サイフューズ(4892)

(11月22日追記)
・引受価額が「1,490.40円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,490円」付近で寄り付く可能性があります。

 サイフューズの事業内容は「バイオ3Dプリンタを用いた、再生医療等製品の開発・製造・販売」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額125.1億円、吸収金額30.7億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。

サイフューズのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
◎ D

基本情報

会社名 サイフューズ(4892) 【東証グロース】
会社URL https://www.cyfusebio.com/
会社設立 2010年8月(13年目)
狙い目証券会社 SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券楽天証券松井証券岡三オンラインSBIネオトレード証券auカブコム証券DMM株

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IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,745円
仮条件? 1,470円 ~ 1,620円
公募価格? 1,620円
初値予想(独自) 1,470円 ~ 1,800円(11月11日時点)
初値? 1,720円 (公募価格比+100円 +6.2%)

・想定価格1,745円に対して、PER87.53倍、PBR3.21倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益19.9円、1株あたり純資産542.9円、1株あたり配当金-円。)
※想定価格は、有価証券届出書提出時における想定仮条件(1,470円~2,020円)の平均価格(1,745円)で計算しています。
・仮条件に伴い初値予想を「1,605円 ~ 2,000円(10月27日時点)」から「1,470円 ~ 1,800円(11月11日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月15日(火)~11月21日(月)
当選発表日? 11月22日(火)
購入申込期間? 11月24日(木)~11月29日(火)
上場日? 12月1日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,250,000株
売出株数(OA含む)? 508,600株
当選株数合計 1,758,600株

・当選株数は1,758,600株。売買単位が100株なので、当たりは計17,586枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SBI証券 86.98% 1,529,600株 15,296枚 6,883枚
幹事 岡三証券 9.56% 168,200株 1,682枚 168枚
SMBC日興証券 0.86% 15,200株 152枚 15枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
0.86% 15,200株 152枚 15枚
楽天証券 0.86% 15,200株 152枚 152枚
アイザワ証券 0.22% 3,800株 38枚 0枚
東洋証券 0.22% 3,800株 38枚 0枚
松井証券 0.22% 3,800株 38枚 26枚
水戸証券 0.22% 3,800株 38枚 0枚

SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券楽天証券松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(10月28日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(10月28日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月1日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月8日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
SBI Ventures Two(株) 7.23% 180日間
秋枝 静香(社長) 6.78% 180日間
富士フイルム(株) 6.39% 180日間
ニッセイ・キャピタル7号投資事業有限責任組合 5.60% 90日間
1.5倍
三條 真弘 5.09% 180日間
積水化学工業(株) 5.01% 180日間
CYBERDYNE(株) 4.71% 180日間
中山 功一 3.75% 180日間
三菱UFJキャピタル4号投資事業有限責任組合 3.71% 90日間
1.5倍
(株)新生銀行 3.29% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
2020年
12月
2021年
12月
売上高(百万円)? 79 26 122 137 708
経常利益(百万円)? △356 △384 △369 △327 145
当期純利益(百万円)? △398 △386 △372 △330 143
純資産額 (百万円)? 1,470 1,483 1,779 1,549 1,900
1株あたりの純資産額(円)? △1,649,169 △2,034,415 △2,405,548 △5,469 △5,184
1株あたりの純利益(円)? △397,699 △385,246 △371,133 △658 286
自己資本比率(%)? 74.3 84.7 87.2 70.5 71.8
自己資本利益率(%)? - - - - 8.3

※2020年12月期以降、株式1株につき500株の分割を反映。
・2022年12月期は、第2四半期時点で売上332百万円、経常損失△76百万円となっています。IPOで得た資金は、現在開発中の再生医療パイプラインの臨床試験費用、次世代パイプラインの研究開発費用、各パイプラインの商業化に必要なシステム機器などの開発費用、人件費・システム維持費用などに充てる予定です。

管理人からのコメント

 サイフューズ(4892)、自社で開発した3Dプリンタ「Regenova」および「S-PIKE」による基盤技術の普及とともに、神経・骨軟骨・血管など様々な組織・臓器再生の再生医療等製品を開発、販売をしています。

 直近の業績推移を見ると、前期に大きく売り上げを伸ばしていますが、今後の成長性は「自社開発3Dプリンタで生産した3D細胞製品が、実際に医療現場で使われるようになるか」にかかっています。そのため、現時点ではっきりとした見通しは持てません。

 ちなみに、「2020年度再生医療・遺伝子治療の市場調査業務」によると、2020年の再生医療の国内市場規模は250億円であり、2040年には1.1兆円まで拡大すると予想されており、市場自体の成長性は十分にあります。

 公開株数は多めで、主要な大株主に対してロックアップがかかっていますが、うちベンチャーキャピタル2社は公募価格比1.5倍でロックアップが外れます。最終的な初値予想は仮条件の水準を見てからになりますが、現時点では、総合的に見て初値の上昇は期待しづらいです。

 ネット証券では、SBI証券(主幹事)、SMBC日興証券楽天証券松井証券岡三オンラインSBIネオトレード証券auカブコム証券DMM株から申し込み可能となっています。

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