PRONI[プロニ](479A)

 PRONI[プロニ]の事業内容は「BtoB受発注プラットフォーム『PRONIアイミツ』の運営」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額75.8億円、吸収金額34.4億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

PRONIのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 PRONI[プロニ](479A) 【東証グロース】
会社URL https://www.proni.co.jp/
会社設立 2012年10月(13年目)
主幹事証券 大和証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)楽天証券大和コネクト証券

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,730円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,730円 ~ 2,200円(11月20日時点)
初値? -

・想定価格1,730円に対して、PSR3.45倍、PBR7.0倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純損失-61.7円、1株あたり純資産247.7円、1株あたり配当金-円

IPOスケジュール

抽選申込期間? 12月9日(火)~12月15日(月)
当選発表日? 12月16日(火)
購入申込期間? 12月17日(水)~12月22日(月)
上場日? 12月24日(水)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 250,000株
売出株数(OA含む)? 1,738,600株
当選株数合計 1,988,600株

・当選株数は1,988,600株。売買単位が100株なので、当たりは計19,886枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 大和証券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SBI証券 -% -株 -枚 -枚
みずほ証券 -% -株 -枚 -枚
楽天証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
SBI証券(副幹事)楽天証券から当選のチャンス。
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(11月21日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
(株)エールユー 25.54% 90日間
1.5倍
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 11.5% 90日間
1.5倍
栗山 規夫 10.37% 90日間
1.5倍
柴田 大介(社長) 8.54% 90日間
1.5倍
MICイノベーション5号投資事業有限責任組合 5.11% 360日間
1.5倍
ニッセイ・キャピタル9号投資事業有限責任組合 5% 90日間
1.5倍
(株)リブセンス 5% 90日間
1.5倍
Spiral Capital Japan Fund 2号投資事業有限責任組合 4.47% 360日間
1.5倍
SBI4&5投資事業有限責任組合 2.55% 360日間
1.5倍
日本郵政キャピタル(株) 2.55% 90日間
1.5倍

企業業績のデータ(5年分)

⇒PRONIの有価証券届出書 [PDF]

 2020年
12月
2021年
12月
2022年
12月
2023年
12月
2024年
12月
売上高(百万円)? 873 1,165 1,217 1,684 2,198
経常利益(百万円)? △120 △473 △622 △727 △383
当期純利益(百万円)? △125 △476 △624 △730 △270
純資産額(百万円)? 1,228 752 128 923 663
1株あたりの純資産額(円)? △989 △3,106 △5,884 △9,131 △10,334
1株あたりの純利益(円)? △388 △1,479 △1,940 △1,881 △654
自己資本比率(%)? 69.2 51.3 9.5 43.3 36.8
自己資本利益率(%)? - - - - -

・2025年12月期は第3四半期時点で売上高2,306百万円、経常利益326百万円を達成しています。IPOで得た資金は①借入金の返済および②人材の採用・育成費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 PRONI[プロニ](479A)は、「BtoB受発注プラットフォーム『PRONIアイミツ』の運営」を主な事業としています。『PRONIアイミツ』は中小企業の経営課題を解決するため、最適な支援企業とのマッチングを提供するサービスです。デジタル化(DX)の推進や人手不足、生産性向上などの課題に対して、過去のマッチングデータを活用したAIが分析し、最適な企業を紹介します。さらに、発注側・受注側の双方に対して、幅広い分野に精通したプロのコンシェルジュがサポートすることで、高い満足度を実現しています。2014年のサービス開始以来、60万件以上の企業間マッチングの実績を誇ります。

 直近の業績を見ると、売上はまずまず伸びているものの、赤字が続いています。ただ会社発表の業績予想を見ると、2025年12月期は売上高が前年比+46%の3,209百万円、経常利益が352百万円となっており、黒字化を達成する見通しです。

 公開株数はそれほど多くなく、主要株主にロックアップがかかっているので、ある程度需給のバランスは取れています。ただし、ロックアップに解除条件が設定されているため、その付近が壁になりそうです。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)楽天証券大和コネクト証券から申し込み可能となっています。

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