山忠(391A)
山忠の事業内容は「不動産の企画・開発・販売、不動産の賃貸及び管理、ビジネスホテル運営等」で、名証メイン上場の超小型案件(想定時価総額32.1億円、吸収金額4.9億円)です。統計的に初値が上昇しやすい「公開株数が少なめ」の案件ですが、総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
基本情報
会社名 | 山忠(391A) 【名証メイン】 |
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会社URL | https://www.yamachuu.co.jp/ |
会社設立 | 1991年3月(34年目) |
主幹事証券 | アイザワ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、SBIネオトレード証券、岡三オンライン(?) |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格![]() |
2,600円 |
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仮条件![]() |
未発表 |
公募価格![]() |
未発表 |
初値予想(独自) | 2,392円 ~ 2,800円(6月25日時点) |
初値![]() |
- |
・想定価格2,600円に対して、PER6.72倍、PBR0.8倍、配当利回り0.78%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益386.9円、1株あたり純資産3,094.5円、1株あたり配当金20.2円
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
7月11日(金)~7月17日(木) |
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当選発表日![]() |
7月18日(金) |
購入申込期間![]() |
7月22日(火)~7月25日(金) |
上場日![]() |
7月29日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
150,000株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
40,000株 |
当選株数合計 | 190,000株 |
・当選株数は190,000株。売買単位が100株なので、当たりは計1,900枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
・2,400株を上限として親引けによる従業員持株会への売付けがおこなわれる可能性があります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | アイザワ証券 | 75.00% | 142,500株 | 1,425枚 | 0枚 |
幹事 | SBI証券 | 4.00% | 7,600株 | 76枚 | 34枚 |
SMBC日興証券 | 4.00% | 7,600株 | 76枚 | 7枚 | |
東海東京証券 | 4.00% | 7,600株 | 76枚 | 7枚 | |
岡三証券 | 2.00% | 3,800株 | 38枚 | 3枚 | |
安藤証券 | 2.00% | 3,800株 | 38枚 | 3枚 | |
楽天証券 | 2.00% | 3,800株 | 38枚 | 38枚 | |
松井証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 13枚 | |
岩井コスモ証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 1枚 | |
水戸証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 0枚 | |
丸三証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 1枚 | |
マネックス証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 19枚 | |
極東証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 0枚 | |
あかつき証券 | 1.00% | 1,900株 | 19枚 | 0枚 |
・SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(6月27日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
山﨑 恭裕(社長) | 80.73% | 180日間 90日間※ |
山﨑 忠七 | 2.5% | |
山﨑 當子 | 2.5% | |
山﨑 正揮 | 2.5% | |
細江 盛方 | 1.27% | 90日間 |
奥田 慶太 | 0.76% | 90日間 |
山忠従業員持株会 | 0.73% | 180日間 |
伊藤 良徳 | 0.55% | 90日間 |
岐阜信用金庫 | 0.52% | |
山﨑 美由紀 | 0.52% |
※新株予約権
企業業績のデータ(5年分)
⇒山忠の有価証券届出書
※2022年4月期まで単独決算。2023年4月期から連結決算。
※2020年4月期以降、株式1株につき100株の分割を反映
・2025年4月期は第3四半期時点で売上高4,530百万円、経常利益555百万円を達成しています。IPOで得た資金は長期借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
山忠(391A)は、「不動産の企画・開発・販売、不動産の賃貸及び管理、ビジネスホテル運営等」を主な事業としています。愛知県を中心に都市型分譲マンションの開発・販売や、トランクルームなどのレンタル事業、ビジネスホテル「ジャストイン」の運営など、不動産分野で幅広く展開しています。
直近の業績を見ると、2021年4月期は新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が落ち込んでいますが、その後は持ち直しています。2023年4月期で伸び悩んでいるように見えますが、これはマンションの大型案件の引き渡しが後ろ倒しになったことが原因で、一過性のもののようです。
公開株数が少なく、主要株主に解除条件の無いロックアップがかかっているため、供給はかなり絞れています。しかしそれでも地方市場への単独上場は厳しい状況です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、SMBC日興証券、楽天証券、松井証券、岩井コスモ証券、マネックス証券、SBIネオトレード証券から申し込み可能となっています。
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