東京地下鉄(東京メトロ)

(2024年8月20日追記)
 国と東京都が東京地下鉄(東京メトロ)を10月下旬に上場させる準備を進めていると、日本経済新聞が報道しました。

 東京地下鉄(東京メトロ)の事業内容は、「東京の地下鉄の運営など」です。株式は政府が53.4%、東京都が46.6%保有しており、復興財源確保のため一部売却を決めています。その期限が2027年度なので、あと数年以内に上場されそうです。

東京地下鉄[東京メトロ]のホームページ画像
成長性 割安性
○ -
話題性 管理人期待度
◎ c


基本情報

会社名 東京地下鉄(東京メトロ)
会社URL http://www.tokyometro.jp/
狙い目証券会社 未定のため、IPO株向けネット証券比較にてご準備ください

企業業績のデータ(5年分)


  2020年
3月
2021年
3月
2022年
3月
2023年
3月
2024年
3月
売上高(百万円)? 433,147 295,729 306,904 345,370 389,267
経常利益(百万円)? 74,910 △47,689 △20,497 19,694 65,866
当期純利益(百万円)? 51,391 △52,927 △13,397 27,771 46,262
純資産額(百万円)? 710,106 644,412 618,360 633,344 668,395
1株あたりの純資産額(円)? 1,222.21 1,109.14 1,064.30 1,090.09 1,150.42
1株あたりの純利益(円)? 88.45 △91.10 △23.06 47.80 79.63
自己資本比率(%)? 40.9 36.6 34.1 31.6 33.0
自己資本利益率(%)? 7.4 △7.8 △2.1 4.4 7.1

 

管理人からのコメント

 東京地下鉄(東京メトロ)は、事業に新規性はありません。2019年までの業績は抜群の安定感でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で輸送人員が大きく減少したため、業績が赤字に転落してしまいました。その後、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き業績は回復傾向にありますが、テレワークの影響が残っているためか、業績はコロナ前の水準には戻っていません。

 報道によると、政府と東京都が同時・同率で売却するようなので、かなりの大規模IPOとなるでしょう。知名度や話題性は十分にありますが、初値の大幅上昇は期待できないでしょう。

  幹事証券は未定ですが、どこが入ってきても良いように、今のうちにIPO株向けネット証券で口座を開設しておいてはいかがでしょうか。

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