インフォメティス(5030)

(4月6日追記)
新規上場の承認取り消しが発表されました。(上場中止
理由は「昨今のウクライナ情勢や株式市場の動向等諸般の事情を総合的に勘案し、(中略)上場申請の取下げを決議いたしました」とのことです。

 インフォメティス(5030)の事業内容は「エナジー・インフォマティクス事業(独自の電力センサーの開発・販売、データマイニング、エネルギーデータ等を利活用するための独自IoTデータプラットフォーム及びアプリケーションの提供並びにエネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額56.1億円、吸収金額49.4億円)です。 統計的に初値の上昇しやすい「IoT関連」ですが、総合的に見て初値の上昇は期待しづらいです。

インフォメティス(5030)のホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ D


基本情報

会社名 インフォメティス(5030) 【東証グロース】
会社URL https://www.informetis.com/
会社設立 2013年(9年目)
狙い目証券会社 SBI証券(副幹事)、楽天証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,150円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,050円 ~ 1,300円(3月18日時点)
初値? -

・想定価格1,150円に対して、PSR9.92倍、PBR3.14倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益-63.5円、1株あたり純資産366.1円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 4月8日(金)~4月14日(木)
当選発表日? 4月15日(金)
購入申込期間? 4月18日(月)~4月21日(木)
上場日? 4月25日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 1,040,000株
売出株数(OA含む)? 3,255,700株
当選株数合計 4,295,700株

・当選株数は4,295,700株。売買単位が100株なので、当たりは計42,957枚
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 みずほ証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚
楽天証券 -% -株 -枚 -枚
東海東京証券 -% -株 -枚 -枚
いちよし証券 -% -株 -枚 -枚
岩井コスモ証券 -% -株 -枚 -枚
東洋証券 -% -株 -枚 -枚
松井証券 -% -株 -枚 -枚
マネックス証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
SBI証券(副幹事)、楽天証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(4月1日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 77.05% 90日間
ジャフコ グループ(株) 6.70% 90日間
IEファスト&エクセレント投資事業有限責任組合 2.22% 継続保有
(株)日立製作所 2.00% 180日間
日本郵政キャピタル(株) 1.78% 継続保有
ダイキン工業(株) 1.33% 180日間
只野 太郎(社長) 1.14% 180日間
伊藤 真人 0.89% 180日間
ネクスト新事業新技術1号投資事業有限責任組合 0.89% 継続保有
木下 隆史 0.72% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
2020年
3月
2021年
3月
売上高(百万円)? 168 602 518 310 566
経常利益(百万円)? △148 43 △176 △347 △322
当期純利益(百万円)? △149 42 △178 △337 △310
純資産額 (百万円)? 430 722 872 981 702
1株あたりの純資産額(円)? 2,969 4,253 5,068 277 198
1株あたりの純利益(円)? △1,032 271 △1,034 △97 △87
自己資本比率(%)? 88.5 61.3 76.9 84.0 56.6
自己資本利益率(%)? - 7.3 - - -

※2019年3月期まで単独決算。2020年3月期から連結決算。
※2020年3月期以降、株式1株につき20株の分割を反映。
・2022年3月期は、第3四半期時点で売上449百万円、経常利益△228百万円となっています。IPOで得た資金は、新技術・事業開発に関する費用、採用費および人件費、本社オフィス増床またはオフィス移転に関する費用、部品の安定確保のための費用、当社連結子会社であるInformetis Europe Ltd.への投融資資金を通じた欧州各国での新規事業に関する費用、借入金返済に充てる予定です。

管理人からのコメント

 インフォメティス(5030)、エネルギー関連データを独自のAIでエネルギー最適化・脱炭素に貢献する価値あるデータに加工したうえで提供するIoTデータプラットフォームを運営しています。収益モデルは、プラットフォームの月額利用料と初期費用からなります。

 温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」は国策でもあり、事業の成長性は十分にあります。ただ、現在のIPO相場の弱さを考えると、現時点で赤字の小型でないIPOに関しては、初値の上昇は期待しづらいです。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)、楽天証券岩井コスモ証券松井証券マネックス証券DMM株から申し込み可能となっています。

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