ギミック(475A)
ギミックの事業内容は「患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を網羅的に集積した『ドクターズ・ファイル』を中心とした医療特化型プラットフォーム事業」で、東証スタンダード上場の中型案件(想定時価総額56.5億円、吸収金額28.7億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
| 会社名 | ギミック(475A) 【東証スタンダード】 |
|---|---|
| 会社URL | https://www.gimic.co.jp/ |
| 会社設立 | 2003年12月(21年目) |
| 主幹事証券 | 野村證券 |
| その他 狙い目証券会社 |
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
| 想定価格 |
1,150円 |
|---|---|
| 仮条件 |
未発表 |
| 公募価格 |
未発表 |
| 初値予想(独自) | 1,200円 ~ 1,500円(11月17日時点) |
| 初値 |
- |
・想定価格1,150円に対して、PER29.36倍、PBR3.2倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純利益39.2円、1株あたり純資産358.4円、1株あたり配当金-円
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
12月4日(木)~12月9日(火) |
|---|---|
| 当選発表日 |
12月10日(水) |
| 購入申込期間 |
12月11日(木)~12月16日(火) |
| 上場日 |
12月19日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
1,000,000株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
1,493,400株 |
| 当選株数合計 | 2,493,400株 |
・当選株数は2,493,400株。売買単位が100株なので、当たりは計24,934枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・140百万円を上限として親引けによる従業員持株会への売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大121,739株が公開株数から減ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 野村證券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
| 幹事 | みずほ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
| SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 楽天証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| マネックス証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 松井証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| (株)Y-Blood | 42.95% | 180日間 |
| 横嶋 大輔(社長) | 38.66% | 180日間 |
| 横嶋 洋子 | 4.49% | 180日間 |
| 増山 太郎 | 1.79% | 180日間 |
| Malcolm F. MacLean IV | 1.79% | 180日間 |
| ギミック従業員持株会 | 1.19% | 180日間 |
| (株)エイチ・アイ・エス | 1.19% | 180日間 |
| 牧 綾子 | 1.19% | 180日間 |
| 松永 恵倫 | 1.19% | 180日間 |
| 松永 寛暁 | 1% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ギミックの有価証券届出書 ![[PDF]](/common/images/ico_PDF_01.png)
※2023年3月期以降、株式1株につき180株の分割、2024年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映
・2026年3月期は第2四半期時点で売上高1,877百万円、経常利益254百万円を達成しています。IPOで得た資金は①採用・人件費②広告宣伝・マーケティング費③研究開発費④借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ギミック(475A)は、「患者に最適な医師の選択を実現させるための情報を網羅的に集積した『ドクターズ・ファイル』を中心とした医療特化型プラットフォーム事業」を主な事業としています。医療情報サイト『ドクターズ・ファイル』は、患者と医師をつなげるプラットフォームです。医師に取材した情報をサイトにまとめ、患者はサイトを検索することで自分にとって最適な医師を比較検討することができます。医療機関の掲載料で収益を確保しているので、患者側は無料でサイトを利用できます。さらに、医療情報マガジン『頼れるドクター』を年に1度出版し、書店などでの販売のほか、医療機関や薬局・銀行へ無料で配本しています。ネットが不得手なユーザー層にも紙媒体でアプローチし、出版エリアを年々拡大しています。
直近の業績を見ると、売上を堅実に伸ばしています。利益は、2023年3月期は広告費を大幅に増やした影響でマイナスになっていますが、その後は大きく伸びています。会社発表の業績予想を見ると、2026年3月期は売上高が前年比+7.8%の3,830百万円、経常利益が前年比+50%の410百万円となっており、売上以上に利益が大きく伸びているのがわかります。
公開株数が多いのが気がかりですが、主要株主には解除条件のないロックアップがかかっているため、需給のバランスはそこまで悪くなさそうです。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券から申し込み可能となっています。
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