ispace[アイスペース](9348)

 ispace[アイスペース]の事業内容は「月への物資輸送サービスをはじめとした月面開発事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額191.8億円、吸収金額63.3億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。

ispace[アイスペース]のホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
◎ D

基本情報

会社名 ispace[アイスペース](9348) 【東証グロース】
会社URL https://ispace-inc.com/jpn/
会社設立 2010年9月(13年目)
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、マネックス証券松井証券

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IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 244円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 225円 ~ 350円(3月8日時点)
初値? -

・想定価格244円に対して、PSR28.45倍、PBR1.5倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-51.7円、1株あたり純資産163.2円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月28日(火)~3月31日(金)
当選発表日? 4月3日(月)
購入申込期間? 4月4日(火)~4月7日(金)
上場日? 4月12日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 24,699,700株(国内:19,935,200株、海外:4,764,500株)
売出株数(OA含む)? 1,242,900株(国内:1242900株)
当選株数合計 25,942,600株(国内:21,178,100株、海外:4,764,500円)

・当選株数は21,178,100株。売買単位が100株なので、当たりは計211,781枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚
マネックス証券 -% -株 -枚 -枚
松井証券 -% -株 -枚 -枚
アイザワ証券 -% -株 -枚 -枚
あかつき証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、マネックス証券松井証券から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
袴田 武史(社長) 19.12% 180日間
(株)INCJ 9.75% 180日間
インキュベイトファンド3号投資事業有限責任組合 9.55% 180日間
小沼 美和 7.82% 180日間
(株)日本政策投資銀行 5.57% 180日間
IF Growth Opportunity FundI, L.P. 3.40% 180日間
中村 貴裕 3.19% 180日間
(株)TBSホールディングス 2.79% 180日間
IF SPV 1号投資事業組合 1.87% 180日間
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託口 宇宙フロンティア・ファンド) 1.87% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
2022年
3月
売上高(百万円)? 149 304 216 507 674
経常利益(百万円)? △710 △1,222 △1,611 △2,609 △4,039
当期純利益(百万円)? △712 △1,291 △1,615 △2,615 △4,060
純資産額 (百万円)? 9,301 8,010 6,395 7,327 8,832
1株あたりの純資産額(円)? △557 △1,131 △1,849 △137 164
1株あたりの純利益(円)? △425 △574 △718 △55 △78
自己資本比率(%)? 94.7 95.0 90.5 86.2 70.7
自己資本利益率(%)? - - - - -

※2020年3月期まで単独決算。2021年3月期から連結決算。
※2021年3月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2023年3月期は、第3四半期時点で売上823百万円、経常利益-9,717百万円となっています。IPOで得た資金は、運転資金、連結子会社への投融資に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ispace[アイスペース](9348)、月に輸送する物資である顧客荷物をispaceの月着陸船や月面探査車に搭載し、月まで輸送するサービスを提供します。本サービスは、ロケットの打ち上げの約1~2年前をめどに開始します。現在は、ispaceの活動をコンテンツとして利用する権利や得られたデータをパッケージとして販売しています。

 IPOの条件だけ見ると赤字続きな上に規模が非常に大きく、人気化するのはむずかしいでしょう。しかし宇宙開発という事業内容は抜群の新規性があり、さらに想定価格が500円以下と低位株なので、将来性に期待した買いが集まるかもしれません。公募割れのリスクは含みますが、初値が意外と上がることもありそうで予想が難しいIPOです。また、同日にトライアルホールディングス(5882)も上場予定で、買いが集まりにくくなっています。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、マネックス証券松井証券から申し込み可能となっています。

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