トップページ > コラム > SKハイニックスが米ナスダックに上場!IPO情報まとめ
2026年7月10日、半導体大手のSKハイニックス(韓国)が米ナスダック市場にADR(米国預託証券)として上場します。上場による想定資金調達額は最大280億ドル(約4.5兆円)で、海外企業としては史上最大規模です。
※1ドル=161円換算
今回は日本国内での需要申告は行われませんが、上場後に初値がつけば米国株と同じように購入できます。また、SKハイニックスはすでに韓国株式市場には上場しているので、韓国個別株を扱う証券会社であれば、米国IPOを待たず購入できます。
このコラムでは、SKハイニックスの企業情報やIPOの詳細、おすすめの証券会社まで、わかりやすく解説します!
SKハイニックスは、韓国に本社を置く世界有数の半導体メーカーです。パソコンやスマートフォン、AIサーバーなどに使われる半導体メモリを開発・製造しており、近年は、生成AIの普及によって業績を大きく伸ばしています。
| 会社名 | SKハイニックス(SK Hynix Inc.) |
|---|---|
| 会社URL | https://www.skhynix.com/ |
| 本社所在地 | 大韓民国京畿道 |
| 代表 | クァク・ノジュンCEO |
SKハイニックスは1996年、前身の「現代電子産業」として韓国証券取引所(KRX)に上場しました。2012年に韓国の大手財閥SKグループの傘下に入り、積極的な設備投資や研究開発によって、競争力を高めてきました。
半導体業界の景気悪化で低迷することもありましたが、ここ数年の生成AIの普及によって高性能メモリ「HBM(High Bandwidth Memory)」の需要が急増し、業績を大きく伸ばしています。
2025年の売上高は前年比+47%の97兆1,467億ウォン(約10兆6,800億円)で、半導体メーカーの売上高としてはNVIDIA、サムスン電子に次ぐ世界3位です。
| 単位:10億ウォン | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 42,998 | 44,622 | 32,765 | 66,193 | 97,146 |
| 営業利益 | 12,410 | 6,809 | △7,730 | 23,467 | 47,206 |
| 純利益 | 9,616 | 2,242 | △9,137 | 19,796 | 42,947 |

SKハイニックスの業績推移
ナスダック上場で大きな話題となった同社ですが、韓国証券取引所(KRX)には1996年から上場しています。上場時の公募価格が2万ウォンだったのに対して、2026年7月7日の終値は220万1,000ウォン(約234,172円)まで上昇しています。
※1ウォン=0.11円換算

<引用:SBI証券より>
2026年7月10日、SKハイニックスは米ナスダック市場にADRとして上場します。ADRとは、海外企業の株式を米国株式市場で売買できるようにした証券です。しくみについては、先日公開したコラムで詳しく解説しています。まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください。
SKハイニックスのIPOは、米国以外の国で需要申告を実施する予定はありません。上場前に購入するチャンスはありませんが、上場後、初値がつけば誰でも米国株として購入できます。
| 上場予定日 | 2026年7月10日(金) |
|---|---|
| 市場 | ナスダック(NASDAQ) |
| ティッカー | SKHY |
| 売出株数 | 1億7,790万ADS※ |
| 想定価格 | 158.14ドル |
| 想定吸収金額 | 280億ドル |
| 日本での需要申告 | なし |
※ADSとは、ADRとして取引される単位です
売出株数の欄にある「ADS」とは、ADRとして取引される単位のことです。むずかしく考えず、「今回のIPOでは約1億7,790万株売り出されるんだな」と理解して大丈夫です。
想定価格をもとに計算した吸収金額は約280億ドル(約4.5兆円)です。実現すれば、6月に上場したスペースX(SPCX)に次いで、歴代2位の超大型IPOです。また、米国株式市場に上場した海外の企業としては、史上最大です。
スペースXの上場規模が大きすぎて感覚が少し麻痺してしまいますが、SKハイニックスも非常に大規模なIPOです。生成AIの普及で半導体市場への注目が高まるなかの上場ということもあり、大きな話題となっています。
さきほども説明した通り、今回米国市場で上場するのは株式そのものではなくADRです。ここで知っておきたいのが、今回のIPOでは、韓国株1株につき10ADSが発行される点です。つまり、「韓国で取引されている株式1株分=10ADS」ということです。
そのため、韓国株式市場で取引されているSKハイニックスの株価は、2026年7月7日終値で220万1,000ウォン(1,540ドル相当)ですが、今回のIPO想定価格は158.14ドルとなっています。ADRであれば、少ない金額から投資できそうですね。
とはいえ、公募価格がいくらで決定するか、初値がどうなるか、などはまだわかりません。当サイトでも情報をチェックし、随時お知らせしていきます!
じつは、一部の証券会社は韓国の個別株を取り扱っています。もし、米国IPOの前にSKハイニックスの株式を購入したい方は、韓国株式市場から購入できます。
韓国個別株を扱う証券会社はそれほど多くありませんが、SBI証券や、アジア株に強いアイザワ証券で購入できます。

