デリー

公開日:
2020年9月7日

 2020年9月7日の日本経済新聞朝刊で「デリー」が上場するとの報道がありました。

 デリーはZホールディングスの子会社で、、レシピ動画サービス『クラシル』を運営しています。もともとは独立したスタートアップでしたが、Zホールディングスの傘下に入り、「スイングバイIPO」で上場を目指しています。大手企業の経営資源を使って成長したあとに上場を目指す方法で、最近注目されています。

成長性 割安性
◎ -
話題性 管理人期待度
◎ a


基本情報

会社名 デリー
会社URL https://www.dely.jp/
狙い目証券会社 未定のため、IPOおすすめネット証券会社比較にてご準備ください

企業業績のデータ(5年分)

  2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
売上高(百万円)? - - - - -
経常利益(百万円)? - - - - -
当期純利益(百万円)? - - △966 △271 -
純資産額 (百万円)? - - 2,840 2,568 -
1株あたりの純資産額(円)? - - - - -
1株あたりの純利益(円)? - - - - -
自己資本比率(%)? - - 94.1 94.7 -
自己資本利益率(%)? - - - - -

※決算公告より
売上高や経常利益は非公開ですが、同社が運営する『クラシル』では「掲載レシピ数が38,000件以上、2,400万ダウンロード突破」の開示が出ており、順調に成長していると考えられます。

管理人からのコメント

 デリーは、レシピ動画サービス『クラシル』や女性向けメディア『TRILL』を運営しています。収益源は、サービス内での広告料やタイアップ広告の掲載料、サービスの利用者から受け取る有料会員費です。最近は、コロナ禍のネットスーパー需要の高まりを受けて、ネットスーパーの立ち上げを支援するサービスも提供しています。

 デリーのように、大手企業の販売網や顧客網を生かして一気に成長し、その後に株式市場への上場を目指すことを「スイングバイIPO」といいます。一気に成長できるので企業価値が高まりやすく、上場時には時価総額が大きくなる可能性があります。

 人気のレシピ動画サービスを運営しているため、上場時には人気化する可能性が高くなっています。正式な上場日はまだ決まっていませんが、万全を期して、今のうちにネット証券に口座を開設して、IPOの申し込みができるようにしておきましょう。


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