アップコン(5075)

(2022年12月15日追記)
・引受価額が「1,177.6円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,177円」付近で寄り付く可能性があります。

 アップコンの事業内容は「土木工事業」で、名証ネクスト上場の小型案件(想定時価総額17.9億円、吸収金額3.2億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「公開株数の“少ない”」案件ですが、総合的に見て、初値は上昇しても小幅にとどまると予想します。

アップコンのホームページ画像
成長性 割安性
△ △
話題性 総合評価?
△ D

基本情報

会社名 アップコン(5075) 【名証ネクスト】
会社URL https://www.upcon.co.jp/
会社設立 2003年6月(20年目)
狙い目証券会社 SBI証券楽天証券マネックス証券岡三オンラインDMM株

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IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,280円
仮条件? 1,160円 ~ 1,280円
公募価格? 1,280円
初値予想(独自) 1,177円 ~ 1,500円(11月24日時点)
初値? 1,000円 (公募価格比-280円 -21.9%)

・想定価格1,280円に対して、PER47.7倍、PBR1.61倍、配当利回り0.36%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益26.8円、1株あたり純資産795.5円、1株あたり配当金4.6円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月8日(木)~12月14日(水)
当選発表日? 12月15日(木)
購入申込期間? 12月16日(金)~12月21日(水)
上場日? 12月26日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 100,000株
売出株数(OA含む)? 149,000株
当選株数合計 249,000株

・当選株数は249,000株。売買単位が100株なので、当たりは計2,490枚
・当選本数は非常に少なく、かなり当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 Jトラスト
グローバル証券
82.49% 205,400株 2,054枚 205枚
幹事 岡三証券 8.71% 21,700株 217枚 21枚
SBI証券 3.49% 8,700株 87枚 39枚
東海東京証券 1.77% 4,400株 44枚 4枚
楽天証券 1.77% 4,400株 44枚 44枚
マネックス証券 0.88% 2,200株 22枚 22枚
水戸証券 0.88% 2,200株 22枚 0枚

SBI証券楽天証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンラインから申し込み可能となりました。(11月28日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(12月2日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
松藤 展和(社長) 66.40% 180日間
アクアプレコン株式会社 12.85% 180日間
松藤 真弓 4.62% 180日間
松藤 花梨 4.62% 180日間
松藤 南輝 4.62% 180日間
千家 道恵 1.85% 180日間
飯塚 朋子 1.23% 180日間
桑田 豪  0.92% 180日間
江間 哲郎 0.92% 180日間
川口 宏二 0.77% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
1月
2019年
1月
2020年
1月
2021年
1月
2022年
1月
売上高(百万円)? 782 915 620 914 673
経常利益(百万円)? 208 202 33 251 53
当期純利益(百万円)? 139 147 23 181 38
純資産額 (百万円)? 657 797 807 981 1,003
1株あたりの純資産額(円)? 10,110 614 621 755 772
1株あたりの純利益(円)? 2,136 113 17 139 29
自己資本比率(%)? 87.2 91.5 92.5 82.7 95.8
自己資本利益率(%)? 23.6 20.2 2.8 20.2 3.8

※2019年1月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2023年1月期は、第2四半期時点で売上455百万円、経常利益94百万円を達成しています。IPOで得た資金は、広告宣伝費、設備投資、人材の採用・育成費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 アップコン(5075)、地盤の不同沈下を原因として生じたコンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を、完全ノンフロンのウレタン樹脂、および小型機械を用いた独自の「アップコン工法」によって修正しています。直近の業績推移を見ると、業績の浮き沈みが目立ち、全体的に横ばいに推移しており、成長性は感じられません。また、土木業はIPO的に弱く、人気化は期待しづらいです。

 プロ投資家のみが取引できる、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)市場からの鞍替えです。

 公開株数は少なく、既存株主へのロックアップは期間内の解除条件がありません。供給はかなり絞れています。ただ、それでも初値を上昇させるほどの買いが集まるかは微妙なところです。また、同日にダイワ通信(7116)アルファパーチェス(7115)も上場することになっており、なおさら買いが入りにくくなっています。総合的に見て、初値は上昇しても小幅にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券楽天証券マネックス証券岡三オンラインDMM株から申し込み可能となっています。

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