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ファイントゥデイホールディングス(420A)
(2025年10月20日追記)
新規上場の承認取消しが発表されました(上場中止)
理由は「昨今の株式市場の動向などを総合的に勘案し」とのことです。
ファイントゥデイホールディングスの事業内容は「パーソナルケア(ヘアケア、フェイスケア、ボディケア等)製品の生産、販売、マーケティング」で、東証スタンダード上場の大型案件(想定時価総額1,690.1億円、吸収金額485.9億円)です。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
※2024年11月に上場承認を受けていましたが、その後12月に申請を取り下げました(上場中止)。今回は再挑戦となります。
基本情報
| 会社名 | ファイントゥデイホールディングス(420A) 【東証スタンダード】 |
|---|---|
| 会社URL | https://www.finetoday.com/jp/ |
| 会社設立 | 2021年1月(4年目) |
| 主幹事証券 | 大和証券 |
| その他 狙い目証券会社 |
SMBC日興証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、大和コネクト証券、DMM株 |
IPO価格情報・初値予想(独自)
| 想定価格 |
1,470円 |
|---|---|
| 仮条件 |
未発表 |
| 公募価格 |
未発表 |
| 初値予想(独自) | 1,352円 ~ 1,650円(10月3日時点) |
| 初値 |
- |
・想定価格1,470円に対して、PER171.07倍、PBR2.0倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり利益8.6円、1株あたり純資産732.6円、1株あたり配当金-円
IPOスケジュール
| 抽選申込期間 |
10月20日(月)~10月24日(金) |
|---|---|
| 当選発表日 |
10月27日(月) |
| 購入申込期間 |
10月28日(火)~10月31日(金) |
| 上場日 |
11月5日(水) |
※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。
IPO当選株数
| 公募株数 |
12,925,100株 |
|---|---|
| 売出株数(OA含む) |
20,130,200株(国内:6,908,100株、海外:13,222,100株) |
| 当選株数合計 | 33,055,300株(国内:19,833,200株、海外:13,222,100株) |
・当選株数は19,833,200株。売買単位が100株なので、当たりは計198,332枚。
・当選本数は非常に多く、かなり当たりやすい部類に入る。
・公開株式のうち、一部が海外販売される可能性があります。
・130百万円を上限として親引けによる従業員持株会への売付けがおこなわれる可能性があります。想定価格で計算すると最大88,435株が公開株数から減ります。
幹事証券リスト(管理人独自予想あり)
| 証券会社名 | 割当率 |
割当株数 |
当選本数 (枚) |
完全抽選本数 (予想) |
|
| 主幹事 | 大和証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
| 共同主幹事 | ゴールドマン・ サックス証券 |
-% | -株 | -枚 | -枚 |
| SMBC日興証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| UBS証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 | |
| 幹事 | SBI証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
| 楽天証券 | -% | -株 | -枚 | -枚 |
※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
・SMBC日興証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券から当選のチャンス。
・その他、大和コネクト証券から申し込み可能となりました。(10月7日追記)
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(10月14日追記)
株主構成、ロックアップなど
| 株主名 | 比率 | ロック アップ |
|---|---|---|
| Oriental Beauty Holding (HK) Limited | 99.25% | 180日間 |
| 小森 哲郎(社長) | 0.08% | 180日間 |
| 須原 伸太郎 | 0.05% | 180日間 |
| 高橋 友樹 | 0.04% | 180日間 |
| 子会社従業員 | 0.04% | 180日間 |
| 子会社従業員 | 0.03% | 180日間 |
| 子会社従業員 | 0.02% | 180日間 |
| 岡上 啓太 | 0.02% | 180日間 |
| 瀬戸 温夫 | 0.02% | 180日間 |
| 両角 浩人 | 0.02% | 180日間 |
企業業績のデータ(5年分)
⇒ファイントゥデイホールディングスの有価証券届出書 ![[PDF]](/common/images/ico_PDF_01.png)
※IFRS(国際会計基準)です。科目名が少し違いますが、意味合いはほぼ同じです。
※2021年12月期以降、株式1株につき2,971,500株の分割を反映
※2024年12月期以降、株式3株の1株への併合を反映
・2025年12月期は第2四半期時点で営業収益56,650百万円、税引前利益9,220百万円を達成しています。IPOで得た資金は借入金の返済に充てる予定です。
管理人からのコメント
ファイントゥデイホールディングス(420A)は、「パーソナルケア(ヘアケア、フェイスケア、ボディケア等)製品の生産、販売、マーケティング」を主な事業としています。設立は2021年ですが、前身は資生堂のパーソナルケア部門として1959年設立の資生堂商事です。ヘアケアブランドの『fino(フィーノ)』は近年海外でもその良さが話題となっていました。そのほか、同じくヘアケアブランドの『TSUBAKI』、スキンケアブランドの『SENKA』など、多くのシリーズを展開中です。
直近の業績を見ると売上が頭打ちとなっており、成長は感じられません。会社発表の中期経営計画によると、将来的には売り上げの約7割を海外市場で占めることを目指しており、今後の業績はその実現に左右されそうです。また、上場にあわせて株主優待制度の導入が発表されました。100株以上保有すると、約2,500円相当の自社製品が届きます。
想定価格はそれほど高くなく、主要株主には解除条件のないロックアップがかかっていますが、公開株数が多いのが気がかりです。総合的に判断して、初値の上昇は厳しそうです。
ネット証券では、SMBC日興証券(共同主幹事)、SBI証券(副幹事)、楽天証券、大和コネクト証券、DMM株から申し込み可能となっています。
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