KHC［ケイエイチシー］（1451）
KHC［ケイエイチシー］の事業内容は「事業子会社5社（戸建注文請負、土地仕入および販売、建売住宅の販売、建築物の設計・施工管理など）の経営管理をおこなう持ち株会社」で、東証2部上場の中型案件（想定時価総額33.2億円、吸収金額15.0億円）です。
統計的に初値の上がりやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に見て初値の上昇が期待しづらくなっています。
| 成長性 | 割安性 |
|---|---|
 |
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| 話題性 | 総合評価 |
|
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基本情報
| 会社名 | KHC［ケイエイチシー］（1451） 【東証2部】 |
|---|---|
| 会社URL | https://www.khc-ltd.co.jp/ |
| 狙い目証券会社 | 野村證券（主幹事）、SBI証券、カブドットコム証券、DMM株 |
IPO日程と価格決定（初値予想）
| 想定価格 |
850円 |
|---|---|
| 仮条件 |
800円 ～ 850円 |
| 公募価格 |
850円 |
| 初値予想（独自） | 850円 ～ 950円（2月13日時点） |
| 初値 |
832円 （公募価格比-18円 -2.1％） |
・想定価格850円に対して、PER6.59倍、PBR0.67倍、配当利回り4.57％
（直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益129.0円、1株あたり純資産1,273.0円、1株あたり配当金38.8円。）
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
3月1日(金)～3月7日(木) |
|---|---|
| 当選発表日 |
3月8日(金) |
| 購入申込期間 |
3月11日(月)～3月14日(木) |
| 上場日 |
3月19日(火) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
200,000株 |
|---|---|
| 売出株数（OA含む） |
1,564,000株 |
| 当選株数合計 | 1,764,000株 |
・当選株数は1,764,000株。売買単位が100株なので、当たりは計17,640枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト（管理人独自予想あり）
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 （枚） |
完全抽選本数 （予想） |
|
| 主幹事 | 野村證券 | 93.05％ | 1,641,400株 | 16,414枚 | 1,641枚 |
| 幹事 | 三菱UFJ モルガン・ スタンレー証券 |
4.35％ | 76,700株 | 767枚 | 76枚 |
| SBI証券 | 1.73％ | 30,600株 | 306枚 | 137枚 | |
| 藍澤證券 | 0.87％ | 15,300株 | 153枚 | 0枚 |
・野村證券（主幹事）、SBI証券から当選のチャンス。
・その他、カブドットコム証券から申し込みが可能となりました（2月15日追記）。
・その他、DMM株から申し込みが可能となりました（2月26日追記）。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
日本アジアグループ（株） | 100.00％ | 90日間 |
|---|
企業業績のデータ（5年分）
| 2014年 3月 |
2015年 3月 |
2016年 3月 |
2017年 3月 |
2018年 3月 |
|
| 売上高（百万円） |
775 | 846 | 823 | 12,065 | 13,506 |
| 経常利益（百万円） |
374 | 478 | 453 | 723 | 800 |
| 当期純利益（百万円） |
342 | 443 | 417 | 466 | 504 |
| 純資産額 （百万円） |
5,155 | 5,200 | 5,219 | 4,723 | 4,825 |
| 1株あたりの純資産額（円） |
13,766 | 13,886 | 13,937 | 1,274 | 1,302 |
| 1株あたりの純利益（円） |
912 | 1,183 | 1,114 | 126 | 136 |
| 自己資本比率（％） |
79.0 | 82.8 | 87.6 | 31.9 | 34.3 |
| 自己資本利益率（％） |
6.7 | 8.6 | 8.0 | 8.1 | 10.6 |
※2016年3月期まで単独決算。2017年3月期から連結決算。
※2017年3月期以降、株式1株につき10株の分割を反映。
・2019年3月期は、第3四半期時点で売上9,557百万円、経常利益495百万円を達成しています。IPOで得た資金は、連結子会社である（株）勝美住宅への投融資に充てる予定です。
管理人からのコメント
KHC［ケイエイチシー］（1451）、住宅販売業というテーマはIPO的に弱く、人気化が期待しにくいです。業績の方も、利益の継続的な伸びがあまり感じられず、将来性にやや不安があります。今回のIPOは親会社の日本アジアグループの資金調達の意味合いも強いと思いますので、投資家も積極的な買いが入れづらいでしょう。
ネット証券では、野村證券（主幹事）、SBI証券、カブドットコム証券、DMM株から申し込み可能となっています。同日にコプロ・ホールディングス（7059）が上場しますので、余計に初値が上がりにくくなっています。
（2月14日追記）
同日にミンカブ・ジ・インフォノイド（4436）、コプロ・ホールディングス（7059）も上場することになりました。
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