グラフィコ(4930)
(9月16日追記)
公募価格に伴い、初値予想を変更しました。
グラフィコの事業内容は「健康食品・化粧品・日用雑貨・医薬品などの企画製造販売」で、JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額33.9億円、吸収金額12.4億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の大幅上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | グラフィコ(4930) 【JASDAQスタンダード】 |
---|---|
会社URL | https://www.graphico.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SMBC日興証券、 岩井コスモ証券、DMM株、SBIネオモバイル証券(?) |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 3,850円 |
---|---|
仮条件 | 3,850円 ~ 4,090円 |
公募価格 | 4,090円 |
初値予想(独自) | 4,090円 ~ 4,800円(9月16日時点) |
初値 | 9,560円 (公募価格比+5,470円 +133.7%) |
・想定価格3,850円に対して、PER23.5倍、PBR2.38倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益163.8円、1株あたり純資産1,614.3円、1株あたり配当金-円。)
・公募価格に伴い、初値予想を「4,000円 ~ 4,800円(8月19日時点)」から「4,090円 ~ 4,800円(9月16日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月4日(金)~9月10日(木) |
---|---|
当選発表日 | 9月11日(金) |
購入申込期間 | 9月15日(火)~9月18日(金) |
上場日 | 9月24日(木) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 80,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 242,000株 |
当選株数合計 | 322,000株 |
・当選株数は322,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,220枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 86.96% | 280,000株 | 2,800枚 | 1,260枚 |
幹事 | 大和証券 | 5.22% | 16,800株 | 168枚 | 25枚 |
SMBC日興証券 | 2.61% | 8,400株 | 84枚 | 8枚 | |
いちよし証券 | 1.74% | 5,600株 | 56枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 1.74% | 5,600株 | 56枚 | 5枚 | |
藍澤證券 | 0.87% | 2,800株 | 28枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.87% | 2,800株 | 28枚 | 2枚 |
・SBI証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SMBC日興証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・SBI証券が主幹事なので、後からSBIネオモバイル証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、DMM株から申し込み可能になりました。(9月2日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
長谷川純代(社長) | 62.67% | 180日間 |
嶋津貴和 | 25.03% | 180日間 |
村松太郎 | 2.27% | 180日間 |
水谷直人 | 1.57% | 180日間 |
甲正彦 | 1.11% | 180日間 |
遠藤幸子 | 0.97% | 180日間 |
秦俊二 | 0.75% | 180日間 |
若松里子 | 0.75% | 継続保有 |
高鳥忠明 | 0.56% | 継続保有 |
グラフィコ従業員持株会 | 0.41% |
企業業績のデータ(5年分)
※2016年6月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2020年6月期は、第3四半期時点で売上2,506百万円、経常利益264百万円を達成しています。IPOで得た資金は、業容拡大にともなう仕入資金などの運転資金、WEB、テレビなどの広域プロモーションの広告宣伝費用、新商品開発にともなう費用、新規採用にかかわる採用費および人件費に充てる予定です。
管理人からのコメント
グラフィコ(4930)、直近の業績推移から、売上は順調に増えていますが、利益の伸びは鈍っています。いずれも競争の激しい分野なので、利益率を維持することも厳しいのでしょうか。人気化は期待しづらいですが、公開株数は少なく、大株主にも期間でロックアップがかかっており、供給はしぼれています。総合的な需給を考えると、初値は小幅な上昇を予想します。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、SMBC日興証券、岩井コスモ証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日に、トヨクモ(4058)も上場することになっていますが、規模的に影響は小さいでしょう。
(8月20日追記)
同日にまぐまぐ(4059)も上場することになり、買いがより分散しやすくなりました。
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む