SANEI[サンエイ](6230)
SANEI[サンエイ]の事業内容は「給排水器具などの製造販売」で、東証2部上場の小型案件(想定時価総額45.5億円、吸収金額10.8億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
※2020年3月19日に上場承認されましたが、新型コロナの影響で4月7日に上場中止となりました。今回は2度目の上場承認となります。
基本情報
会社名 | SANEI[サンエイ](6230) 【東証2部】 |
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会社URL | https://www.sanei.ltd/ |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、SMBC日興証券、 auカブコム証券、CONNECT、DMM株、松井証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,050円 |
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仮条件 | 2,050円 ~ 2,200円 |
公募価格 | 2,200円 |
初値予想(独自) | 2,200円 ~ 2,500円(12月10日時点) |
初値 | 3,525円 (公募価格比+1,325円 +60.2%) |
・想定価格2,050円に対して、PER6.26倍、PBR0.49倍、配当利回り1.94%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益327.3円、1株あたり純資産4,219.5円、1株あたり配当金39.7円。)
・仮条件にともない、初値予想を「2,050円 ~ 2,300円(11月19日時点)」から「2,200円 ~ 2,500円(12月10日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 12月10日(木)~12月16日(水) |
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当選発表日 | 12月17日(木) |
購入申込期間 | 12月18日(金)~12月23日(水) |
上場日 | 12月25日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 260,000株 |
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売出株数(OA含む) | 269,000株 |
当選株数合計 | 529,000株 |
・当選株数は529,000株。売買単位が100株なので、当たりは計5,290枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 82.61% | 437,000株 | 4,370枚 | 655枚 |
幹事 | 野村證券 | 8.70% | 46,000株 | 460枚 | 46枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
4.35% | 23,000株 | 230枚 | 23枚 | |
SBI証券 | 2.61% | 13,800株 | 138枚 | 62枚 | |
SMBC日興証券 | 1.74% | 9,200株 | 92枚 | 9枚 |
・大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、SMBC日興証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(11月24日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(11月27日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(12月3日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能になりました。(12月11日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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西岡 利明(社長) | 38.78% | 180日間 |
吉川 正弘 | 34.69% | 180日間 |
吉川 弘二 | 5.10% | 180日間 |
SANEI従業員持株会 | 5.10% | 180日間 |
夏目 和典 | 3.06% | 180日間 |
尼見 幸一 | 2.04% | 180日間 |
岸田 敏雄 | 1.28% | 180日間 |
新田 裕二 | 1.02% | 180日間 |
(株)岡本製作所 | 1.02% | 180日間 |
(株)坂井製作所 | 1.02% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2018年3月期まで単独決算。2019年3月期から連結決算。
※2019年3月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2021年3月期は、第2四半期時点で売上10,360百万円、経常利益657百万円を達成しています。IPOで得た資金は、岐阜工場における生産設備にかかわる設備投資に充てる予定です。
管理人からのコメント
SANEI[サンエイ](6230)、統計的に初値の上がりにくい東証2部上場に加え、事業内容が給排水器具などの製造販売ということで、人気化は期待しづらいです。直近の業績推移を見ても、頭打ち感があり、将来性もそれほど感じられません。ただ、想定価格が低く、割安感があるので、公募割れするような印象ではありません。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、SMBC日興証券、auカブコム証券、CONNECT、DMM株、松井証券から申し込み可能となっています。
(11月20日追記)
同日に、東和ハイシステム(4172)、ファンペップ(4881)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
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