ウイングアーク1st(4432)

(3月10日追記)
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大及び原油価格の急落等を受けた最近の株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し、2020年3月10日開催の当社取締役会において、上場中止を承認しました。

(3月9日追記)
仮条件の発表が3月10日または3月11日に変更になりました。

 ウイングアーク1stの事業内容は「企業の情報活用を促進するソフトウェアおよびクラウドサービスの提供」で、東証上場予定の大型案件(想定時価総額521.0億円、吸収金額281.1億円)です。 統計的に初値の上がりにくい「再上場案件」で、初値の上昇が見込みにくくなっています。

ウイングアーク1stのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
○ d


基本情報

会社名 ウイングアーク1st(4432) 【東証】
会社URL https://www.wingarc.com/
狙い目証券会社 野村證券(共同主幹事)、SMBC日興証券大和証券SBI証券楽天証券
auカブコム証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,670円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,550円 ~ 1,700円(2月20日時点)
初値? -

・想定価格1,670円に対して、PER15.82倍、PBR2.71倍、配当利回り2.69%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益105.6円、1株あたり純資産617.1円、1株あたり配当金45.0円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 3月9日(月)~3月13日(金)
当選発表日? 3月16日(月)
購入申込期間? 3月17日(火)~3月23日(月)
上場日? 3月26日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 0株
売出株数(OA含む)? 16,834,500株(国内:10,100,700株、海外:6,733,800株)
当選株数合計 10,100,700株

・当選株数は10,100,700株。売買単位が100株なので、当たりは計101,007枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
共同主幹事 野村證券 -% -株 -枚 -枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
-% -株 -枚 -枚
メリルリンチ日本証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 みずほ証券 -% -株 -枚 -枚
SMBC日興証券 -% -株 -枚 -枚
大和証券 -% -株 -枚 -枚
SBI証券 -% -株 -枚 -枚
楽天証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
野村證券(共同主幹事)、SMBC日興証券大和証券SBI証券楽天証券から当選のチャンス。
・その他、auカブコム証券から申し込み可能となりました。(2月25日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
CJP WA Holdings, L.P. 47.27% 180日間
IW.DXパートナーズ(株) 21.46% 180日間
Sansan(株) 10.02% 180日間
モノリス有限責任事業組合 3.93% 180日間
鈴与(株) 1.51% 180日間
(株)インテージホールディングス 1.40% 180日間
合同会社PKSHA Technology Capital 1.01% 180日間
内野 弘幸 0.79% 180日間
(株)データ・アプリケーション 0.60% 180日間
田中 潤(社長) 0.56% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
2月
2017年
2月
2018年
2月
2019年
2月
2020年2月
(第3四半期)
売上高(百万円)? - 11,655 15,566 17,287 (13,945)
税引前利益(百万円)? - 1,712 4,047 4,739 (4,476)
当期純利益(百万円)? - 1,576 2,925 3,293 (3,197)
純資産額 (百万円)? - 17,181 17,189 19,253 (22,765)
1株あたりの純資産額(円)? - 551 551 617 -
1株あたりの純利益(円)? - 51 94 106 (102)
自己資本比率(%)? - 31.0 31.3 35.2 -
自己資本利益率(%)? - 9.2 17.0 18.1 -

・国際会計基準での項目名と異なりますが、意味的には同じです。

管理人からのコメント

 ウイングアーク1st(4432)、統計的に人気の「クラウド関連」ですが、サービス自体は一般的なものとなっており、とくに新規性は感じられません。また、公募なしの売り出し100%で、既存株主の株を放出するのみとなっています。今回の上場で、事業拡大のための資金調達はおこなわれず、今後の成長性にも不安を感じます。加えて、同日にアディッシュ(7093)サイバーセキュリティクラウド(4493)が上場することになっており、個人の買いが集まりにくくなっています。

 ネット証券では、野村證券(共同主幹事)、SMBC日興証券大和証券SBI証券楽天証券auカブコム証券から申し込み可能となっています。


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