イノバセル(504A)

 イノバセルの事業内容は「便失禁、尿失禁疾患などを対象とした再生医療等製品の開発、製造及び販売」で、東証グロース上場の大型案件(想定時価総額538.4億円、吸収金額135.4億円)です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。

イノバセルのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
○ D

基本情報

会社名 イノバセル(504A) 【東証グロース】
会社URL https://www.innovacell.co.jp/
会社設立 2021年1月(5年目)
主幹事証券 野村證券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,290円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,186円 ~ 1,400円(1月19日時点)
初値? -

・想定価格1,290円に対して、PSR-倍、PBR6.7倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純損失-57.3円、1株あたり純資産191.9円、1株あたり配当金-円

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月5日(木)~2月10日(火)
当選発表日? 2月12日(木)
購入申込期間? 2月13日(金)~2月18日(水)
上場日? 2月24日(火)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 8,400,000株
売出株数(OA含む)? 2,094,000株
当選株数合計 10,494,000株

・当選株数は10,494,000株。売買単位が100株なので、当たりは計104,940枚
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・公開株式のうち、一部が海外販売される可能性があります。
・758百万円を上限として親引けによるアルフレッサ株式会社などへの売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大587,441株が公開株数から減ります。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
SBI証券(副幹事)から当選のチャンス。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
Peppermint Grove Limited 9.45% 180日間
Insanna Stiftung 9.45% 180日間
シーズ・インベストメント有限責任事業組合 6.45% 180日間
ノビック・コーリン(社長) 6.36% 180日間
シーガー・ジェイソン(社長) 6.36% 180日間
The Prudential Assurance Company Limited 6.16% 継続保有
マークシュタイナー・ライナー 6.08% 180日間
坂野 敦 4.31% 180日間
Glymur Biotech Ventures LP 3.51% 180日間
アルフレッサ(株) 3.08% 継続保有

企業業績のデータ(5年分)

⇒イノバセルの有価証券届出書 [PDF]

 2020年
12月
2021年
12月
2022年
12月
2023年
12月
2024年
12月
事業収益(百万円) - - - - -
経常利益(百万円)? - △292 △514 △2,001 △2,392
当期純利益(百万円)? - △1,003 △515 △2,002 △2,392
純資産額(百万円)? - 139 1,811 △1,738 △1,956
1株あたりの純資産額(円)? - 6 68 △97 △65
1株あたりの純利益(円)? - △45 △21 △75 △89
自己資本比率(%)? - 11.8 85.0 - -
自己資本利益率(%)? - - - - -

※2022年12月期まで単独決算。2023年12月期から連結決算。
・2025年12月期は第1四半期時点で経常損失△2,093百万円となっています。IPOで得た資金は研究開発資金、ローン返済資金および運転資金等に充てる予定です。

管理人からのコメント

 イノバセル(504A)は、「便失禁、尿失禁疾患などを対象とした再生医療等製品の開発、製造及び販売」を主な事業としています。同社はオーストリアの研究開発企業Innovacell Biotechnologie GmbH(現Innovacell GmbH)の親会社となるために設立されました。2021年に完全子会社化を完了しています。

 主力の『ICEF15』は切迫性便失禁の治療を目的としており、患者自身の細胞を投与して筋肉の再生を図ることにより、治療を目指すというものです。現時点はまだ製品化されていませんが、承認申請に向けて最終的な治験段階まで進んでいます。

 業績はまだまだ治験段階のため赤字です。会社発表の業績予想を見ると、2026年12月期は事業収益が前年比+100%の1,000百万円、経常損失が△3,461百万円となっています。今後の業績は『ICEF15』がいつ承認されるか、そして発売後の治療効果がどう評価されるかにかかっています。

 売上ゼロの赤字バイオベンチャーは公募割れのリスクがあるので注意して下さい。過去に売上ゼロで上場したケイファーマ(4896)は公募割れしています。※初値875円(公募価格比-75円 -7.9%)

 想定価格はそれほど高くなく、主要株主には解除条件のないロックアップがかかっていますが、公開株数が多いのが気がかりです。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)から申し込み可能となっています。

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