軌道上で運用しています。

 地球観測プラットフォーム『AxelGlobe』は、衛星による観測データを利用して、農業や災害監視などさまざまな用途に向けて解析データを提供しています。小型衛星のワンストップサービス『AxelLiner』では、同社が培った知見や実績を元に、衛星開発から打ち上げ・運用までをパッケージ化しています。自社衛星を保有することはもちろん、機器をアクセルスペースの衛星に搭載することも可能です。

 直近の業績を見ると赤字が拡大しています。ただし現在は先行投資の段階なので、ここから黒字化への目処が立っているのであれば、初値への影響は少ないでしょう。

 過去上場した宇宙事業企業では、ispace(9348)の公募価格比+293.7%が印象に残っていることでしょう。それ以外の企業も初値が上昇しており、アクセルスペースにも期待できそうです。

表は左右にスライドしてご確認ください
上場日 企業名 総合
評価
上場市場 当たり
本数
公募価格 初値 初値売り利益
(上昇率)
2024/12/19 Synspective
(290A)
c 東証
グロース
244,998本 480円 736円 +2.5万円
(+53.3%)
2024/6/5 アストロスケール
ホールディングス

(186A)
c 東証
グロース
267,182本 850円 1,281円 +4.3万円
(+50.7%)
2023/12/6 QPS研究所
(5595)
c 東証
グロース
65,789本 390円 860円 +4.7万円
(+120.5%)
2023/4/12 ispace
(9348)
d 東証
グロース
211,781本 254円 1,000円 +7.4万円
(+293.7%)

 正式な上場日はまだ決まっていませんが、報道によると主幹事はSMBC日興証券になる可能性があります。今のうちに口座開設して準備しておきましょう!SMBC日興証券以外のネット証券も準備しておきたいですね!


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