グリーンモンスター(157A)
(2024年3月11日に追記)
IPO市場の活況を受けて、初値予想を引き上げました。
グリーンモンスターの事業内容は「体験型投資学習支援事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額29.3億円、吸収金額10.6億円)です。統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | グリーンモンスター(157A) 【東証グロース】 |
---|---|
会社URL | https://greenmonster.co.jp/ |
会社設立 | 2013年7月(11年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
楽天証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、SMBC日興証券、SBI証券、岡三オンライン、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格 | 920円 |
---|---|
仮条件 | 920円 ~ 980円 |
公募価格 | 980円 |
初値予想(独自) | 1,000円 ~ 1,400円(3月11日時点) |
初値 | 1,700円 (公募価格比+720円 +73.5%) |
・想定価格920円に対して、PER24.14倍、PBR2.32倍、配当利回り-%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。1株あたり利益38.1円、1株あたり純資産396.4円、1株あたり配当金-円。)
・初値予想を「920円 ~ 1,300円(2月26日時点)」から「1,000円 ~ 1,400円(3月11日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 3月13日(水)~3月19日(火) |
---|---|
当選発表日 | 3月21日(木) |
購入申込期間 | 3月22日(金)~3月27日(水) |
上場日 | 3月29日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 750,000株 |
---|---|
売出株数(OA含む) | 400,000株 |
当選株数合計 | 1,150,000株 |
・当選株数は1,150,000株。売買単位が100株なので、当たりは計11,500枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | みずほ証券 | 86.96% | 1,000,000株 | 10,000枚 | 1,000枚 |
幹事 | 楽天証券 | 4.35% | 50,000株 | 500枚 | 500枚 |
松井証券 | 4.35% | 50,000株 | 500枚 | 350枚 | |
マネックス証券 | 2.61% | 30,000株 | 300枚 | 300枚 | |
SMBC日興証券 | 0.87% | 10,000株 | 100枚 | 10枚 | |
SBI証券 | 0.43% | 5,000株 | 50枚 | 22枚 | |
岡三証券 | 0.22% | 2,500株 | 25枚 | 2枚 | |
極東証券 | 0.22% | 2,500株 | 25枚 | 0枚 |
・楽天証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、SMBC日興証券、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(2月27日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(3月6日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
小川 亮(社長) | 46.76% | 180日間 |
WMグロース4号投資事業有限責任組合 | 24.28% | 90日間 1.5倍 |
藤沢 亜理沙 (戸籍名:豊田 亜理沙) | 11.47% | 180日間 |
中村 直樹 | 6.52% | 180日間 |
久保 ひふみ | 3.99% | 90日間 1.5倍 |
(株)KINOCOS | 1.45% | 180日間 |
Don’t Look Back in Anger(株) | 1.09% | 180日間 |
室町 智之 | 0.58% | 継続保有 |
宮島 創 | 0.43% | 継続保有 |
井口 沙耶香 | 0.38% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒グリーンモンスターの有価証券届出書
※2022年6月期まで単独決算。2023年6月期から連結決算。
・2024年6月期は、第2四半期時点で売上995百万円、経常利益157百万円を達成しています。IPOで得た資金は、採用費および人件費、システム開発費、広告宣伝費に充てる予定です。
管理人からのコメント
グリーンモンスター(157A)、FX、株式投資、資産形成についてデモトレードやシミュレーションを通して学べるスマートフォン向けアプリの開発・運営などをおこなっています。対応アプリとしては、FXは「FXなび」、株式投資は「かぶたす」、資産形成は「トウシカ」があります。直近の業績推移を見ると、売上は盛り返してきているものの、利益率が低下しているように見えます。
公開株数は一般的ですが、複数の主要大株主のロックアップが公募価格比1.5倍で外れてしまいますので、この辺りで売りが増えてくると想定されます。また、同日にマテリアルグループ(156A)も上場予定で、買いが集まりにくくなっています。総合的に見て、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、楽天証券(副幹事)、松井証券、マネックス証券、SMBC日興証券、SBI証券、岡三オンライン、DMM株から申し込み可能となっています。
@ipokiso_com
TwitterでもIPO情報を配信しています。フォローよろしくお願いします!
IPO企業情報の一覧表へ戻る
IPO向けネット証券比較へ進む