| 証券会社 | 取引手数料 | 為替手数料 | 決済方法 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | 0.99% (最低手数料9,900ウォン) |
100ウォンあたり20銭 | 円貨または外貨 |
| アイザワ証券 | 1.65% (ネット注文の場合) |
100ウォンあたり10銭 | 円貨または外貨 |
SBI証券は、ネット証券の人気ランキングで常にトップの、国内最大級のネット証券です。幅広い商品を取り扱っているので、総合力の高さが魅力です。
アイザワ証券は、アジア株に非常に強い証券会社です。オンラインのユーザーにも担当者がつき、電話やLINEで問い合わせ可能です。日本株の取引しかしたことがない、という方には、手厚いサポートのアイザワ証券もおすすめです。
ここからは「SKハイニックスが米国IPOしたら投資したい」という方向けに情報をまとめていきます。
SKハイニックスの需要申告は、米国内でのみ実施予定です。そのため、日本から需要申告に申し込む方法はありませんが、上場後であれば誰でも市場で株式を購入できます。
SBI証券の米国株式取扱数は5,000銘柄以上と、業界トップクラスです。ユーザーからの銘柄の追加リクエストも積極的に受け付けています。IPO銘柄も、上場初日から取り扱うことが多いです。
専用の米国株アプリも用意されており、取引はもちろん、テーマやスクリーニングで絞った銘柄検索や、決算速報など、機能が充実しています。

<引用:SBI証券より>
楽天証券も、5,000銘柄以上の米国株取扱いがあるネット証券です。楽天証券では、たまった楽天ポイントで米国株式を購入できます。また、購入した際は取引手数料の1%分のポイントがもらえるので、ポイント活用しながら米国株投資に挑戦したい方におすすめです。
アプリ『iSPEED』を使えば、スマホで簡単に米国株取引ができます。株取引だけではなく、日経新聞提供のサービス『日経テレコン(楽天証券版)』が無料で読めるなど、情報ツールとしても優秀です。

<引用:楽天証券より>
松井証券も、米国株の取り扱いが約5,000銘柄あります。初心者への手厚いサポートが評判で、「株の取引相談窓口」では、どんな初歩的な質問もオペレーターが電話で相談に乗ってくれます。
また、2025年7月から、米国株の取引開始時間を17時に前倒ししました。通常、米国株取引は22時半ごろに取引開始となりますが、松井証券では5時間半前倒しで取引を開始できます。
マネックス証券も米国株に力を入れている証券会社です。取り扱いは5,000銘柄以上で、主要ネット証券※の中では唯一時間外取引に対応しています。(※SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券)
米国株式市場では通常の取引時間の前後に、「プレマーケット」と「アフターマーケット」があります。マネックス証券であれば時間外に発表される決算やニュースにもすぐに対応できるのが強みです。

<引用:マネックス証券より>
マネックス証券の米国株はツールも強力です。「銘柄スカウター 米国株」は直近の業績はもちろん、過去10期以上の推移をグラフで確認できます。過去10年の業績データをもとにスクリーニングができるため、成長銘柄を効率よく探せます。さらに、決算スケジュールや発表内容が一目で確認できるので、購入後の情報チェックや、購入判断にも役立ちます。米国株をはじめるなら必須級のツールです!
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