イーディーピー(7794)
イーディーピーの事業内容は「単結晶ダイヤモンドとその関連素材の製造・販売・開発」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額114.5億円、吸収金額22.2億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | イーディーピー(7794) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://www.d-edp.jp/ |
会社設立 | 2009年(14年目) |
狙い目証券会社 | SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、野村證券、楽天証券、マネックス証券、大和証券、岡三オンライン、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 4,500円 |
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仮条件 | 4,500円 ~ 5,000円 |
公募価格 | 5,000円 |
初値予想(独自) | 5,000円 ~ 6,000円(6月9日時点) |
初値 | 8,200円 (公募価格比+3,200円 +64.0%) |
・想定価格4,500円に対して、PER45.21倍、PBR3.7倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益99.5円、1株あたり純資産1,217.7円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「4,500円 ~ 5,500円(5月20日時点)」から「5,000円 ~ 6,000円(6月9日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 6月10日(金)~6月16日(木) |
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当選発表日 | 6月17日(金) |
購入申込期間 | 6月20日(月)~6月23日(木) |
上場日 | 6月27日(月) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 360,000株 |
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売出株数(OA含む) | 133,300株 |
当選株数合計 | 493,300株 |
・当選株数は493,300株。売買単位が100株なので、当たりは計4,933枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SMBC日興証券 | 88.81% | 438,100株 | 4,381枚 | 438枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.34% | 21,400株 | 214枚 | 96枚 |
丸三証券 | 1.72% | 8,500株 | 85枚 | 8枚 | |
野村證券 | 1.72% | 8,500株 | 85枚 | 8枚 | |
楽天証券 | 0.85% | 4,200株 | 42枚 | 42枚 | |
マネックス証券 | 0.85% | 4,200株 | 42枚 | 42枚 | |
大和証券 | 0.85% | 4,200株 | 42枚 | 4枚 | |
岡三証券 | 0.85% | 4,200株 | 42枚 | 4枚 |
・SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、野村證券、楽天証券、マネックス証券、大和証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(5月23日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(5月24日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月3日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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藤森 直治(社長) | 11.85% | 180日間 |
Cornes&Company Limited | 10.77% | 180日間 |
コーンズテクノロジー(株) | 9.26% | 180日間 |
竹内工業(株) | 7.97% | 180日間 |
旭ダイヤモンド工業(株) | 6.89% | 180日間 |
DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合 | 4.70% | 90日間 1.5倍 |
(株)新生銀行 | 4.55% | 90日間 1.5倍 |
ファインテック(株) | 4.31% | 180日間 |
東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 | 3.92% | 90日間 1.5倍 |
CBC(株) | 3.83% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2022年3月期は、第3四半期時点で売上1,111百万円、経常利益393百万円を達成しています。IPOで得た資金は、全額を設備資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
イーディーピー(7794)は、ダイヤモンドの単結晶を、ガスから成長させる人工的な方法で制作し、これを電子材料の分野などへ工業材料として販売しています。業績を見ると、右肩上がりの成長を見せており、将来性も感じられます。ただ、事業内容がIPOのテーマとしては弱い印象です。
公開株数は少なめですが、想定価格が高めなので、IPOの規模としてはまずまずの規模になっています。さらに既存株主にロックアップがかかっていますが、ベンチャーキャピタルのロックアップが公募価格比1.5倍で外れるため、それ以上の上昇は難しいでしょう。また想定価格が割安ではないため、大幅な高騰は難しそうです。
総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、野村證券、楽天証券、マネックス証券、大和証券、岡三オンライン、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
(2022年5月23日追記)
同日にサンウェルズ(9229)が上場することになり、買いが集まりにくくなりました。
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