ソラコム
- 公開日:
- 2020年9月7日
(2023年2月6日追記)
KDDIがソラコムの上場申請を取り下げたと発表しました。
理由は「最近の経済環境や市場動向を踏まえて総合的に判断したものです」とのことです。
(2022年11月18日追記)
ソラコムが東証へ株式上場申請を行ったと発表しました。
2020年9月7日の日本経済新聞朝刊で、「ソラコム」が上場を目指しているとの報道がありました。
ソラコムは大手通信会社KDDIの子会社で、専用のSIMカードを使ったデータ通信サービスを提供しています。もともとは独立したスタートアップでしたが、KDDIの傘下に入り、「スイングバイIPO」で上場を目指しています。大手企業の経営資源を使って成長したあとに上場を目指す方法で、最近注目されています。
基本情報
会社名 | ソラコム |
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会社URL | https://soracom.com/ja-jp/ |
狙い目証券会社 | 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください |
企業業績のデータ(5年分)
※決算公告より
売上高と経常利益は非公開となっていますが、KDDIの傘下に入って成長しているため、業績は右肩上がりになっていると考えられます。
管理人からのコメント
ソラコムは、専用のSIMカードを使ったデータ通信サービスを提供しています。具体的には、エレベーターの遠隔監視サービスや、ガスメーターのリアルタイム計測、遊園地などで使われる決済端末などに使われています。業務の効率化の需要が高まっているため、今後も成長が見込める領域です。
ソラコムのように、大手企業の販売網や顧客網を生かして一気に成長し、その後に株式市場への上場を目指すことを「スイングバイIPO」といいます。一気に成長できるので企業価値が高まりやすく、上場時には時価総額が大きくなる可能性があります。
正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。
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