リグア(7090)

 リグアの事業内容は「接骨院などの経営支援をおこなう接骨院ソリューション事業、保険代理店や金融商品仲介業をおこなう金融サービス事業」で、東証マザーズ上場の小型案件(想定時価総額23.8億円、吸収金額6.4億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の大幅上昇は期待しづらいです。

成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
△ d

(3月5日追記)
・引受価額が「1,794円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,794円」付近で寄り付く可能性があります。

基本情報

会社名 リグア(7090) 【東証マザーズ】
会社URL https://ligua.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,850円
仮条件? 1,850円 ~ 1,950円
公募価格? 1,950円
初値予想(独自) 1,750円 ~ 2,000円(2月7日時点)
初値? 1,910円 (公募価格比-40円 -2.1%)

・想定価格1,850円に対して、PER66.87倍、PBR3.85倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益27.7円、1株あたり純資産480.9円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月27日(木)~3月4日(水)
当選発表日? 3月5日(木)
購入申込期間? 3月6日(金)~3月11日(水)
上場日? 3月13日(金)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 275,000株
売出株数(OA含む)? 70,000株
当選株数合計 345,000株

・当選株数は345,000株。売買単位が100株なので、当たりは計3,450枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 93.91% 324,000株 3,240枚 324枚
幹事 SBI証券 5.22% 18,000株 180枚 81枚
エース証券 0.87% 3,000株 30枚 3枚

SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月19日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
川瀨 紀彦(社長) 46.96% 180日間
K&Pパートナーズ1号投資事業有限責任組合 7.73% 90日間
1.5倍
藤原 俊也 6.64% 180日間
石本 導彦 6.13% 180日間
藤本 幸弘 5.47% 90日間
1.5倍
K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 3.47% 90日間
1.5倍
城守 和幸 3.39% 180日間
みずほ成長支援投資事業有限責任組合 3.33% 90日間
1.5倍
日本アジア投資(株) 3.33% 90日間
1.5倍
粂野 聡史 1.87% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
売上高(百万円)? 375 600 934 1,471 1,810
経常利益(百万円)? △70 △57 54 162 65
当期純利益(百万円)? △71 △58 36 74 36
純資産額 (百万円)? △111 △12 96 155 160
1株あたりの純資産額(円)? △39,615 △3,776 28,414 153 158
1株あたりの純利益(円)? △28,038 △20,826 10,690 73 35
自己資本比率(%)? △24.6 △1.6 13.3 22.0 17.6
自己資本利益率(%)? - - 85.7 62.3 22.6

※2017年3月期まで単独決算。2018年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2020年3月期は、第3四半期時点で売上1,528百万円、経常利益126百万円を達成しています。IPOで得た資金は、ソフトウェアの追加機能および機能強化のための開発費用、東京事務所の移転費用、広告費用、採用費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 リグア(7090)、「接骨院の経営支援」はIPOのテーマとしては弱く、さらに、直近の利益が頭打ち気味であることから、積極的な買いは期待しづらいです。一方、公開株数は少なく、大株主にもロックアップがかかっているので、供給はしまっています。ただ、同日にフォースタートアップス(7089)木村工機(6231)も上場しますので、総合的に見て、やはり初値の上昇はむずかしいでしょう。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、DMM株から申し込み可能となっています。


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