ヤシマキザイ(7677)

(6月17日追記)
引受価額が「1,184円」で決まりました。仮に、特別売り気配ではじまった時は、誠意買い(シンジケートカバー取引)により「1,184円」付近で寄り付く可能性があります。

 ヤシマキザイの事業内容は「鉄道関連製品、産業用電子部品などの卸売業」で、東証2部上場の中型案件(想定時価総額36.9億円、吸収金額11.8億円)です。 統計的に初値の上がりにくい「東証2部上場」案件です。

ヤシマキザイのホームページ画像
成長性 割安性
△ ○
話題性 総合評価?
△ d


基本情報

会社名 ヤシマキザイ(7677) 【東証2部】
会社URL https://www.yashima-co.co.jp/
狙い目証券会社 野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券
カブドットコム証券DMM株

IPO日程と価格決定(初値予想)

想定価格? 1,280円
仮条件? 1,200円 ~ 1,280円
公募価格? 1,280円
初値予想(独自) 1,200円 ~ 1,450円(5月23日時点)
初値? 1,450円 (公募価格比+170円 +13.3%)

・想定価格1,280円に対して、PER11.19倍、PBR0.44倍、配当利回り1.17%
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益114.4円、1株あたり純資産2,938.8円、1株あたり配当金15.0円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 6月10日(月)~6月14日(金)
当選発表日? 6月17日(月)
購入申込期間? 6月18日(火)~6月21日(金)
上場日? 6月26日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 250,000株
売出株数(OA含む)? 671,000株
当選株数合計 921,000株

・当選株数は921,000株。売買単位が100株なので、当たりは計9,210枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 91.31% 841,000株 8,410枚 841枚
幹事 SMBC日興証券 5.21% 48,000株 480枚 48枚
みずほ証券 1.30% 12,000株 120枚 12枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
1.30% 12,000株 120枚 12枚
エース証券 0.43% 4,000株 40枚 4枚
SBI証券 0.43% 4,000株 40枚 18枚

野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券から当選のチャンス。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事なので、後からカブドットコム証券の取り扱いも発表される可能性があります。
・その他、カブドットコム証券から申し込み可能となりました。(5月27日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(6月3日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
佐藤 泰子 18.15% 90日間
神鋼造機(株) 16.58%  
関 年子 10.86% 90日間
東京中小企業投資育成(株) 7.75% 90日間
ヤシマキザイ従業員持株会 7.41% 180日間
関 正一郎 7.41% 90日間
佐藤 厚 7.39% 90日間
(株)みなと銀行 4.77% 90日間
コクサイエアロマリン(株) 4.65% 90日間
日本生命保険相互会社 3.87% 90日間

 

企業業績のデータ(5年分)

  2014年
3月
2015年
3月
2016年
3月
2017年
3月
2018年
3月
売上高(百万円)? 28,877 33,928 32,832 32,518 33,500
経常利益(百万円)? 372 766 774 1,038 534
当期純利益(百万円)? 180 438 339 696 329
純資産額 (百万円)? 4,081 4,785 5,475 7,749 8,175
1株あたりの純資産額(円)? 1,522 1,778 2,005 2,823 3,167
1株あたりの純利益(円)? 67 163 125 254 124
自己資本比率(%)? 24.4 21.9 25.5 34.6 34.1
自己資本利益率(%)? 4.6 9.9 6.6 9.3 4.1

※2016年3月期まで単独決算。2017年3月期から連結決算。
・2019年3月期は、第3四半期時点で売上26,465百万円、経常利益629百万円を達成しています。IPOで得た資金は、受発注システム・会計システムの構築、基幹システムの拡充に充てる予定です。

管理人からのコメント

 ヤシマキザイ(7677)は、東証2部上場、業績が頭打ち、そして事業内容が地味、と初値が上がりにくい条件がそろってしまっています。これを押しのけるほどの割安感はないため、初値の上昇はかなり難しく、公募割れの可能性もあるでしょう。

 ネット証券では、野村證券(主幹事)、SMBC日興証券(副幹事)、SBI証券カブドットコム証券DMM株から申し込み可能となっています。


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