ベイシス(4068)

 ベイシスの事業内容は「携帯電話のインフラ・ネットワーク構築・運用保守、IoTインフラ・ネットワーク構築・運用保守」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額34.5億円、吸収金額7.9億円)です。 総合的に見て、初値はそれなりに上昇すると予想します。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ b


基本情報

会社名 ベイシス(4068) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.basis-corp.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券
楽天証券岡三オンライン証券DMM株松井証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,960円
仮条件? 1,960円 ~ 2,040円
公募価格? 2,040円
初値予想(独自) 2,700円 ~ 3,500円(5月21日時点)
初値? 5,200円 (公募価格比+3,160円 +154.9%)

・想定価格1,960円に対して、PER49.24倍、PBR3.54倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益39.8円、1株あたり純資産554.2円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月8日(火)~6月14日(月)
当選発表日? 6月15日(火)
購入申込期間? 6月16日(水)~6月21日(月)
上場日? 6月24日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 196,000株
売出株数(OA含む)? 205,300株
当選株数合計 401,300株

・当選株数は401,300株。売買単位が100株なので、当たりは計4,013枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 91.40% 366,800株 3,668枚 366枚
幹事 SMBC日興証券 2.59% 10,400株 104枚 10枚
SBI証券 1.72% 6,900株 69枚 31枚
岡三証券 1.30% 5,200株 52枚 5枚
いちよし証券 1.30% 5,200株 52枚 0枚
東海東京証券 0.42% 1,700株 17枚 1枚
岩井コスモ証券 0.42% 1,700株 17枚 1枚
マネックス証券 0.42% 1,700株 17枚 17枚
楽天証券 0.42% 1,700株 17枚 17枚

SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(5月25日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月1日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能となりました。(6月9日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
ワイズマネージメント(株) 53.42% 180日間
吉村 公孝(社長) 31.13% 180日間
ベイシスグループ従業員持株会 7.02% 180日間
Accuver(株) 3.36%  
和田 健士 0.46% 180日間
高野 竜介 0.46% 180日間
三菱UFJキャピタル4号投資事業有限責任組合 0.43% 90日間
1.5倍
遊佐 武文 0.34% 180日間
田中 裕輔 0.31% 180日間
松下 弘樹 0.31% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
6月
2017年
6月
2018年
6月
2019年
6月
2020年
6月
売上高(百万円)? 1,413 1,666 3,005 3,093 3,263
経常利益(百万円)? 74 70 154 101 118
当期純利益(百万円)? 25 △22 211 62 70
純資産額 (百万円)? 310 288 499 561 631
1株あたりの純資産額(円)? 9,935 9,220 15,982 359 404
1株あたりの純利益(円)? 813 △715 6,762 39 45
自己資本比率(%)? 20.9 22.5 26.3 35.2 37.2
自己資本利益率(%)? 8.2 - 42.3 11.6 11.7

※2019年6月期以降、株式1株につき50株の分割を反映。
・2021年6月期は、第3四半期時点で売上3,462百万円、経常利益315百万円を達成しています。IPOで得た資金は、設備投資資金、運転資金、借入金の返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ベイシス(4068)、携帯電話基地局の施工、また通信事業者にエンジニアを送り、通信インフラの構築、運用、監視をおこなっています。他に、電力、ガス事業者、鉄道、駐車場、小売りなどにIoT機器の設置、交換、運用、監視、ネットワークの構築などをおこなっています。2021年6月期は、第3四半期時点で経常利益が315百万円あり、今後の成長への第1歩に見えなくもありません。

 全体的に、IPOでそこまで人気化する要素はありませんが、公開株数が少なく、主要大株主にも期間でロックアップがかかっており、供給はしぼれています。ただ、同日に、セレンディップ・ホールディングス(7318)アルマード(4932)HCSホールディングス(4200)が上場し、さらにその前にもIPOラッシュがあります。総合的な需給を考えると、初値はそれでもそれなりに上昇すると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券楽天証券岡三オンライン証券DMM株松井証券から申し込み可能となっています。

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