イノバセル(504A)
(2026年2月12日追記)
引受価額が「1,248.75円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,248円」付近で寄り付く可能性があります。
イノバセルの事業内容は「便失禁、尿失禁疾患などを対象とした再生医療等製品の開発、製造及び販売」で、東証グロース上場の大型案件(想定時価総額538.4億円、吸収金額135.4億円)です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
基本情報
| 会社名 | イノバセル(504A) 【東証グロース】 |
|---|---|
| 会社URL | https://www.innovacell.co.jp/ |
| 会社設立 | 2021年1月(6年目) |
| 主幹事証券 | 野村證券 |
| その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(副幹事)、松井証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
| 想定価格 |
1,290円 |
|---|---|
| 仮条件 |
1,290円 ~ 1,350円 |
| 公募価格 |
1,350円 |
| 初値予想(独自) | 1,248円 ~ 1,400円(2月12日時点) |
| 初値 |
1,248円 (公募価格比-102円 -7.6%) |
・想定価格1,290円に対して、PSR-倍、PBR6.7倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純損失-57.3円、1株あたり純資産191.9円、1株あたり配当金-円
・仮条件に伴い、初値予想を「1,186円 ~ 1,400円(1月19日時点)」から「1,242円 ~ 1,400円(2月4日時点)」に変更しました。
・引受価額に伴い、初値予想を「1,242円 ~ 1,400円(2月4日時点)」から「1,248円 ~ 1,400円(2月12日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
2月5日(木)~2月10日(火) |
|---|---|
| 当選発表日 |
2月12日(木) |
| 購入申込期間 |
2月13日(金)~2月18日(水) |
| 上場日 |
2月24日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
8,400,000株(国内:4,600,300株、海外:3,799,700株) |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
2,094,000株(国内:1,775,400株、海外:318,600株) |
| 当選株数合計 | 10,494,000株(国内:6,375,700株、海外:4,118,300株) |
・当選株数は6,375,700株。売買単位が100株なので、当たりは計63,757本。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・公募価格決定時に、海外売り出し株数が4,118,300株で確定しました。
・親引けによるアルフレッサ株式会社などへの売付けがおこなわれます。555,400株が公開株数から減ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 野村證券 | 93.48% | 9,809,700株 | 98,097本 | 9,809本 |
| 幹事 | SBI証券 | 6.52% | 684,300株 | 6,843本 | 3,079本 |
※割当株数には海外販売分を含む。
・SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(1月30日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能となりました。(2月6日追記)
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| Peppermint Grove Limited | 9.45% | 180日間 |
| Insanna Stiftung | 9.45% | 180日間 |
| シーズ・インベストメント有限責任事業組合 | 6.45% | 180日間 |
| ノビック・コーリン(社長) | 6.36% | 180日間 |
| シーガー・ジェイソン(社長) | 6.36% | 180日間 |
| The Prudential Assurance Company Limited | 6.16% | 継続保有 |
| マークシュタイナー・ライナー | 6.08% | 180日間 |
| 坂野 敦 | 4.31% | 180日間 |
| Glymur Biotech Ventures LP | 3.51% | 180日間 |
| アルフレッサ(株) | 3.08% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒イノバセルの有価証券届出書 ![[PDF]](/common/images/ico_PDF_01.png)
※2022年12月期まで単独決算。2023年12月期から連結決算。
・2025年12月期は第1四半期時点で経常損失△2,093百万円となっています。IPOで得た資金は研究開発資金、ローン返済資金および運転資金等に充てる予定です。
管理人からのコメント
イノバセル(504A)は、「便失禁、尿失禁疾患などを対象とした再生医療等製品の開発、製造及び販売」を主な事業としています。同社はオーストリアの研究開発企業Innovacell Biotechnologie GmbH(現Innovacell GmbH)の親会社となるために設立されました。2021年に完全子会社化を完了しています。
主力の『ICEF15』は切迫性便失禁の治療を目的としており、患者自身の細胞を投与して筋肉の再生を図ることにより、治療を目指すというものです。現時点はまだ製品化されていませんが、承認申請に向けて最終的な治験段階まで進んでいます。
業績はまだまだ治験段階のため赤字です。会社発表の業績予想を見ると、2026年12月期は事業収益が前年比+100%の1,000百万円、経常損失が△3,461百万円となっています。今後の業績は『ICEF15』がいつ承認されるか、そして発売後の治療効果がどう評価されるかにかかっています。
売上ゼロの赤字バイオベンチャーは公募割れのリスクがあるので注意してください。過去に売上ゼロで上場したケイファーマ(4896)は公募割れしています。※初値875円(公募価格比-75円 -7.9%)
想定価格はそれほど高くなく、主要株主には解除条件のないロックアップがかかっていますが、公開株数が多いのが気がかりです。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
ネット証券では、SBI証券(副幹事)、松井証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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