リビングプラットフォーム(7091)

(3月6日追記)
・引受価額が「3,588円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「3,588円」付近で寄り付く可能性があります。

 リビングプラットフォームの事業内容は「介護事業、保育事業、障がい者支援事業」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額51.2億円、吸収金額11.2億円)です。 総合的に見て、初値の上昇が期待しづらい案件です。

リビングプラットフォームのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
△ d


基本情報

会社名 リビングプラットフォーム(7091) 【東証マザーズ】
会社URL http://www.living-platform.com/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、大和証券SBI証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 3,340円
仮条件? 3,530円 ~ 3,900円
公募価格? 3,900円
初値予想(独自) 3,300円 ~ 4,100円(3月2日時点)
初値? 3,550円 (公募価格比-350円 -9.0%)

・想定価格3,340円に対して、PER32.22倍、PBR5.84倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益103.7円、1株あたり純資産572.0円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「3,200円 ~ 3,400円(2月10日時点)」から「3,300円 ~ 4,100円(3月2日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月28日(金)~3月5日(木)
当選発表日? 3月6日(金)
購入申込期間? 3月9日(月)~3月12日(木)
上場日? 3月17日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 155,000株
売出株数(OA含む)? 179,600株
当選株数合計 334,600株

・当選株数は334,600株。売買単位が100株なので、当たりは計3,346枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 91.33% 305,600株 3,056枚 305枚
幹事 大和証券 3.47% 11,600株 116枚 17枚
SBI証券 2.60% 8,700株 87枚 39枚
みずほ証券 0.87% 2,900株 29枚 2枚
エース証券 0.87% 2,900株 29枚 2枚
極東証券 0.87% 2,900株 29枚 0枚

野村證券(主幹事)、大和証券SBI証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月20日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)HCA 59.26% 90日間
金子洋文(社長) 30.50% 90日間
大和PIパートナーズ(株) 4.26% 90日間
(有)ミロス 2.04% 90日間
77ニュービジネス投資事業有限責任組合 1.31% 90日間
ほくほくキャピタル(株) 0.26% 90日間
伊藤浩太郎 0.26% 継続保有
小林伸也 0.26% 継続保有
林隆祐 0.26% 継続保有
井﨑義博 0.15% 継続保有

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
売上高(百万円)? 628 1,091 1,735 5,679 6,628
経常利益(百万円)? 36 31 △13 145 231
当期純利益(百万円)? 21 9 △21 76 159
純資産額 (百万円)? 178 1,578 1,298 241 408
1株あたりの純資産額(円)? 654,190 2,290,817 2,063,329 180 304
1株あたりの純利益(円)? 102,143 33,061 △31,884 61 119
自己資本比率(%)? 34.3 66.9 40.6 4.2 7.0
自己資本利益率(%)? 12.0 0.6 - 266.6 49.0

※2017年3月期まで単独決算。2018年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき2,000株の分割を反映。
・2020年3月期は、第3四半期時点で売上5,591百万円、経常利益106百万円を達成しています。IPOで得た資金は、連結子会社への投融資、新規開設施設のための人件費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 リビングプラットフォーム(7091)、ここ数日のあいだに、似たような事業をもつIPOが続いており、投資家へのアピールが弱くなっています。また、2020年3月期時点の経常利益が106百万円と伸び悩んでいることから業績面でのアピールも弱いです。同日にミアヘルサ(7688)も上場をひかえており、初値を上昇させるほどの買いが集まらないと予想します。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、大和証券SBI証券DMM株から申し込み可能となっています。

(2月12日追記)
同日にドラフト(5070)が上場することになり、さらに需給が悪化します。


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