Ridge-i[リッジアイ](5572)

 Ridge-i[リッジアイ]の事業内容は「AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発、共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発などによるプロダクトの提供、人工衛星データを活用したAI解析ソリューションの提供」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額60.7億円、吸収金額10.9億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「AI関連」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

Ridge-i[リッジアイ]のホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 Ridge-i[リッジアイ](5572) 【東証グロース】
会社URL https://ridge-i.com/
会社設立 2016年7月(7年目)
主幹事証券 SMBC日興証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券松井証券楽天証券DMM株

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IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,600円
仮条件? 1,600円 ~ 1,750円
公募価格? 1,750円
初値予想(独自) 2,200円 ~ 3,000円(4月11日時点)
初値? 4,445円 (公募価格比+2,695円 +154.0%)

・想定価格1,600円に対して、PER40.45倍、PBR3.21倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益39.6円、1株あたり純資産498.8円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件に伴い、初値予想を「2,000円 ~ 2,800円(3月23日時点)」から「2,200円 ~ 3,000円(4月11日時点)」に変更しました。

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月11日(火)~4月17日(月)
当選発表日? 4月18日(火)
購入申込期間? 4月19日(水)~4月24日(月)
上場日? 4月26日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 330,000株
売出株数(OA含む)? 349,600株
当選株数合計 679,600株

・当選株数は679,600株。売買単位が100株なので、当たりは計6,796枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 91.32% 620,600株 6,206枚 620枚
幹事 みずほ証券 2.60% 17,700株 177枚 17枚
SBI証券 2.60% 17,700株 177枚 79枚
極東証券 0.87% 5,900株 59枚 0枚
水戸証券 0.87% 5,900株 59枚 0枚
松井証券 0.87% 5,900株 59枚 41枚
楽天証券 0.87% 5,900株 59枚 59枚

SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券松井証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(4月3日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
柳原 尚史(社長) 36.53% 180日間
(株)柳原ホールディングス 18.94% 180日間
(株)バルカー 11.28% 180日間
小松 平佳 10.14% 180日間
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生2号ファンド) 5.88% 90日間
1.5倍
グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合 3.74% 90日間
1.5倍
オリックス(株) 2.94% 90日間
1.5倍
杉山 一成 2.84% 180日間
(株)荏原製作所 2.25% 180日間
中井 努 1.89%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
12月
2019年
7月
2020年
7月
2021年
7月
2022年
7月
売上高(百万円)? 277 219 354 419 969
経常利益(百万円)? 56 23 △163 △147 110
当期純利益(百万円)? 42 14 △163 △149 150
純資産額 (百万円)? 38 796 632 1,264 1,414
1株あたりの純資産額(円)? 2 △3 △9 △120 △77
1株あたりの純利益(円)? 2 1 △5 △45 43
自己資本比率(%)? 27.8 94.9 93.2 90.7 90.5
自己資本利益率(%)? 105.8 3.4 △22.9 △15.7 11.2

※2011年3月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
・2023年7月期は、第2四半期時点で売上436百万円、経常利益83百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人材関連費用、研究開発費および設備関連費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 Ridge-i[リッジアイ](5572)、ディープラーニングをはじめとする最新技術を組み合わせたマルチモーダルAIをコア技術とし、売上の92%を「AI活用コンサルティング」と「AI開発サービス」から上げています(2022年7月期)。

 直近の業績推移を見ると、右肩上がりで業績をのばしています。国内のAI市場規模は、2021年の1.1兆円から2027年には1.9兆円への成長が見込まれており、今後の成長も十分に期待できます(出典:富士キメラ研究「2022 人工知能ビジネス総調査」)。また、AIは統計的にIPOのテーマとしても人気化しやすいです。

 供給面を見ると、公開株数は少なめですが複数のベンチャーキャピタルのロックアップが公募価格比1.5倍ではずれます。そのため1.5倍を超えると一気に売りが増える可能性があります。一方で需要面を見ると、将来性からある程度買いが入りそうですが、同日にスタジアム(9157)が上場予定なので買いがやや集まりにくくなっています。これらを総合的に見ると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券松井証券楽天証券DMM株から申し込み可能となっています。

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