プレミアアンチエイジング(4934)

(10月12日追記)
仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を引き上げました。

 プレミアアンチエイジングの事業内容は「基礎化粧品の製造および販売」で、東証マザーズ上場の大型案件(想定時価総額291.5億円、吸収金額90.5億円)です。 総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

プレミアアンチエイジングのホームページ画像
成長性 割安性
にじゅうまる △
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 プレミアアンチエイジング(4934) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.p-antiaging.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券楽天証券
岩井コスモ証券岡三オンライン証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,350円
仮条件? 3,700円 ~ 4,140円
公募価格? 4,140円
初値予想(独自) 4,300円 ~ 5,000円(10月12日時点)
初値? 5,670円 (公募価格比+1,530円 +37.0%)

・想定価格3,350円に対して、PER167.17倍、PBR11.94倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益20.0円、1株あたり純資産280.6円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件が想定価格を大きく上回ったため、初値予想を「3,350円 ~ 4,000円(9月24日時点)」から「4,300円 ~ 5,000円(10月12日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 10月13日(火)~10月16日(金)
当選発表日? 10月19日(月)
購入申込期間? 10月20日(火)~10月23日(金)
上場日? 10月28日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 700,000株
売出株数(OA含む)? 2,002,500株
当選株数合計 2,702,500株

・当選株数は2,702,500株。売買単位が100株なので、当たりは計27,025枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 91.31% 2,467,600株 24,676枚 2,467枚
幹事 SMBC日興証券 1.74% 47,000株 470枚 47枚
みずほ証券 1.74% 47,000株 470枚 47枚
SBI証券 1.30% 35,200株 352枚 158枚
楽天証券 1.30% 35,200株 352枚 352枚
岩井コスモ証券 0.87% 23,500株 235枚 23枚
岡三証券 0.87% 23,500株 235枚 23枚
東洋証券 0.87% 23,500株 235枚 23枚

野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券楽天証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(9月29日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(10月9日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
プレミアマネジメント(株) 49.51% 90日間
松浦 清(社長) 46.05% 90日間
松浦 和子 2.24%  
越智 恵美 1.49%  
プレミアアンチエイジング従業員持株会 0.22%  
外園 明美 0.15% 継続保有
河端 孝治 0.07% 90日間
戸谷 隆宏 0.07% 90日間
石田 美佳穂 0.05% 継続保有
小林 佑季 0.02% 継続保有

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
11月
2016年
11月
2017年
7月
2018年
7月
2019年
7月
売上高(百万円)? 842 1,517 2,328 4,975 11,929
経常利益(百万円)? 12 11 5 141 236
当期純利益(百万円)? 4 8 △12 95 174
純資産額 (百万円)? 21 29 37 132 306
1株あたりの純資産額(円)? 107,004 145,525 91,520 17 38
1株あたりの純利益(円)? 17,950 38,520 △60,979 12 22
自己資本比率(%)? 6.6 4.7 3.5 8.3 10.1
自己資本利益率(%)? 18.3 30.5 - 113.2 79.5

※2017年に期末月を11月から7月に変更。
※2018年7月期以降、株式1株につき20,000株の分割を反映。
・2020年7月期は、第3四半期時点で売上14,575百万円、経常利益820百万円を達成しています。IPOで得た資金は、ECサイト開発費、採用費および人件費、広告宣伝費、借入金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 プレミアアンチエイジング(4934)、全体の売上の8割ほどが、通販における定期販売で占められており、安定した収益基盤をもっています。売上が急速に伸びているにもかかわらず、定期販売の割合が多いということは、一度購入した方の多くが、定期購入にすすんでいることを表します。それだけ魅力的な商品ということですから、上場後も順調に成長していくのではないでしょうか。ただ、公開株数がかなり多いので、総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券楽天証券岩井コスモ証券岡三オンライン証券DMM株から申し込み可能となっています。同日にさくらさくプラス(7097)が上場することになっていますが、規模が小さく、影響はあまりないでしょう。


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