ビーエイブル(604A)
ビーエイブルの事業内容は「原子力発電所の建設・保守・廃炉工事、再生可能エネルギー事業の開発・運営(オペレーション&メンテナンス)、健康事業、料飲事業」で、東証スタンダード上場の中型案件(想定時価総額67.2億円、吸収金額24.9億円)です。統計的に初値が上昇しやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
| 会社名 | ビーエイブル(604A) 【東証スタンダード】 |
|---|---|
| 会社URL | https://www.able-can.jp/ |
| 会社設立 | 1991年3月(36年目) |
| 主幹事証券 | みずほ証券 |
| その他 狙い目証券会社 |
SBI証券、マネックス証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
| 想定価格 |
660円 |
|---|---|
| 仮条件 |
未発表 |
| 公募価格 |
未発表 |
| 初値予想(独自) | 660円 ~ 950円(6月25日時点) |
| 初値 |
- |
・想定価格660円に対して、PER14.12倍、PBR1.0倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純利益46.7円、1株あたり純資産653.7円、1株あたり配当金-円
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
7月13日(月)~7月17日(金) |
|---|---|
| 当選発表日 |
7月21日(火) |
| 購入申込期間 |
7月22日(水)~7月27日(月) |
| 上場日 |
7月29日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
2,577,500株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
1,191,600株 |
| 当選株数合計 | 3,769,100株 |
・当選株数は3,769,100株。売買単位が100株なので、当たりは計37,691本。
・当選本数は多く、やや当たりやすい部類に入る。
・153百万円を上限として親引けによる株式会社クラフティアへの売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大231,515株が公開株数から減ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | みずほ証券 | -% | -株 | -本 | -本 |
| 幹事 | 大和証券 | -% | -株 | -本 | -本 |
| 野村證券 | -% | -株 | -本 | -本 | |
| SBI証券 | -% | -株 | -本 | -本 | |
| マネックス証券 | -% | -株 | -本 | -本 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
・SBI証券、マネックス証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| エイブル興産(株) | 63.14% | 180日間 |
| 佐藤 順英(社長) | 22.66% | 180日間 |
| ビーエイブル従業員持株会 | 3.14% | 180日間 |
| (株)大東銀行 | 2.01% | 180日間 |
| (株)IHI | 0.91% | 継続保有 |
| 鈴内 浩二 | 0.31% | 継続保有 |
| 渡辺 靖 | 0.31% | 継続保有 |
| 根本 義和 | 0.3% | 継続保有 |
| 従業員 | 0.3% | 継続保有 |
| 緒方 浩之 | 0.28% | 継続保有 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ビーエイブルの有価証券届出書 ![[PDF]](/common/images/ico_PDF_01.png)
※2024年7月期以降、株式1株につき5株の分割を反映
・2026年7月期は第3四半期時点で売上高7,347百万円、経常利益897百万円を達成しています。IPOで得た資金は①beABLE研究開発センター(福島県双葉郡)の建物の設備投資資金、②富津工場(千葉県富津市)の工場建物の設備投資資金、③借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ビーエイブル(604A)は、「原子力発電所の建設・保守・廃炉工事、再生可能エネルギー事業の開発・運営(オペレーション&メンテナンス)、健康事業、料飲事業」を主な事業としています。
もともとは発電設備のメンテナンスや設備改善工事を主力事業としていましたが、東日本大震災時に原子力発電所の鎮静化作業に従事したことをきっかけに、廃炉作業や原子力発電所の改修、保守点検事業へ参入しました。廃炉作業は高い専門性と特殊な技術が求められます。同社は、作業員の放射線被ばく低減を目的とした遠隔操作ロボットについて、設計から現場での運用まで一貫して対応し、解体作業を完了した実績があります。その取り組みが評価され、総理大臣賞も受賞しています。今後も需要拡大が見込まれる廃炉関連分野で、受注を伸ばしています。
直近の業績を見ると、売上の伸びはやや鈍化しているものの、伸びています。会社発表の業績予想によると、2026年7月期は売上高が前年比8.9%増の97億8,000万円、経常利益が前年比69.1%増の11億1,000万円を見込んでおり、前期に落ち込んだ利益は大幅に改善する見通しです。さらに、1株当たり20円の配当を予定しています。経済産業省によると、廃炉費用の総額は約8兆円と見込まれており、同社は今後も中長期的に自社技術への需要が続くとみています。
公開株数が多いのが気がかりですが、主要株主には解除条件のないロックアップがかかっています。想定価格も低めなので、ある程度需給のバランスは取れそうです。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、SBI証券、マネックス証券から申し込み可能となっています。
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