コアコンセプト・テクノロジー(4371)

 コアコンセプト・テクノロジーの事業内容は「製造業・建設業をはじめとしたデジタルトランスフォーメーション実現支援、IT人材調達支援など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額126.9億円、吸収金額14.3億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件です。

成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ a


基本情報

会社名 コアコンセプト・テクノロジー(4371) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.cct-inc.co.jp/
狙い目証券会社 大和証券(主幹事)、楽天証券SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券CONNECTDMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,350円
仮条件? 3,350円 ~ 3,500円
公募価格? 3,500円
初値予想(独自) 5,000円 ~ 6,500円(8月16日時点)
初値? 7,040円 (公募価格比+3,540円 +101.1%)

・想定価格3,350円に対して、PER101.66倍、PBR9.2倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益33.0円、1株あたり純資産363.9円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 9月6日(月)~9月10日(金)
当選発表日? 9月13日(月)
購入申込期間? 9月14日(火)~9月17日(金)
上場日? 9月22日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 200,000株
売出株数(OA含む)? 225,500株
当選株数合計 425,500株

・当選株数は425,500株。売買単位が100株なので、当たりは計4,255枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 大和証券 89.57% 381,100株 3,811枚 381枚
幹事 みずほ証券 2.61% 11,100株 111枚 11枚
楽天証券 2.61% 11,100株 111枚 111枚
SMBC日興証券 1.74% 7,400株 74枚 7枚
SBI証券 1.74% 7,400株 74枚 33枚
岩井コスモ証券 1.74% 7,400株 74枚 7枚

大和証券(主幹事)、楽天証券SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(8月17日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月30日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
金子 武史 (社長) 16.72% 180日間
芸陽線材(株) 9.29% 180日間
下村 克則 8.59% 180日間
田口 紀成 8.36% 180日間
(株)SHIMOMURA 8.13% 180日間
津野尾 肇 6.50% 180日間
髙盛 豊文 5.11% 180日間
中島 数晃 5.11% 180日間
田中 浩和 4.65% 180日間
グッドエコ(株) 4.64% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
12月
2017年
12月
2018年
12月
2019年
12月
2020年
12月
売上高(百万円)? 793 2,192 3,372 4,767 5,535
経常利益(百万円)? 59 196 133 184 188
当期純利益(百万円)? 41 118 95 118 125
純資産額 (百万円)? 137 255 431 566 716
1株あたりの純資産額(円)? 52,830 98,039 125,903 162 199
1株あたりの純利益(円)? 15,827 45,208 27,874 34 36
自己資本比率(%)? 27.9 32.3 28.3 30.8 32.7
自己資本利益率(%)? 35.2 59.9 27.8 23.7 19.5

※2019年12月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映。
・2021年12月期は、第2四半期時点で売上3,444百万円、経常利益225百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材採用費・人件費、社内管理システム導入費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 コアコンセプト・テクノロジー(4371)、データとデジタル技術を活用して、製品やサービス、ビジネスモデルを変革する「デジタルトランスフォーメーション」の実現を支援しています。業績推移を見ると、利益が停滞していますが、本社移転にともなう賃貸料の増加や人員増加による影響を受けての数値なので、そこまで気にする必要はなさそうです。公開株数は少なめで、大株主にも期間でロックアップがかかっており、総合的な需給で見ると、初値は大幅に上昇するでしょう。

 ネット証券では、大和証券(主幹事)、楽天証券SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券CONNECTDMM株から申し込み可能となっています。

(8月17日追記)
同日にユミルリンク(4372)が上場することになりましたが、規模的に影響は小さいでしょう。

(8月19日追記)
同日にシンプレクス・ホールディングス(4373)が上場することになり、より買いが集まりにくくなりました。

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