eWeLL[イーウェル](5038)
eWeLL[イーウェル]の事業内容は「在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow事務管理代行サービス」など)」で、東証グロース上場の型案件(想定時価総額100.6億円、吸収金額23.1億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「クラウド関連」、「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は大幅上昇とまではいかないと予想します。
基本情報
会社名 | eWeLL[イーウェル](5038) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://ewell.co.jp/ |
会社設立 | 2012年(11年目) |
狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、松井証券、マネックス証券、CONNECT、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 1,450円 |
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仮条件 | 1,500円 ~ 1,700円 |
公募価格 | 1,700円 |
初値予想(独自) | 1,900円 ~ 2,700円(8月30日時点) |
初値 | 3,910円 (公募価格比+2,210円 +130.0%) |
・想定価格1,450円に対して、PER29.57倍、PBR18.08倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益49.0円、1株あたり純資産80.2円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「1,800円 ~ 2,500円(8月12日時点)」から「1,900円 ~ 2,700円(8月30日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 9月1日(木)~9月7日(水) |
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当選発表日 | 9月8日(木) |
購入申込期間 | 9月9日(金)~9月14日(水) |
上場日 | 9月16日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 50,000株 |
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売出株数(OA含む) | 2,069,500株 |
当選株数合計 | 2,119,500株 |
・当選株数は2,119,500株。売買単位が100株なので、当たりは計21,195枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・売出株数(OA含む) が、1,541,000株から2,069,500株へ変更しました。
(9月8日追記)
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | 大和証券 | 73.90% | 1,566,300株 | 15,663枚 | 1,566枚 |
幹事 | 野村證券 | 22.85% | 484,200株 | 4,842枚 | 484枚 |
SBI証券 | 1.30% | 27,600株 | 276枚 | 124枚 | |
松井証券 | 0.65% | 13,800株 | 138枚 | 96枚 | |
マネックス証券 | 0.65% | 13,800株 | 138枚 | 138枚 | |
極東証券 | 0.65% | 13,800株 | 138枚 | 0枚 |
・大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、松井証券、マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(8月16日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(8月25日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
中野 剛人(社長) | 39.15% | 180日間 |
北村 亜沙子 | 16.37% | 180日間 |
住友商事株式会社 | 13.66% | 180日間 |
合同会社RSPファンド6号 | 12.94% | 180日間 |
島田 亨 | 5.45% | 180日間 |
松下 智樹 | 4.92% | 180日間 |
SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合無限責任組合員SMBCベンチャーキャピタル株式会社 | 3.41% | |
株式会社シグマクシス・インベストメント | 1.35% | 180日間 |
江尻 裕一 | 0.65% | |
中尾 充 | 0.40% |
企業業績のデータ(5年分)
※2019年12月期以降、株式1株につき100株の分割を反映。
※2020年12月期以降、株式1株につき15株の分割を反映。
・2022年12月期は、第2四半期時点で売上739百万円、経常利益335百万円を達成しています。IPOで得た資金は、主力サービスiBowに付帯する新規機能追加に係る設備投資資金に15,180千円、長期借入金の返済資金の一部に37,320千円を充てる予定です。
管理人からのコメント
eWeLL[イーウェル](5038)は、訪問看護における労働生産性の向上を支援するシステムを提供しています。訪問看護専用の電子カルテ「iBow」、iBowと連動して自動でレセプト(診療報酬明細書)を作成する「iBowレセプト」、クラウド型勤怠管理サービス「iBow KINTAI」などがあります。
直近の業績推移を見ると、右肩上がりで成長を続けており、訪問看護の市場自体も、今後拡大が予想されることを考えると、将来性は十分にあります。ただ、公開株数がやや多めですので、初値は大幅上昇とまではいかないと予想します。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、野村證券(副幹事)、SBI証券、松井証券、マネックス証券、CONNECT、DMM株から申し込み可能となっています。
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