株初心者のためのネット証券会社の選び方(手数料)

最終更新日:
2021年8月10日

 株式投資で成功するためには、株取引の窓口となる証券会社選びが重要です。証券会社によって、株の売買手数料や提供するサービスが異なるので、できるだけ有利になる選択をしましょう。ちなみに、証券会社によって得意分野が違うので、複数の証券会社に口座を作って、「いいところ取り」する方法をおすすめします。

手数料で比較

 はじめに、手数料で比較します。運用パフォーマンスは、実際に株式投資をしてみないとどうなるかわかりませんが、手数料は確実にかかるコストなので、できるだけ安く抑えることが大切です。

 ポイントとしては、証券会社の店頭や電話による注文はできるだけ避けて、インターネットを使ってネット証券で取引をすることです。例えば、20万円以下の株取引では、一部のネット証券では無料ですが、大手証券会社で電話注文をすると2,860円と、手数料が段違いです。また、期間限定ではありますが、売買手数料が完全無料になったり、現金プレゼントなどのお得なキャンペーンを実施していたりする証券会社もあります。

 「一注文あたりの手数料」と「一日定額制の手数料」をそれぞれ表にまとめました。※表は手数料で昇順・降順に並べ替えられます。

一注文あたりの手数料(税込)
証券会社
5万円
以下
10万円
以下
20万円
以下
証券会社
詳細情報へ
SBI証券 55円 99円 115円 詳細
SBIネオトレード
証券
50円 88円 100円 詳細
岡三オンライン 108円 108円 220円 詳細
SMBC日興
証券
137円 137円 198円 詳細
マネックス証券 55円 99円 115円 詳細
auカブコム
証券
99円 99円 198円 詳細
楽天証券 55円 99円 115円 詳細
GMOクリック

証券
50円 90円 100円 詳細
野村證券
(ネット&コール)
152円 152円 330円 詳細
野村證券
(店舗・電話)
28602,860円 28602,860円 28602,860円 -

(2022年4月時点)

一日定額制の手数料(税込)
証券会社
10万円
以下
20万円
以下
50万円
以下
証券会社
詳細情報へ
SBI証券 0円 0円 0円 詳細
松井証券 0円 0円 0円 詳細
SBIネオトレード
証券
0円 0円 0円 詳細
岡三オンライン 0円 0円 0円 詳細
マネックス証券 550円 550円 550円 詳細
楽天証券 0円 0円 0円 詳細
GMOクリック
証券
0円 0円 0円 詳細

(2021年8月時点)

 自分が取引する額によって、お得になる証券会社が変わってきます。5万円までの少額取引しかしない人はSBI証券楽天証券がお得です!一方で20万円以下になると、SBIネオトレード証券がお得になります。また、1日に何度も取引する人は定額制の手数料が使えるSBI証券岡三オンライン(岡三証券)が便利です。自分の投資スタイルに合わせて、証券会社を選びましょう!

 次回は、各証券会社のサービスに注目していきます。

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