インテグラル(5842)

(2023年9月11日追記)
・引受価額が「2,232円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「2,232円」付近で寄り付く可能性があります。

(2023年9月4日追記)
弱気の仮条件を受けて、初値予想と総合評価を引き下げました

 インテグラルの事業内容は「エクイティ投資。エクイティ投資に関連する経営および財務に関するコンサルティング。」で、東証グロース上場の大型案件(想定時価総額1,063.3億円、吸収金額267.4億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

インテグラルのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ D

基本情報

会社名 インテグラル(5842) 【東証グロース】
会社URL https://www.integralkk.com/
会社設立 2006年1月(18年目)
主幹事証券 大和証券
その他
狙い目証券会社
野村證券(共同主幹事)、SMBC日興証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券楽天証券SBI証券大和コネクト証券auカブコム証券岡三オンラインDMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 3,100円
仮条件? 2,300円 ~ 2,400円
公募価格? 2,400円
初値予想(独自) 2,208円 ~ 3,000円(9月4日時点)
初値? 2,400円 (公募価格比+0円 +0.0%)

・想定仮条件(2,800円~3,400円)の平均値3,100円に対して、PER52.6倍、PBR3.32倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益58.9円、1株あたり純資産934.1円、1株あたり配当金-円。)
・弱気の仮条件を受けて、初値予想を「3,100円 ~ 4,000円(8月17日時点)」から「2,208円 ~ 3,000円(9月4日時点)」に変更(2023年9月13日追記)。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 9月5日(火)~9月8日(金)
当選発表日? 9月11日(月)
購入申込期間? 9月12日(火)~9月15日(金)
上場日? 9月20日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 5,200,000株(国内:3,465,000株、海外:1,735,000株)
売出株数(OA含む)? 3,425,000株(国内:675,000株、海外:2,750,000株)
当選株数合計 8,625,000株(国内:4,140,000株、海外:4,485,000株)

・当選株数は4,140,000株。売買単位が100株なので、当たりは計41,400枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・公募株数が「国内:4,125,000株、海外:1,075,000株」から「国内:3,465,000株、海外:1,735,000株」 へ変更。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 大和証券 52.63% 2,179,000株 21,790枚 2,179枚
共同主幹事 野村證券 36.33% 1,504,000株 15,040枚 1,504枚
幹事 BofA証券 0.01% 600株 6枚 0枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
2.76% 114,100株 1,141枚 114枚
みずほ証券 2.76% 114,100株 1,141枚 114枚
SMBC日興証券 2.76% 114,100株 1,141枚 114枚
岩井コスモ証券 0.39% 16,300株 163枚 16枚
松井証券 0.39% 16,300株 163枚 114枚
マネックス証券 0.39% 16,300株 163枚 163枚
岡三証券 0.39% 16,300株 163枚 16枚
楽天証券 0.39% 16,300株 163枚 163枚
SBI証券 0.39% 16,300株 163枚 73枚
東海東京証券 0.39% 16,300株 163枚 16枚

大和証券(共同主幹事)、野村證券(共同主幹事)、SMBC日興証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券楽天証券SBI証券から当選のチャンス。
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(8月18日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(8月21日追記)
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(8月21日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月29日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
佐山 展生 35.64% 3年※1
山本 礼二郎(社長) 32.62% 3年※2
水谷 謙作 9.05% 3年※2
辺見 芳弘 7.12% 3年※2
片倉 康就 2.85% 3年※2
澄川 恭章 1.61%  
西岡 成浩 1.61%  
長谷川 聡子 1.34% 3年※2
後藤 英恒 1.34% 3年※2
仲田 真紀子 1.34% 3年※2

※1 2023年10月19日時点の保有株式数を基準として、3年後からは4分の1まで、4年後からは2分の1まで、5年後から全て売却可能
※2 上場日時点の保有株式数を基準として、3年後からは4分の1まで、4年後からは2分の1まで、5年後から全て売却可能

企業業績のデータ(5年分)

  2019年
12月
2020年
12月
2021年
12月
2022年
12月
2023年12月
(第2四半期)
売上収益(百万円)? - - 3,863 5,435 (6,397)
税引前利益(百万円)? - - 1,681 2,913 (5,047)
当期純利益(百万円)? - - 1,173 2,021 (3,509)
純資産額 (百万円)? - - 17,357 19,406 (22,914)
1株あたりの純資産額(円)? - - 649 713 -
1株あたりの純利益(円)? - - 44 75 (129)
自己資本比率(%)? - - 54.0 55.6 (57.3)
自己資本利益率(%)? - - 7.0 11.0 (16.6)

※国際会計基準が適用されています。科目名が異なりますが、意味的にはほとんど同じです。
・IPOで得た資金は、GP(ゼネラルパートナー・無限責任組合員)出資、プリンシパル投資、i-Bridgeによるブリッジ・ファイナンス資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 インテグラル(5842)、非公開株式会社への投資を目的とする「投資事業有限責任組合」および「リミテッド・パートナーシップ(無限責任を負う企業形態)」などを組成し、運用しています。ファンド運用の対価として、ファンドの投資残高または出資約束金額の一定割合(2%程度)を収益とし得ています。直近の業績推移を見ると、順調に投資残高を増やしており、今後の更なる拡大にも期待が持てます。

 既存株主の大半はロックアップがかかっているものの、公開株数は非常に多いです。活況だったIPO相場も直近はかげりが見えてきており、この規模のIPOでは大幅な上昇は難しいでしょう。

(2023年9月4日追記)
 想定仮条件に対して、かなり弱気な仮条件が出ました。公募割れのリスクが高まっています。

 ネット証券では、大和証券(主幹事)、野村證券(共同主幹事)、SMBC日興証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券楽天証券SBI証券大和コネクト証券auカブコム証券岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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