スペースマーケット(4487)
スペースマーケットの事業内容は「遊休不動産などのスペースの貸し借りのプラットフォームである『スペースマーケット』の運営など」で、東証マザーズ上場の中型案件(想定時価総額58.3億円、吸収金額10.7億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「大和証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の大幅な上昇は期待しにくいです。
基本情報
| 会社名 | スペースマーケット(4487) 【東証マザーズ】 |
|---|---|
| 会社URL | https://spacemarket.co.jp/ |
| 狙い目証券会社 | 大和証券(主幹事)、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、 マネックス証券、岩井コスモ証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
| 想定価格 |
520円 |
|---|---|
| 仮条件 |
520円 ~ 590円 |
| 公募価格 |
590円 |
| 初値予想(独自) | 520円 ~ 600円(11月15日時点) |
| 初値 |
1,306円 (公募価格比+716円 +121.4%) |
・想定価格520円に対して、PER-倍、PBR7.15倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-24.5円、1株あたり純資産72.7円、1株あたり配当金-円。)
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
12月5日(木)~12月11日(水) |
|---|---|
| 当選発表日 |
12月12日(木) |
| 購入申込期間 |
12月13日(金)~12月18日(水) |
| 上場日 |
12月20日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
520,000株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
1,543,900株 |
| 当選株数合計 | 2,063,900株 |
・当選株数は2,063,900株。売買単位が100株なので、当たりは計20,639枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 大和証券 | 84.37% | 1,741,300株 | 17,413枚 | 2,611枚 |
| 幹事 | みずほ証券 | 5.21% | 107,600株 | 1,076枚 | 107枚 |
| SBI証券 | 4.35% | 89,700株 | 897枚 | 403枚 | |
| SMBC日興証券 | 1.73% | 35,800株 | 358枚 | 35枚 | |
| 松井証券 | 0.87% | 17,900株 | 179枚 | 125枚 | |
| マネックス証券 | 0.87% | 17,900株 | 179枚 | 179枚 | |
| いちよし証券 | 0.87% | 17,900株 | 179枚 | 26枚 | |
| エース証券 | 0.87% | 17,900株 | 179枚 | 17枚 | |
| 岩井コスモ証券 | 0.87% | 17,900株 | 179枚 | 17枚 |
・大和証券(主幹事)、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(11月28日追記)
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| 重松 大輔(社長) | 34.84% | 180日間 |
| ㈱ダブルパインズ | 12.79% | 180日間 |
| オプトベンチャーズ1号投資事業有限責任組合 | 10.64% | 90日間 1.5倍 |
| CA Startups Internet Fund2号投資事業有限責任組合 | 6.57% | 90日間 1.5倍 |
| 鈴木 真一郎 | 6.42% | 180日間 |
| 壺内 靖二郎 | 6.27% | 180日間 |
| ㈱マイナビ | 2.86% | 180日間 |
| オリックス㈱ | 2.18% | 90日間 1.5倍 |
| みずほ成長支援投資事業有限責任組合 | 1.75% | 90日間 1.5倍 |
| 東京建物㈱ | 1.46% |
企業業績のデータ(5年分)
※2017年12月期以降、株式1株につき300株の分割を反映。
・2019年12月期は、第3四半期時点で売上551百万円、経常利益5百万円を達成しています。IPOで得た資金は、事業拡大・機能拡充のためのプラットフォームサービスに関するソフトウェアなどの取得、借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
スペースマーケット(4487)、自社サイト『スペースマーケット』を通じて、ジャンルを問わず「貸したいスペース」と、「そのスペースを借りたい人」をマッチングさせるサービスを提供しています。収益は、両者から支払われる手数料です。ビジネスアイデアはおもしろいですが、ユーザーが企画などを考えてからの使用となりますので、なかなか手軽に利用されない可能性が高く、使い方が浸透するまで少し時間がかかりそうな気がします。連日の上場ラッシュに加え、公開株数も多く、需給的に初値の大幅な上昇は期待しづらいです。
ネット証券では、大和証券(主幹事)、SBI証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、岩井コスモ証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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