コンピューターマネージメント(4491)

 コンピューターマネージメントの事業内容は「システムの受託開発など」で、JASDAQスタンダード上場の中型案件(想定時価総額25.6億円、吸収金額11.1億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SMBC日興証券が主幹事」の案件ですが、総合的に見て初値の上昇は期待しづらいです。

コンピューターマネージメントのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
△ c


基本情報

会社名 コンピューターマネージメント(4491) 【JASDAQスタンダード】
会社URL https://www.cmknet.co.jp/
狙い目証券会社 SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、岩井コスモ証券
むさし証券岡三オンライン証券DMM株松井証券

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 2,630円
仮条件? 2,630円 ~ 2,750円
公募価格? 2,750円
初値予想(独自) 2,650円 ~ 3,000円(2月5日時点)
初値? 4,360円 (公募価格比+1,610円 +58.5%)

・想定価格2,630円に対して、PER14.51倍、PBR1.6倍、配当利回り0.97%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益181.3円、1株あたり純資産1,644.9円、1株あたり配当金25.6円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 2月25日(火)~3月2日(月)
当選発表日? 3月3日(火)
購入申込期間? 3月4日(水)~3月9日(月)
上場日? 3月11日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 187,200株
売出株数(OA含む)? 234,600株
当選株数合計 421,800株

・当選株数は421,800株。売買単位が100株なので、当たりは計4,218枚
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 SMBC日興証券 95.71% 403,700株 4,037枚 403枚
幹事 SBI証券 1.73% 7,300株 73枚 32枚
岩井コスモ証券 0.85% 3,600株 36枚 3枚
岡三証券 0.85% 3,600株 36枚 3枚
むさし証券 0.85% 3,600株 36枚 3枚

SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、岩井コスモ証券むさし証券から当選のチャンス。
・その他、岡三オンライン証券から申し込み可能となりました。(2月6日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(2月17日追記)
・その他、松井証券から申し込み可能となりました。(2月26日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(有)シー・エム・ケー 46.80% 180日間
竹中 勝昭(社長) 19.62%  
コンピューターマネージメント社員持株会 15.54% 180日間
竹中 澪子 3.69% 180日間
竹中 英之 2.73% 180日間
竹中 利之 2.58% 180日間
長平 由美子 2.58% 180日間
吉田 徹 1.50% 180日間
辻下 知充 1.27% 180日間
常深 雅稔 0.66% 180日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
2019年
3月
売上高(百万円)? 2,973 3,574 4,120 4,965 5,545
経常利益(百万円)? 40 130 169 241 260
当期純利益(百万円)? 18 81 109 160 176
純資産額 (百万円)? 638 698 828 968 1,155
1株あたりの純資産額(円)? 2,531 2,768 3,286 1,280 1,527
1株あたりの純利益(円)? 70 322 431 212 233
自己資本比率(%)? 40.2 40.9 42.4 41.4 45.3
自己資本利益率(%)? 2.8 12.2 14.2 17.7 16.6

※2017年3月期まで単独決算。2018年3月期から連結決算。
※2018年3月期以降、株式1株につき3株の分割を反映。
・2020年3月期は、第3四半期時点で売上4,508百万円、経常利益228百万円を達成しています。IPOで得た資金は、大阪本社移転費用、事業拡大のための人件費、社内基幹システムへの投資、開発拠点拡充のための東京本社分室開設の費用に充てる予定です。

管理人からのコメント

 コンピューターマネージメント(4491)、システムの受託開発という事業モデルには新規性が感じられず、人気化は期待できません。また、業績はゆるやかに伸びていますが、IPOとしては弱い印象を受けます。ただ、公開株数が少なく、主要大株主にも期間でロックアップがかかっていますので、供給はしまっています。総合的に見て、初値は小幅な上昇で終えると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券(副幹事)、岩井コスモ証券むさし証券岡三オンライン証券DMM株松井証券から申し込み可能となっています。


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