テクノロジーズ(5248)

 テクノロジーズの事業内容は「映像ソフトウェア制作、AIなどデジタル技術に関連したシステム開発、人材派遣会社向け業務管理システムの提供」で、東証グロース上場の小型案件(想定時価総額25.8億円、吸収金額7.6億円)です。 統計的に初値の上がりやすい「SaaS(ASP)関連」、「想定価格が1,000円以下」の案件です。さらに、今回は年明け最初のIPOというプレミアムがついており、ご祝儀買いが入ることも期待できます。

テクノロジーズのホームページ画像
成長性 割安性
○ △
話題性 総合評価?
○ C

基本情報

会社名 テクノロジーズ(5248) 【東証グロース】
会社URL https://technologies-group.co.jp/
会社設立 2014年8月(9年目)
主幹事証券 東洋証券
その他
狙い目証券会社
SBI証券(副幹事)、マネックス証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券DMM株

IPO価格情報・初値予想(独自)

想定価格? 950円
仮条件? 900円 ~ 1,000円
公募価格? 1,000円
初値予想(独自) 1,500円 ~ 2,300円(12月16日時点)
初値? 3,650円 (公募価格比+2,650円 +265.0%)

・想定価格950円に対して、PER31.75倍、PBR4.2倍、配当利回り-
(直近期末の決算数値をもとに、IPOによる調達資金と新規発行株数を考慮して計算しています。 1株あたり利益29.9円、1株あたり純資産226.0円、1株あたり配当金-円。)

IPOスケジュール

抽選申込期間? 1月11日(水)~1月17日(火)
当選発表日? 1月18日(水)
購入申込期間? 1月19日(木)~1月24日(火)
上場日? 1月26日(木)

※証券会社によって、スケジュールが異なることがあるので、必ず確認してください。

IPO当選株数

公募株数? 300,000株
売出株数(OA含む)? 505,000株
当選株数合計 805,000株

・当選株数は805,000株。売買単位が100株なので、当たりは計8,050枚
・当選本数は一般的で、普通の当たりやすさの部類に入る。

幹事証券リスト(管理人独自予想あり)

  証券会社名 割当率? 割当株数 ? 当選本数
(枚) ?
完全抽選本数
(予想) ?
主幹事 東洋証券 85.22% 686,000株 6,860枚 0枚
幹事 SBI証券 5.22% 42,000株 420枚 189枚
東海東京証券 1.74% 14,000株 140枚 14枚
マネックス証券 1.74% 14,000株 140枚 140枚
楽天証券 1.74% 14,000株 140枚 140枚
極東証券 0.87% 7,000株 70枚 0枚
松井証券 0.87% 7,000株 70枚 49枚
岩井コスモ証券 0.87% 7,000株 70枚 7枚
水戸証券 0.87% 7,000株 70枚 0枚
あかつき証券 0.87% 7,000株 70枚 0枚

SBI証券(副幹事)、マネックス証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券から当選のチャンス。
・その他、DMM株から申し込み可能となりました。(1月4日追記)

株主構成、ロックアップなど?

株主名 比率 ロック
アップ
良原 広樹(社長) 60.01% 180日間
石原 慎也 13.16% 180日間
伊藤 繁三 9.59% 90日間
畠山 学 9.47% 180日間
(株)エコ革 6.41% 180日間
宮内 駿 1.36%  

 

企業業績のデータ(5年分)

  2018年
5月
2019年
5月
2020年
1月
2021年
1月
2022年
1月
売上高(百万円)? 25 37 9 785 789
経常利益(百万円)? △54 △99 △36 23 61
当期純利益(百万円)? △54 △100 △36 29 81
純資産額 (百万円)? 8 △92 198 277 357
1株あたりの純資産額(円)? 805 △9,363 17,342 115 148
1株あたりの純利益(円)? △5,560 △10,168 △3,543 13 34
自己資本比率(%)? 4.8 △181.7 79.4 52.7 60.6
自己資本利益率(%)? - - - 15.7 25.6

※2020年1月期まで単独決算。2021年1月期から連結決算。
※2021年1月期以降、株式1株につき200株の分割を反映。
・2023年1月期は、第3四半期時点で売上780百万円、経常利益115百万円を達成しています。IPOで得た資金は、採用費および人件費、広告宣伝費および販売促進費、残額が生じた場合は、将来における事業拡大に寄与する成長資金に充てる予定です。

管理人からのコメント

 テクノロジーズ(5248)、エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発、システム・アプリケーション開発をおこなう「ITソリューション事業」、人材派遣会社向け業務管理システム「jobs」、営業組織支援ツール「Circle」の開発・提供をおこなう「SaaS事業」を展開しています。

 2021年にjobsの売上を急拡大させたことで、世界最大の会計事務所であるデロイトトーマツグループのテクノロジー企業成長率ランキング「2021年 日本テクノロジー Fast 50」を受賞しています。2022年1月期は売上の伸びが鈍化しましたが、2023年1月期は第3四半期で時点で、売上780百万円、経常利益115百万円を達成しており、再び拡大しています。

 公開株数はふつうですが、想定価格は低く、小型IPOになります。また、大株主には期間でロックアップがかかっており、需給環境はかなり良いと言えます(大株主の宮内駿氏は、保有株を全株売り出します)。加えて、2023年初のIPOとなりますので、ご祝儀買いが入りやすく、株価は上がりやすくなっています。総合的に見て、初値はそれなりに上昇すると予想します。

 ネット証券では、SBI証券(副幹事)、マネックス証券楽天証券松井証券岩井コスモ証券DMM株から申し込み可能となっています。

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