トリプルアイズ（5026）
トリプルアイズの事業内容は「システムインテグレーションおよび独自開発のAIプラットフォームの提供」で、東証グロース上場の小型案件（想定時価総額59.9億円、吸収金額5.5億円）です。
統計的に初値の上昇しやすい「AI関連」、「想定価格が1,000円」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は小幅にとどまると予想します。
※2022年1月26日に新規承認されましたが、過去に新型コロナウイルスの影響で上場中止が発表されています。今回、再度上場を目指すことになりました。
| 成長性 | 割安性 |
|---|---|
 |
 |
| 話題性 | 総合評価 |
 |
 |
基本情報
| 会社名 | トリプルアイズ（5026） 【東証グロース】 |
|---|---|
| 会社URL | https://www.3-ize.jp/ |
| 会社設立 | 2008年（15年目） |
| 狙い目証券会社 | 野村證券（副幹事）、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、岡三オンライン、DMM株 |
IPO日程と価格決定（初値予想）
| 想定価格 |
880円 |
|---|---|
| 仮条件 |
800円 ～ 880円 |
| 公募価格 |
880円 |
| 初値予想（独自） | 880円 ～ 1,400円（5月12日時点） |
| 初値 |
2,200円 （公募価格比+1,320円 +150.0％） |
・想定価格880円に対して、PER157.46倍、PBR6.9倍、配当利回り-
（直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益5.6円、1株あたり純資産127.5円、1株あたり配当金-円。）
・仮条件を受けて、初値予想を「1,200円 ～ 1,500円（4月22日時点）」から「880円 ～ 1,400円（5月12日時点）」に変更しました。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
5月13日(金)～5月19日(木) |
|---|---|
| 当選発表日 |
5月20日(金) |
| 購入申込期間 |
5月23日(月)～5月26日(木) |
| 上場日 |
5月31日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
540,000株 |
|---|---|
| 売出株数（OA含む） |
81,000株 |
| 当選株数合計 | 621,000株 |
・当選株数は621,000株。売買単位が100株なので、当たりは計6,210枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト（管理人独自予想あり）
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 （枚） |
完全抽選本数 （予想） |
|
| 主幹事 | いちよし証券 | 78.26％ | 486,000株 | 4,860枚 | 48枚 |
| 幹事 | 野村證券 | 6.52％ | 40,500株 | 405枚 | 40枚 |
| みずほ証券 | 4.78％ | 29,700株 | 297枚 | 29枚 | |
| SBI証券 | 1.74％ | 10,800株 | 108枚 | 48枚 | |
| あかつき証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 0枚 | |
| SMBC日興証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 5枚 | |
| 岡三証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 5枚 | |
| 極東証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 0枚 | |
| 東海東京証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 5枚 | |
| 東洋証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 0枚 | |
| 松井証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 37枚 | |
| マネックス証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 54枚 | |
| 丸三証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 5枚 | |
| 楽天証券 | 0.87％ | 5,400株 | 54枚 | 54枚 |
・野村證券（副幹事）、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。（4月25日追記）
・その他、むさし証券から申し込み可能となりました。（4月27日追記）
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。（5月6日追記）
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| 福原 聖子 | 33.59％ | 90日間 |
| （株）コスモウエア | 25.76％ | 90日間 |
| AI・テクノロジー・イノベーション・ファンド1号有限責任事業組合 | 6.73％ | 90日間 1.5倍 |
| JPE第1号（株） | 5.72％ | 90日間 1.5倍 |
| （株）キューブシステム | 4.29％ | 90日間 1.5倍 |
| （株）TOKAIコミュニケーションズ | 3.58％ | 90日間 1.5倍 |
| 山田 雄一郎（社長） | 1.98％ | 90日間 |
| ジェイズ・コミュニケーション（株） | 1.79％ | 90日間 1.5倍 |
| 東港金属（株） | 1.43％ | 90日間 1.5倍 |
| 丸茂 喜泰 | 1.00％ |
企業業績のデータ（5年分）
| 2017年 8月 |
2018年 8月 |
2019年 8月 |
2020年 8月 |
2021年 8月 |
|
| 売上高（百万円） |
966 | 1,106 | 1,479 | 1,792 | 2,122 |
| 経常利益（百万円） |
3 | △20 | △88 | △167 | 84 |
| 当期純利益（百万円） |
3 | △23 | △89 | △261 | 38 |
| 純資産額 （百万円） |
47 | 334 | 261 | 404 | 442 |
| 1株あたりの純資産額（円） |
1,875 | 13,344 | 9,004 | 65 | 71 |
| 1株あたりの純利益（円） |
141 | △931 | △3,081 | △42 | 6 |
| 自己資本比率（％） |
13.5 | 45.7 | 39.9 | 43.6 | 39.7 |
| 自己資本利益率（％） |
6.8 | - | - | - | 9.0 |
※2019年8月期まで単独決算。2020年8月期から連結決算。
※2020年8月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2022年8月期は、第2四半期時点で売上1,212百万円、経常利益94百万円を達成しています。IPOで得た資金は、事業開発等技術への投資、新卒者・中途採用者採用や先端テクノロジー教育等人材への投資に充てる予定です。
管理人からのコメント
トリプルアイズ（5026）、顧客の情報システムの企画から運用・保守までをワンストップで提供するシステムインテグレーションサービス、画像認識プラットフォーム「AIZE」を通してAIエンジンによるサービスを提供しています。
IPOのテーマとして人気化しやすいAI関連で、買いが入りやすい想定価格が1,000円以下の案件ですが、大株主にいるベンチャーキャピタルのロックアップが公募価格比1.5倍で外れますので、初値は上昇しても小幅にとどまると予想します。
ネット証券では、野村證券（副幹事）、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、岡三オンライン、DMM株から申し込み可能となっています。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします！
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む
