さくらさくプラス(7097)

(2020年10月14日追記)
 初値予想を変更しました。

 さくらさくプラスの事業内容は「認可保育所を中心とした保育所などの運営」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額92.1億円、吸収金額17.4億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見ると、小幅な上昇にとどまりそうです。

※3月18日に新規承認され、新型コロナの影響で4月16日に上場中止が発表されましたが、再度上場を目指すことになりました。

さくらさくプラスのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 さくらさくプラス(7097) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.sakurasakuplus.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券
岩井コスモ証券マネックス証券楽天証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,230円
仮条件? 2,230円 ~ 2,330円
公募価格? 2,330円
初値予想(独自) 2,500円 ~ 3,300円(10月14日時点)
初値? 3,435円 (公募価格比+1,105円 +47.4%)

・想定価格2,230円に対して、PER13.2倍、PBR4.48倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益168.9円、1株あたり純資産498.3円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件と直近IPOの好調さを受け、初値予想を「2,230円 ~ 2,500円(9月24日時点)」から「2,500円 ~ 3,300円(10月14日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 10月13日(火)~10月19日(月)
当選発表日? 10月20日(火)
購入申込期間? 10月21日(水)~10月26日(月)
上場日? 10月28日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 350,000株
売出株数(OA含む)? 429,000株
当選株数合計 779,000株

・当選株数は779,000株。売買単位が100株なので、当たりは計7,790枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 91.35% 711,600株 7,116枚 711枚
幹事 野村證券 3.04% 23,700株 237枚 23枚
SBI証券 3.04% 23,700株 237枚 106枚
岩井コスモ証券 1.30% 10,100株 101枚 10枚
マネックス証券 0.42% 3,300株 33枚 33枚
エース証券 0.42% 3,300株 33枚 3枚
楽天証券 0.42% 3,300株 33枚 33枚

SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(10月9日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)だいぎ 15.29% 180日間
(株)TKS 15.29% 180日間
西尾 義隆(社長) 12.68% 180日間
中山 隆志 12.68% 180日間
田中 順也 4.80% 180日間
(株)クリエイトバリュー 3.70% 180日間
森田 周平 3.43% 180日間
村田 良 1.92% 180日間
原 幸一郎 1.71% 180日間
原 周平 1.71% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
7月
2017年
7月
2018年
7月
2019年
7月
2020年7月
(第3四半期)
売上高(百万円)? - - 3,244 5,154 5,375
経常利益(百万円)? - - 749 1,396 1,400
当期純利益(百万円)? - - 367 698 866
純資産額 (百万円)? - - 652 1,350 2,216
1株あたりの純資産額(円)? - - 173 357 -
1株あたりの純利益(円)? - - 97 185 229
自己資本比率(%)? - - 17.1 20.6 24.3
自己資本利益率(%)? - - 78.2 69.7 -

・IPOで得た資金は、全額を連結子会社である(株)さくらさくみらいへの投融資資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 さくらさくプラス(7097)、現在は新型コロナウイルスの感染が落ち着いて、ほとんどが平常保育となっています。ただ、感染が拡大すれば、お休みする保育所も多くなりますので、将来の業績は予想しづらいです。また、保育所というテーマはIPO的に弱く、積極的な買いが入りにくいです。とりあえず、仮条件の水準を見てから申込判断するのが良いでしょう。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券楽天証券DMM株から申し込み可能となっています。同日に、プレミアアンチエイジング(4934)が上場することになっており、需給を悪化させています。


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