トライアルホールディングス(5882)
(4月3日追記)
新規上場の承認取り消しが発表されました。(上場中止)
理由は「昨今の金融機関の破綻等を契機とした混乱が続く中、株式市場に関する動向等を総合的に勘案し」とのことです。
トライアルホールディングスの事業内容は「小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)」で、東証グロース上場の超大型案件(想定時価総額2,429.8億円、吸収金額590.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。
基本情報
会社名 | トライアルホールディングス(5882) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://trial-holdings.inc/ |
会社設立 | 2015年9月(8年目) |
狙い目証券会社 | 大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格![]() |
2,000円 |
---|---|
仮条件![]() |
1,800円 ~ 2,000円 |
公募価格![]() |
未発表 |
初値予想(独自) | 1,840円 ~ 2,400円(3月8日時点) |
初値![]() |
- |
・想定価格2,000円に対して、PER34.05倍、PBR3.18倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益58.7円、1株あたり純資産628.8円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
3月27日(月)~3月31日(金) |
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当選発表日![]() |
4月3日(月) |
購入申込期間![]() |
4月4日(火)~4月7日(金) |
上場日![]() |
4月12日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
23,800,000株(国内:9,048,100株、海外:14,751,900株) |
---|---|
売出株数(OA含む)![]() |
5,634,900株(国内:5,634,900株) |
当選株数合計 | 29,503,900株(国内:14,752,000株、海外:1,4751,900株) |
・当選株数は14,752,000株。売買単位が100株なので、当たりは計147,520枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・売出株数(OA含む) が「5,703,900株(国内:5,703,900株)」から「5,634,900株(国内:5,634,900株)」へ変更しました(3月29日)。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
共同主幹事 | 大和証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
-% | -株 | -枚 | -枚 | |
幹事 | 野村證券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
みずほ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
FFG証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(3月9日追記)
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(3月14日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月20日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)ティー・エイチ・シー | 66.38% | 180日間 |
(株)Heroic investment | 9.43% | 180日間 |
永田 久男 | 1.98% | 180日間 |
(株)PALTAC | 1.21% | 180日間 |
サントリー(株) | 1.01% | 180日間 |
三井食品(株) | 1.01% | 180日間 |
ヤマエ久野(株) | 1.01% | 180日間 |
加藤産業(株) | 0.60% | 180日間 |
北尾 吉孝 | 0.40% | |
SBIVenturesTwo(株) | 0.40% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2021年3月期まで単独決算。2021年6月期から連結決算。
※2019年3月期から2021年3月期までは「営業収益(425百万円、2,547百万円、8,940百万円)」が計上されています。
※2021年6月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2023年6月期は、第2四半期時点で売上336,327百万円、経常利益7,519百万円を達成しています。IPOで得た資金は、当社グループの流通小売事業をになう株式会社トライアルカンパニー、リテールAI事業をになう株式会社Retail AIおよび同社の子会社である株式会社Retail SHIFTへの投融資資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
トライアルホールディングス(5882)、毎日数量を限定せず、お値打ち価格で販売しているディスカウントストア「スーパーセンタートライアル」を全国に展開しています。また、全体に対する売上規模は1%未満ですが、購入したものの合計金額が見え、専用ゲートから約30秒で決済を完了できる「スマートショッピングカート」などのIoT端末を提供しています。
直近の業績推移を見ると、計上科目の変更や期末月の変更などで売上の推移が確認しづらいですが、公表資料によると右肩上がりで増加しています(2022年6月期の売上は、実質的には前期比108.4%です)。出店状況は、九州で105店舗、関東で58店舗、近畿で35店舗、その他76店舗となっており、出店余地はまだあります。
公開株数が非常に多く、需給的には初値が上がりにくくなっています。総合的に見て、初値の上昇は期待しづらいです。また、同日にispace(9348)も上場予定で、買いが集まりにくくなっています。
ネット証券では、大和証券(共同主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、CONNECT、auカブコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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