伊澤タオル(365A)
伊澤タオルの事業内容は「タオル製品などの企画・製造および販売」で、東証スタンダード上場の小型案件(想定時価総額70.0億円、吸収金額30.2億円)です。統計的に初値が上昇しやすい「想定価格が1,000円以下」、「直前IPOから30日以上」の案件ですが、総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | 伊澤タオル(365A) 【東証スタンダード】 |
---|---|
会社URL | https://www.izawa-towel.com/ |
会社設立 | 2021年6月(3年目) |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
その他 狙い目証券会社 |
SBI証券(共同主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格![]() |
700円 |
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仮条件![]() |
未発表 |
公募価格![]() |
未発表 |
初値予想(独自) | 700円 ~ 900円(5月19日時点) |
初値![]() |
- |
・想定価格700円に対して、PER12.10倍、PBR1.8倍、配当利回り5.57%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益57.9円、1株あたり純資産388.2円、1株あたり配当金39.0円
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
6月4日(水)~6月10日(火) |
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当選発表日![]() |
6月11日(水) |
購入申込期間![]() |
6月12日(木)~6月17日(火) |
上場日![]() |
6月20日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
※岩井コスモ証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)は、購入申込期間の最終日にIPO抽選をおこなう「後期抽選型」の証券会社で、手順をふめば同一資金で“2回”抽選を受けることができます!詳しくは「後期型IPO抽選を利用して同一資金で複数回の抽選を受ける」をご覧ください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
0株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
4,312,500株 |
当選株数合計 | 4,312,500株 |
・当選株数は4,312,500株。売買単位が100株なので、当たりは計43,125枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・公開株式のうち、一部が海外販売される可能性があります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
-% | -株 | -枚 | -枚 |
共同主幹事 | モルガン・ スタンレー MUFG証券 |
-% | -株 | -枚 | -枚 |
SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
幹事 | SMBC日興証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
野村證券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
アイザワ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
岩井コスモ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
東海東京証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
松井証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・SBI証券(共同主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
・その他、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)から申し込み可能となりました。(5月20日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
ジャフコSV6投資事業有限責任組合 | 57.53% | 180日間 |
伊澤キャピタルパートナーズ合同会社 | 23.97% | 180日間 |
ジャフコSV6-S投資事業有限責任組合 | 14.38% | 180日間 |
國元 恵子 | 0.37% | 180日間 |
甫天 和宏 | 0.23% | 180日間 |
従業員 | 0.21% | |
三好 拓人 | 0.19% | 180日間 |
従業員 | 0.19% | |
藤田 有香 | 0.17% | 180日間 |
従業員 | 0.16% |
企業業績のデータ(5年分)
⇒伊澤タオルの有価証券届出書
※2024年2月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映
管理人からのコメント
伊澤タオル(365A)は、「タオル製品などの企画・製造および販売」を主な事業としています。自社ブランド『タオル研究所』は、無地のタオルだけでなくディズニーキャラクターやサンリオキャラクターなどのキャラクタータオルも好評で、2024年には累計販売数2,000万枚を突破しています。自社工場を持たずに協力工場に製造を委託しているのが特徴で、製造するタオルに応じた工場を選定することで効率的な生産を実現しているようです。
1970年創業で歴史は古いですが、2021年にジャフコと事業提携し2021年6月からはじまる事業年度を第1期としています。事業提携後の売上はここ3期で伸び悩んでおり、タオル製品の製造・販売も事業としては目新しさが無く、今後の爆発的な伸びは期待できそうにありません。しかし、配当がしっかり出ており、今後も「配当性向50%を目安とする」と発表しているので、ある程度買いは集まるでしょう。まだ発表はありませんが、自社製品などの株主優待も設定されるかもしれません。
想定価格が低めに設定されており、主要株主には解除条件の無いロックアップがかかっていますが、公開株数が多いのが気がかりです。
総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券(共同主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)から申し込み可能となっています。
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