FIXER[フィクサー](5129)
FIXER[フィクサー]の事業内容は「クラウド環境で動作するシステム開発、クラウド環境の設計や運用・保守、監視サービスなど」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額182.6億円、吸収金額29.4億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」、「野村證券が主幹事」の案件です。
基本情報
会社名 | FIXER[フィクサー](5129) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.fixer.co.jp/ |
会社設立 | 2008年(15年目) |
狙い目証券会社 | 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、LINE証券、DMM株、SBIネオトレード証券 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,280円 |
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仮条件 | 1,280円 ~ 1,340円 |
公募価格 | 1,340円 |
初値予想(独自) | 1,500円 ~ 2,200円(9月1日時点) |
初値 | 1,822円 (公募価格比+482円 +36.0%) |
・想定価格1,280円に対して、PER93.05倍、PBR7.56倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益13.8円、1株あたり純資産169.3円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月16日(金)~9月26日(月) |
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当選発表日 | 9月27日(火) |
購入申込期間 | 9月28日(水)~10月3日(月) |
上場日 | 10月6日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 600,000株 |
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売出株数(OA含む) | 1,700,000株 |
当選株数合計 | 2,300,000株 |
・当選株数は2,300,000株。売買単位が100株なので、当たりは計23,000枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 野村證券 | 90.43% | 2,080,000株 | 20,800枚 | 2,080枚 |
幹事 | みずほ証券 | 6.96% | 160,000株 | 1,600枚 | 160枚 |
SMBC日興証券 | 0.87% | 20,000株 | 200枚 | 20枚 | |
SBI証券 | 0.87% | 20,000株 | 200枚 | 90枚 | |
マネックス証券 | 0.43% | 10,000株 | 100枚 | 100枚 | |
松井証券 | 0.43% | 10,000株 | 100枚 | 70枚 |
・野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、LINE証券から申し込み可能となりました。(9月6日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(9月12日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(9月16日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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松岡 清一(社長) | 66.47% | 90日間 |
北村 健 | 12.00% | 90日間 |
平田 実 | 6.30% | 90日間 |
(株)mam | 4.42% | 90日間 |
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生2号ファンド) | 3.70% | 90日間 |
FIXER従業員持株会 | 2.48% | 180日間 |
Wing2号成長支援投資事業有限責任組合 | 1.11% | 90日間 |
(株)北國銀行 | 0.74% | 90日間 |
磐前 豪 | 0.19% | 90日間 |
野村 隆志 | 0.16% | 90日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年8月期以降、株式1株につき3,000株の分割を反映。
※2020年8月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2022年8月期は、第3四半期時点で売上6,771百万円、経常利益1,612百万円を達成しています。IPOで得た資金は、運転資金として、cloud.configの開発費用(600,000千円)、マーケティング費用(300,000千円)および人員体制強化費用(100,000千円)に充てる予定です。
管理人からのコメント
FIXER[フィクサー](5129)、クラウドに特化して情報システムの設計・構築・運用などの全工程を一貫して請け負っています。直近の業績推移を見ると、右肩上がりで事業を拡大させていますが、2022年8月期は、これまでにないほどの拡大を見せています(第3四半期時点で売上6,771百万円、経常利益1,612百万円)。
その理由として、厚生労働省の新型コロナウイルス感染者などの情報把握・管理システム(HER-SYS)関連のインフラ投資拡大、そして、自動で健康状態を登録・管理できる自動架電サービスの利用回数の増加、が上げられています。
特需的なものではありますが、業績の伸びの印象が強く、IPO投資家の買い需要に十分な刺激を与えるでしょう。ただ、公開株数は多く、需給的には初値が上昇しづらくなっています。大株主に対して期間でロックアップがかかっているのが、まだ救いと言えるでしょうか。これらを総合的に考えると、初値は一般的な中型株より大きな上昇になると予想します。
ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券、LINE証券、DMM株、SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。
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