モイ(5031)
モイの事業内容は「ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム『ツイキャス』の企画、開発、運営」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額61.9億円、吸収金額12.8億円)です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」、「SBI証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て、初値の上昇幅は限られてくるでしょう。
基本情報
会社名 | モイ(5031) 【東証グロース】 |
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会社URL | https://about.moi.st/ |
会社設立 | 2012年(11年目) |
狙い目証券会社 | SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定(初値予想)
想定価格 | 470円 |
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仮条件 | 430円 ~ 470円 |
公募価格 | 470円 |
初値予想(独自) | 470円 ~ 800円(4月11日時点) |
初値 | 902円 (公募価格比+432円 +91.9%) |
・想定価格470円に対して、PSR1.13倍、PBR5.45倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益-11.1円、1株あたり純資産86.2円、1株あたり配当金-円。)
・仮条件を受けて、初値予想を「550円 ~ 850円(3月24日時点)」から「470円 ~ 800円(4月11日時点)」に変更しました。
IPOスケジュール
抽選申込期間 | 4月12日(火)~4月18日(月) |
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当選発表日 | 4月19日(火) |
購入申込期間 | 4月20日(水)~4月25日(月) |
上場日 | 4月27日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数 | 1,041,800株 |
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売出株数(OA含む) | 1,674,200株 |
当選株数合計 | 2,716,000株 |
・当選株数は2,716,000株。売買単位が100株なので、当たりは計27,160枚。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 | 当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
主幹事 | SBI証券 | 95.64% | 2,597,600株 | 25,976枚 | 11,689枚 |
幹事 | 極東証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 0枚 |
岩井コスモ証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 14枚 | |
アイザワ証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 0枚 | |
東洋証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 0枚 | |
エイチ・エス証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 14枚 | |
むさし証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 14枚 | |
水戸証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 0枚 | |
松井証券 | 0.54% | 14,800株 | 148枚 | 103枚 |
・SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券から当選のチャンス。
※SBI証券が主幹事のときは、IPOチャレンジポイントを活用して当選をねらいましょう!
・その他、SBIネオモバイル証券から申し込み可能となりました。(3月28日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(4月6日追記)
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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赤松 洋介(社長) | 55.29% | 180日間 |
イーストベンチャーズ投資事業有限責任組合 | 15.88% | 90日間 1.5倍 |
Mandela Capital Limited | 4.28% | |
グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合 | 3.83% | 90日間 1.5倍 |
SBI AI & Blockchain投資事業有限責任組合 | 3.83% | 90日間 1.5倍 |
赤松 真矢子 | 2.90% | |
伊藤 将雄 | 2.44% | 180日間 |
大森 正則 | 2.39% | 継続保有 |
赤松 賢介 | 2.14% | |
芝岡 寛之 | 1.83% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
※2020年1月期以降、株式1株につき2,000株の分割を反映。
・2022年1月期は、第3四半期時点で売上4,940百万円、経常利益197百万円を達成しています。IPOで得た資金は、システムの機能強化および安定的な稼働のためのインフラ費用、認知拡大・ブランディングのための広告宣伝費用に充てる予定です。
管理人からのコメント
モイ(5031)、ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」の運営をしています。主要ライブ配信アプリにおいて、No.1の月間アクティブユーザー数(229万人。2020年6月時点)をほこっています。主な収益は、視聴ユーザーが配信をにぎやかにするためのアイテム購入から得ています。なお、アイテムを使用された配信者に対しては、一定の報酬を支払っています。業績推移を見ると赤字が続いていますが、現在は先行投資で事業を大きくしている段階なので、悲観的になる必要はないでしょう。
話題性は申し分ないですが、公開株数が多く、大株主にいるベンチャーキャピタルのロックアップも公募価格比1.5倍で外れてしまうので、初値の上昇はそのあたりが天井になりそうです。同日に、ストレージ王(2997)も上場しますが、こちらに優先的に買いが集まるでしょう。
ネット証券では、SBI証券(主幹事)、岩井コスモ証券、松井証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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