日本調理機(2961)
日本調理機の事業内容は「厨房機器の開発・製造・販売等」で、東証2部上場の小型案件(想定時価総額30.3億円、吸収金額7.9億円)です。統計的初値の上がりやすい「SBI証券が主幹事」、「公開株数の“少ない”」案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | 日本調理機(2961) 【東証2部】 |
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会社URL | https://www.nitcho.co.jp/ |
狙い目証券会社 | SBI証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、岡三オンライン証券、CONNECT、SBIネオトレード証券、DMM株、 auカブコム証券(?) |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 2,710円 |
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仮条件 | 2,610円 ~ 2,710円 |
公募価格 | 2,710円 |
初値予想(独自) | 2,710円 ~ 3,500円(10月6日時点) |
初値 | 2,750円 (公募価格比+40円 +1.5%) |
・想定価格2,710円に対して、PER9.13倍、PBR0.52倍、配当利回り3.85%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益296.9円、1株あたり純資産5,234.2円、1株あたり配当金104.4円。)
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 10月22日(金)~10月28日(木) |
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当選発表日 | 10月29日(金) |
購入申込期間 | 11月1日(月)~11月5日(金) |
上場日 | 11月9日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 145,000株 |
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売出株数(OA含む) | 145,900株 |
当選株数合計 | 290,900株 |
・当選株数は290,900株。売買単位が100株なので、当たりは計2,909枚。
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 86.87% | 252,700株 | 2,527枚 | 1,137枚 |
幹事 | 大和証券 | 4.37% | 12,700株 | 127枚 | 12枚 |
三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
2.17% | 6,300株 | 63枚 | 6枚 | |
岡三証券 | 1.75% | 5,100株 | 51枚 | 5枚 | |
極東証券 | 0.86% | 2,500株 | 25枚 | 0枚 | |
水戸証券 | 0.86% | 2,500株 | 25枚 | 0枚 | |
岩井コスモ証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 1枚 | |
エイチ・エス証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 1枚 | |
アイザワ証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 9枚 | |
光世証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 0枚 | |
むさし証券 | 0.45% | 1,300株 | 13枚 | 1枚 |
・SBI証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事なので、後からauカブコム証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(10月7日追記)
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(10月7日追記)
・その他、SBIネオトレード証券から申し込み可能となりました。(10月8日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月15日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(有)第一エア工業 | 21.08% | 180日間 |
田中 幸子 | 10.75% | 180日間 |
齋藤 德子 | 10.57% | 180日間 |
日本調理機従業員持株会 | 10.48% | 180日間 |
齋藤 隆哉 | 8.19% | 180日間 |
田中 成和 | 3.79% | 180日間 |
黒澤 公雄 | 3.14% | |
西山 昌子 | 3.12% | 180日間 |
佐藤 由美子 | 3.03% | 180日間 |
齋藤 有史(社長) | 2.31% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
・2020年4月に、株式10株につき1株の株式併合。
・2021年9月期は、第3四半期時点で売上9,754百万円、経常損失△242百万円となっています。IPOで得た資金は、老朽化した九州支店建屋の改築資金、運転資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
日本調理機(2961)、食器洗浄機、食器消毒保管機、回転窯、炊飯器、スチームコンベクションオーブンを中心に、設計・開発から製造・販売までしています。すでに、全国的に営業所を置いており、今後さらに成長していくかというと、少しきびしく思います。
公開株数は非常に少なく、大株主に対しても期間でロックアップがかかっており、供給はしぼれています。ただ、事業テーマに新規性がなく、人気化しにくい東証2部上場ということを考えると、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、岡三オンライン証券、CONNECT、SBIネオトレード証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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