北里コーポレーション(368A)
(2025年6月16日追記)
引受価額が「1,259.6円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,259円」付近で寄り付く可能性があります。
北里コーポレーションの事業内容は「不妊治療に関する医療機器などの製造販売」で、東証プライム上場の大型案件(想定時価総額488.0億円、吸収金額196.4億円)です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
基本情報
会社名 | 北里コーポレーション(368A) 【東証プライム】 |
---|---|
会社URL | https://www.kitazato.co.jp/ja/ |
会社設立 | 2007年4月(18年目) |
主幹事証券 | 野村證券 |
その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(共同主幹事)、マネックス証券(副幹事)、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格![]() |
1,220円 |
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仮条件![]() |
1,300円 ~ 1,340円 |
公募価格![]() |
1,340円 |
初値予想(独自) | 1,259円 ~ 1,480円(6月16日時点) |
初値![]() |
2,001円 (公募価格比+661円 +49.3%) |
・想定価格1,220円に対して、PER12.29倍、PBR3.0倍、配当利回り3.28%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益99.3円、1株あたり純資産401.5円、1株あたり配当金40.0円
・仮条件に伴い、初音予想を「1,122円 ~ 1,400円(5月22日時点)」から「1,232円 ~ 1,480円(6月9日時点)」に変更しました。
・引受価額に伴い、初値予想を「1,232円 ~ 1,480円(6月9日時点)」から「1,259円 ~ 1,480円(6月16日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
6月10日(火)~6月13日(金) |
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当選発表日![]() |
6月16日(月) |
購入申込期間![]() |
6月17日(火)~6月20日(金) |
上場日![]() |
6月25日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
0株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
16,100,000株(国内:10,344,900株、海外:5,755,100株) |
当選株数合計 | 16,100,000株(国内:10,344,900株、海外:5,755,100株) |
・当選株数は10,344,900株。売買単位が100株なので、当たりは計103,449枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | 野村證券 | 60.15% | 9,684,500株 | 96,845枚 | 9,684枚 |
共同主幹事 | SMBC日興証券 | 38.54% | 6,205,500株 | 62,055枚 | 6,205枚 |
幹事 | マネックス証券 | 0.87% | 140,000株 | 1,400枚 | 1,400枚 |
静銀 ティーエム証券 |
0.43% | 70,000株 | 700枚 | 0枚 |
※割当株数には海外販売分を含む
・SMBC日興証券(共同主幹事)、マネックス証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月5日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
北里商事(株) | 58.5% | 180日間 |
井上 太綬(社長) | 35% | 180日間 |
H&Fパートナーズ(株) | 4.5% | 180日間 |
ナレツジイラア(株) | 2% |
※「ナレツジイラア(株)」の保有株式は全て売出株式で放出するため、ロックアップに関係ありません。
企業業績のデータ(5年分)
⇒北里コーポレーションの有価証券届出書
※2022年3月期まで単独決算。2023年3月期から連結決算。
※2023年3月期以降、株式1株につき200,000株の分割を反映
・2025年3月期は第3四半期時点で売上高7,258百万円、経常利益3,990百万円を達成しています。
管理人からのコメント
北里コーポレーション(368A)は、「不妊治療に関する医療機器などの製造販売」を主な事業としています。『Cryotop』や『キタザトETカテーテル』、卵子・受精卵凍結用試薬を病院・クリニックに販売しています。卵子ガラス固化法による卵子の保存は受精率が高く、同社のCryotopは高い評価を受けています。国内だけでなく、海外110か国で販売するために約80社の代理店を有し、世界シェアの拡大を狙っています。
有価証券届出書の業績を見ると売上も利益も伸ばしていますが、会社発表の業績予想では2025年3月期(実績)と2026年3月期(予想)は利益が減っているのが気になります。1株あたり配当金は41円を予定していますが、それでも十分な買いを集めるのは難しいかもしれません。
総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、マネックス証券(副幹事)、DMM株から申し込み可能となっています。
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