AlbaLink[アルバリンク](5537)

 AlbaLink[アルバリンク]の事業内容は「流動性が低下している不動産の買取再販事業及びコンサルティング等の不動産関連事業」で、東証グロース上場の中型案件(想定時価総額86.7億円、吸収金額21.0億円)です。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

※プロ投資家のみが取引できる、TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)市場からの鞍替えです。

AlbaLinkのホームページ画像
成長性 割安性
◎ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 AlbaLink[アルバリンク](5537) 【東証グロース】
会社URL https://albalink.co.jp/
会社設立 2011年1月(14年目)
主幹事証券 野村證券
その他
狙い目証券会社
SMBC日興証券(副幹事)SBI証券松井証券三菱UFJ eスマート証券(?)

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 1,060円
仮条件? 未発表
公募価格? 未発表
初値予想(独自) 1,060円 ~ 1,400円(11月11日時点)
初値? -

・想定価格1,060円に対して、PER22.94倍、PBR9.1倍、配当利回り-%
※直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。
1株あたり純利益46.2円、1株あたり純資産116.4円、1株あたり配当金-円

IPOスケジュール

抽選申込期間? 11月28日(金)~12月3日(水)
当選発表日? 12月4日(木)
購入申込期間? 12月5日(金)~12月10日(水)
上場日? 12月15日(月)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 50,000株
売出株数(OA含む)? 1,929,100株
当選株数合計 1,979,100株

・当選株数は1,979,100株。売買単位が100株なので、当たりは計19,791枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 野村證券 -% -株 -枚 -枚
幹事 SMBC日興証券 -% -株 -枚 -枚
三菱UFJ
モルガン・
スタンレー証券
-% -株 -枚 -枚
ちばぎん証券 -% -株 -枚 -枚
SBI証券 -% -株 -枚 -枚
松井証券 -% -株 -枚 -枚

※「割当率」や「当選本数」などの数字は、公募価格決定時付近に発表。
SMBC日興証券(副幹事)SBI証券松井証券から当選のチャンス。
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事なので、後から三菱UFJ eスマート証券の取り扱いも発表される可能性があります。

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
河田憲二(社長) 77.13% 180日間
内木場隼 18.2% 90日間
井口亮 1.06% 180日間
上総尚吾 1.01% 180日間
行田耕介 0.98% 180日間
仲川周 0.48% 180日間
大友裕樹 0.11% 180日間
小野瀬晃祐 0.11% 180日間
原正行 0.11% 180日間
原裕太郎 0.11% 180日間

企業業績のデータ(5年分)

⇒AlbaLinkの有価証券届出書 [PDF]

 2020年
12月
2021年
12月
2022年
12月
2023年
12月
2024年
12月
売上高(百万円)? 1,123 886 1,339 2,995 5,440
経常利益(百万円)? 188 55 156 399 522
当期純利益(百万円)? 144 29 104 283 378
純資産額(百万円)? 116 145 250 532 910
1株あたりの純資産額(円)? 581,947 725,961 12,438 66 114
1株あたりの純利益(円)? 720,559 144,015 5,178 35 47
自己資本比率(%)? 24.6 22.2 16.5 25.7 34.4
自己資本利益率(%)? 391.3 22.0 52.6 72.4 52.5

※2022年12月期以降、株式1株につき100株の分割、2023年12月期以降、株式1株につき400株の分割を反映
・2025年12月期は第3四半期時点で売上高5,037百万円、経常利益518百万円を達成しています。IPOで得た資金は人件費に充てる予定です。

管理人からのコメント

 AlbaLink[アルバリンク](5537)は、「流動性が低下している不動産の買取再販事業及びコンサルティング等の不動産関連事業」を主な事業としています。「空き家をゼロにする」というミッションを掲げ、空き家や訳あり物件を買い取り、リフォームなどで再生しています。再生した物件は、民泊として活用したり、投資家に賃貸物件として販売したりすることで、不動産の再流通を促しています。オンラインでも取引可能ですが、実店舗の出店も進めています。2025年11月現在、全国に19店舗出店しており、今後は2028年をめどに全国47都道府県への展開を目指すとしています。

 直近の業績を見ると、売上も利益もしっかり伸びています。会社発表の業績予想を見ると、2025年12月期は売り上げが前年比+51.3%の8,232百万円、経常利益が前年比+127.6%の1,258百万円となっており、増収増益の見込みです。

 公開株数はそれほど多くなく、主要株主に解除条件のないロックアップがかかっているため、供給はまずまず絞れています。大きな期待は持てませんが、公募割れの可能性は低そうです。総合的に判断して、初値は小幅な上昇にとどまると予想します。

 ネット証券では、SMBC日興証券(副幹事)SBI証券松井証券から申し込み可能となっています。

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