ジーネクスト(4179)

 ジーネクストの事業内容は「顧客対応ソフトウェア『Discoveriez』の開発および提供」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額46.1億円、吸収金額7.2億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

ジーネクストのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ c


基本情報

会社名 ジーネクスト(4179) 【東証マザーズ】
会社URL https://www.gnext.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、マネックス証券
岩井コスモ証券
松井証券CONNECTDMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,130円
仮条件? 1,130円 ~ 1,230円
公募価格? 1,230円
初値予想(独自) 1,300円 ~ 1,700円(2月22日時点)
初値? 2,851円 (公募価格比+1,621円 +131.8%)

・想定価格1,130円に対して、PER-倍、PBR17.78倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-45.2円、1株あたり純資産63.5円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月10日(水)~3月16日(火)
当選発表日? 3月17日(水)
購入申込期間? 3月18日(木)~3月23日(火)
上場日? 3月25日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 350,000株
売出株数(OA含む)? 289,900株
当選株数合計 639,900株

・当選株数は639,900株。売買単位が100株なので、当たりは計6,399枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 87.92% 562,600株 5,626枚 562枚
幹事 大和証券 3.47% 22,200株 222枚 33枚
みずほ証券 2.59% 16,600株 166枚 16枚
マネックス証券 1.73% 11,100株 111枚 111枚
いちよし証券 0.86% 5,500株 55枚 0枚
丸三証券 0.86% 5,500株 55枚 5枚
岩井コスモ証券 0.86% 5,500株 55枚 5枚
水戸証券 0.86% 5,500株 55枚 0枚
極東証券 0.42% 2,700株 27枚 0枚
松井証券 0.42% 2,700株 27枚 18枚

SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、マネックス証券岩井コスモ証券松井証券から当選のチャンス。
・その他、CONNECTから申し込み可能となりました。(2月25日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月3日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
横治 祐介(社長) 39.42% 180日間
井上 瑞樹 4.84% 90日間
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 3.75% 継続保有
DG Lab Fund II E.L.P. Cayman 3.28% 継続保有
宮林 隆吉 3.28% 継続保有
浜野 哲也 3.17% 90日間
中内 奈々 3.05% 継続保有
糸永 洋三 2.44% 継続保有
大河原 麗偉 2.32% 180日間
三橋 健太郎 2.16% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
売上高(百万円)? 259 358 460 505 531
経常利益(百万円)? △36 10 △231 △110 △183
当期純利益(百万円)? △36 10 △245 △110 △184
純資産額 (百万円)? 13 28 △158 △239 △96
1株あたりの純資産額(円)? 33,335 30,935 △138,228 △100 △30
1株あたりの純利益(円)? △60,368 11,880 △241,359 △46 △63
自己資本比率(%)? 7.3 13.9 △90.9 △127.6 △39.9
自己資本利益率(%)? - 46.2 - - -

※2018年3月期まで単独決算。2019年3月期から連結決算。
※2019年3月期以降、株式1株につき2,000株の分割を反映。
・2021年3月期は、第3四半期時点で売上551百万円、経常利益66百万円を達成しています。IPOで得た資金は、人件費・採用費、広告宣伝費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ジーネクスト(4179)、ソフトウェア開発・販売はIPOのテーマとしてはやや弱いです。直近の業績推移を見ても、売上の伸びが鈍く、赤字が続いており、人気化は期待できません。また、同日に人気化しそうなベビーカレンダー(7363)が上場することになっていることもマイナス材料です。ただ、公開株数が少ないので、初値は上がりやすくなっており、総合的に見て、小幅な上昇を予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、大和証券(副幹事)、マネックス証券岩井コスモ証券松井証券CONNECTDMM株から申し込み可能となっています。

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