みのや(386A)
みのやの事業内容は「小売店『おかしのまちおか』での菓子販売」で、東証スタンダード上場の小型案件(想定時価総額50.4億円、吸収金額11.6億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
基本情報
会社名 | みのや(386A) 【東証スタンダード】 |
---|---|
会社URL | https://www.machioka.co.jp/ |
会社設立 | 1954年7月(70年目) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格![]() |
1,440円 |
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仮条件![]() |
未発表 |
公募価格![]() |
未発表 |
初値予想(独自) | 1,600円 ~ 2,000円(6月16日時点) |
初値![]() |
- |
・想定価格1,440円に対して、PER7.06倍、PBR1.6倍、配当利回り0.60%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益204.1円、1株あたり純資産900.7円、1株あたり配当金8.6円
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
7月2日(水)~7月8日(火) |
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当選発表日![]() |
7月9日(水) |
購入申込期間![]() |
7月10日(木)~7月15日(火) |
上場日![]() |
7月18日(金) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
500,000株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
305,000株 |
当選株数合計 | 805,000株 |
・当選株数は805,000株。売買単位が100株なので、当たりは計8,050枚。
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | みずほ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
幹事 | 東海東京証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
丸三証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
岩井コスモ証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
むさし証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
楽天証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
マネックス証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
松井証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、仮条件決定時付近に発表。
・岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
---|---|---|
(株)マサキコーポレーション | 36.33% | 180日間 |
正木 宏和(社長) | 31.87% | 180日間 |
おかしのまちおか従業員持株会 | 9.13% | 180日間 |
内田 和枝 | 9% | 180日間 |
正木 美惠 | 3.33% | 180日間 |
むさしの地域創生推進ファンド投資事業有限責任組合 | 3.33% | |
(株)武蔵野銀行 | 1.67% | 180日間 |
正木 惇也 | 1% | 180日間 |
正木 友梨 | 1% | 180日間 |
正木 理子 | 1% | 180日間 |
※「むさしの地域創生推進ファンド投資事業有限責任組合」の保有株式は全て売出株式で放出するため、ロックアップに関係ありません。
企業業績のデータ(5年分)
⇒みのやの有価証券届出書
※2020年6月期以降、株式1株につき200株の分割を反映
・2025年6月期は第3四半期時点で売上高17,888百万円、経常利益538百万円を達成しています。IPOで得た資金は設備投資資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
みのや(386A)は、「小売店『おかしのまちおか』での菓子販売」を主な事業としています。『おかしのまちおか』は直営店を関東圏、中京圏、関西圏に207店舗を出店しています。特定の地域に集中展開するドミナント出店で、地域密着型のサービスを提供することで、競合他社との差別化を図っています。もともと菓子卸業からスタートした強みを生かし、安価でバラエティ豊かな品ぞろえに定評があります。2024年には人気アニメ『ちいかわ』に店名が登場し、話題を集めました。
直近の業績を見ると、直近2期は売上高が10%以上伸びているのが好印象です。売上高の伸びと併せて利益率が改善されているので、経常利益も大きく伸びています。しかし会社発表の業績予想によると、2025年6月期は売上高が前期比+6.9%の24,100百万円、経常利益が前期比△25.8%の3.2百万円とやや鈍化しているのが気になります。新規出店の先行投資や特別損失などで減益となったようですが、これがどこまで許容されるかで初値の伸びが変わります。
一方、利益還元策として配当性向の目標値を20%程度に設定しています。さらに株主優待も今後導入を検討しているようです。配当や株主優待狙いでの買いも期待できるので、大きく崩れることはなさそうです。
公開株数はそれほど多くなく、主要株主に解除条件の無いロックアップがかかっているため、供給はまずまず絞れています。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、岩井コスモ証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券から申し込み可能となっています。
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