パワーエックス(485A)
パワーエックスの事業内容は「大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、再生可能エネルギー等の電力供給」で、東証グロース上場の大型案件(想定時価総額435.6億円、吸収金額115.8億円)です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
基本情報
| 会社名 | パワーエックス(485A) 【東証グロース】 |
|---|---|
| 会社URL | https://power-x.jp/ |
| 会社設立 | 2021年3月(4年目) |
| 主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(共同主幹事)、SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券、三菱UFJ eスマート証券(?)、岡三オンライン(?) |
IPO価格情報・初値予想(独自)
| 想定価格 |
1,200円 |
|---|---|
| 仮条件 |
未発表 |
| 公募価格 |
未発表 |
| 初値予想(独自) | 1,104円 ~ 1,500円(11月21日時点) |
| 初値 |
- |
・想定価格1,200円に対して、PSR7.07倍、PBR7.0倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純損失-220.8円、1株あたり純資産172.1円、1株あたり配当金-円
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
12月3日(水)~12月9日(火) |
|---|---|
| 当選発表日 |
12月10日(水) |
| 購入申込期間 |
12月11日(木)~12月16日(火) |
| 上場日 |
12月19日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
4,166,700株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
5,479,800株 |
| 当選株数合計 | 9,646,500株 |
・当選株数は9,646,500株。売買単位が100株なので、当たりは計96,465枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・公開株式のうち、一部が海外販売される可能性があります。
・50百万円を上限として親引けによる従業員持株会への売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大41,666株が公開株数から減ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
-% | -株 | -枚 | -枚 |
| 共同主幹事 | モルガン・ スタンレー MUFG証券 |
-% | -株 | -枚 | -枚 |
| SMBC日興証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 幹事 | 野村證券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
| みずほ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| マネックス証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 松井証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 中銀証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 岡三証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 岩井コスモ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・SMBC日興証券(共同主幹事)、SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事なので、後から三菱UFJ eスマート証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・岡三証券が幹事なので、後から岡三オンラインの取り扱いも発表される可能性があります。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| (株)FAROUT | 12.95% | 180日間 |
| アキュメン(株) | 12.91% | 180日間 |
| 伊藤 正裕(社長) | 8.85% | 継続所有 |
| 今治造船(株) | 5.69% | 180日間 |
| 日本瓦斯(株) | 2.97% | 180日間 |
| 日本郵船(株) | 2.39% | 180日間 |
| 伊藤忠商事(株) | 2.34% | 180日間 |
| FRONTIVE X LIMITED | 2.29% | 180日間 |
| (株)三菱UFJ銀行 | 2.23% | 継続所有 |
| Spiral Capital Japan Fund2号投資事業有限責任組合 | 2.01% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒パワーエックスの有価証券届出書 ![[PDF]](/common/images/ico_PDF_01.png)
※2022年12月期まで単独決算。2023年12月期から連結決算。
※2023年12月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映
・2025年12月期は第3四半期時点で売上高7,323百万円、経常損失△2,986百万円となっています。IPOで得た資金は開発資金、オフィス移転資金、第2工場建設資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
パワーエックス(485A)は、「大型蓄電池の製造・販売、EVチャージステーションのサービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、再生可能エネルギー等の電力供給」を主な事業としています。「日本のエネルギー自給率の向上を実現する」をミッションに蓄電型発電所の製造を手がけています。
主力製品は、大型定置用蓄電池『PowerX Mega Power』と中型モデルの『PowerX Cube』で、販売からメンテナンスまで一貫して提供しています。また、蓄電池の運用管理に必要なソフトウェアや、導入後の保守サポートにも対応しています。太陽光発電と同社の蓄電池を組み合わせることで、昼間の余剰電力を蓄えて夜間に活用できるようになり、再生可能エネルギーをより効率的に利用できる点が特徴です。
直近の業績を見ると、赤字が続いています。記事作成時点では会社発表の業績予想は発表されていませんが、2026年3月期の中間決算も引き続き赤字のようです。
同社は、蓄電池市場が今後15年で10兆円規模に成長すると予測しており、IPOで調達した資金で工場を増設し、収益拡大期への突入を見込んでいます。
想定価格はそれほど高くなく、主要株主には解除条件のないロックアップがかかっていますが、公開株数が多いのが気がかりです。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、SBI証券、マネックス証券、松井証券、岩井コスモ証券から申し込み可能となっています。
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