ハンワホームズ(275A)
ハンワホームズの事業内容は「建設業及びECを中心とした小売・卸売業等」で、名証ネクスト上場の超小型案件(想定時価総額6.0億円、吸収金額1.1億円)です。統計的に初値が上昇しやすい「想定価格が1,000円以下」の案件ですが、総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
※プロ投資家のみが取引できる、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)市場からの鞍替えです。
基本情報
会社名 | ハンワホームズ(275A) 【名証ネクスト】 |
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会社URL | https://www.hanwa-ex.com/ |
会社設立 | 1994年7月(31年目) |
主幹事証券 | フィリップ証券 |
その他 狙い目証券会社 |
松井証券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、楽天証券 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
想定価格![]() |
250円 |
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仮条件![]() |
未発表 |
公募価格![]() |
未発表 |
初値予想(独自) | 250円 ~ 400円(10月9日時点) |
初値![]() |
- |
・想定価格250円に対して、PER48.89倍、PBR4.4倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益5.1円、1株あたり純資産56.7円、1株あたり配当金-円
※累積赤字の影響で、PERが低めに算出されています。
IPOスケジュール
抽選申込期間![]() |
10月30日(木)~11月6日(木) |
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当選発表日![]() |
11月7日(金) |
購入申込期間![]() |
11月10日(月)~11月13日(木) |
上場日![]() |
11月17日(月) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
公募株数![]() |
380,000株 |
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売出株数(OA含む)![]() |
57,000株 |
当選株数合計 | 437,000株 |
・当選株数は437,000株。売買単位が100株なので、当たりは計4,370枚。
・当選本数は少なく、やや当たりにくい部類に入る。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
証券会社名 | 割当率![]() |
割当株数 ![]() |
当選本数 (枚) ![]() |
完全抽選本数 (予想) ![]() |
|
主幹事 | フィリップ証券 | 72.17% | 315,400株 | 3,154枚 | 0枚 |
幹事 | 松井証券 | 5.22% | 22,800株 | 228枚 | 159枚 |
SBI証券 | 5.22% | 22,800株 | 228枚 | 102枚 | |
マネックス証券 | 5.22% | 22,800株 | 228枚 | 228枚 | |
楽天証券 | 5.22% | 22,800株 | 228枚 | 228枚 | |
東洋証券 | 1.74% | 7,600株 | 76枚 | 0枚 | |
東海東京証券 | 1.74% | 7,600株 | 76枚 | 7枚 | |
広田証券 | 1.74% | 7,600株 | 76枚 | 0枚 | |
Jトラスト グローバル証券 |
1.74% | 7,600株 | 76枚 | 7枚 |
・松井証券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、楽天証券から当選のチャンス。
株主構成、ロックアップなど
株主名 | 比率 | ロック アップ |
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鶴 厚志(社長) | 67% | 180日間 |
鶴 結介 | 33% | 180日間 |
※TOKYO PRO Market上場時の株主構成を掲載(2024/10/23時点)
企業業績のデータ(5年分)
⇒ハンワホームズの有価証券届出書
※2025年2月期以降、株式1株につき1,000株の分割を反映
・2026年2月期は第2四半期時点で売上高1,201百万円、経常利益95百万円を達成しています。IPOで得た資金は子会社の公園施設開発工事に伴う融資資金に充てる予定です。
管理人からのコメント
ハンワホームズ(275A)は、「建設業及びECを中心とした小売・卸売業等」を主な事業としています。住宅や商業施設の外構設計・施工を、企画から一貫して自社で行っています。また、メーカーから直接仕入れた屋外家具の提案も行っており、空間全体のデザインを短期間でコストを抑えながら提供できる点を強みとしています。
直近の業績を見ると、2024年2月期に利益が赤字となっていますが、2025年2月期は売上・利益ともに伸ばし、黒字となっています。会社発表の業績予想では、2026年2月期は売上高が前年比+22.5%の2,286百万円、経常利益が前年比+561.3%の113百万円となっています。前期に引き続き売上も利益も伸びているようです。例年では地方市場の初値上昇は厳しいですが、今年は善戦が続いており公募割れは出ていません。
公開株数が少なく、主要株主に解除条件のないロックアップがかかっているため、供給はかなり絞れています。想定価格が低いことから買いが入りやすいのもプラス要素です。大きな期待は持てませんが、公募割れの可能性は低そうです。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。
ネット証券では、松井証券(副幹事)、SBI証券、マネックス証券、楽天証券から申し込み可能となっています。
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