楽天銀行(5838)
(4月13日追記)
・引受価額が「1,330円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,330円」付近で寄り付く可能性があります。
楽天銀行の事業内容は「インターネット銀行」で、東証プライム上場の超大型案件(想定時価総額3,051.8億円、吸収金額1,148.3億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | 楽天銀行(5838) 【東証プライム】 |
---|---|
会社URL | https://www.rakuten-bank.co.jp/ |
会社設立 | 2000年1月(24年目) |
主幹事証券 | 大和証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(共同主幹事)、楽天証券(副幹事)、野村證券、マネックス証券、松井証券、CONNECT、DMM株、auカブコム証券(?) |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 1,795円 |
---|---|
仮条件 | 1,300円 ~ 1,400円 |
公募価格 | 1,400円 |
初値予想(独自) | 1,288円 ~ 1,700円(4月5日時点) |
初値 | 1,856円 (公募価格比+456円 +32.6%) |
・想定価格1,795円に対して、PER15.23倍、PBR1.41倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益117.9円、1株あたり純資産1,271.3円、1株あたり配当金-円。)
※想定価格は、有価証券届出書提出時における想定仮条件(1,630円~1,960円)の平均価格(1,795円)で計算しています。
・仮条件に伴い、初値予想を「1,650円 ~ 2,000円(3月22日時点)」から「1,288円 ~ 1,700円(4月5日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 4月5日(水)~4月11日(火) |
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当選発表日 | 4月13日(木) |
購入申込期間 | 4月14日(金)~4月19日(水) |
上場日 | 4月21日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 5,555,500株 |
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売出株数(OA含む) | 52,017,300株(国内:21,966,400株、海外:25,587,900株) |
当選株数合計 | 57,572,800株(国内:31,984,900株、海外:25,587,900株) |
・当選株数は31,984,900株。売買単位が100株なので、当たりは計319,849枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・売出株数(OA含む)が「58,414,300株(国内:32,826,400株、海外:25,587,900株)」から「52,017,300株(国内:21,966,400株、海外:25,587,900株)
」へ変更しました(4月13日追記)。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 36.33% | 11,619,500株 | 116,195枚 | 11,619枚 |
共同主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
14.46% | 4,623,600株 | 46,236枚 | 4,623枚 |
みずほ証券 | 13.77% | 4,403,400株 | 44,034枚 | 4,403枚 | |
SMBC日興証券 | 11.70% | 3,742,900株 | 37,429枚 | 3,742枚 | |
ゴールドマン・ サックス証券 |
8.60% | 2,752,100株 | 27,521枚 | 0枚 | |
幹事 | 楽天証券 | 8.26% | 2,642,000株 | 26,420枚 | 26,420枚 |
野村證券 | 5.16% | 1,651,200株 | 16,512枚 | 1,651枚 | |
マネックス証券 | 0.86% | 275,100株 | 2,751枚 | 2,751枚 | |
松井証券 | 0.86% | 275,100株 | 2,751枚 | 1,925枚 |
・大和証券(主幹事)、SMBC日興証券(共同主幹事)、楽天証券(副幹事)、野村證券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事なので、後からauカブコム証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(3月23日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月30日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
楽天グループ(株) | 100.00% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2021年3月期以降、株式1株につき70株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で経常収益89,136百万円、経常利益28,544百万円を達成しています。IPOで得た資金は、全額運転資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
楽天銀行(5838)、2022年3月末時点で12.3万口座を持つ日本最大のインターネット銀行です。預金残高は2020年3月期に3.5兆円、2021年3月期に5.7兆円、2022年3月期に7.7兆円と右肩上がりに増えており、今後の更なる増加も期待できます。
楽天市場、楽天証券といった楽天経済圏との相性が抜群で、特に楽天証券との連携(マネーブリッジ)で普通預金の金利が最大100倍になる特典もあります。
金融機関・サービス | 金利 |
---|---|
マネーブリッジ (楽天銀行×楽天証券) |
0.1% (預金残高300万円を超える分は0.04%) |
SBIハイブリッド預金 (住信SBIネット銀行×SBI証券) |
0.01% |
三井UFJ銀行 | 0.001% |
IPOの条件で見ると、公開株数が非常に多いのがネックです。吸収金額1,000億円を超える大型IPOなので、需給的に厳しい状況となっています。先に上場する住信SBIネット銀行が一つの参考値になりそうです。総合的に見ると、初値の上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、SMBC日興証券(共同主幹事)、楽天証券(副幹事)、野村證券、マネックス証券、松井証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
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